私が今期、新宿のチャプターで会長を務めるEO(Entrepreneur Organisation)のChina Eastチャプターのメンバー14名が、弊社宮城工場を視察に来て下さいました!のアイキャッチ画像
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私が今期、新宿のチャプターで会長を務めるEO(Entrepreneur Organisation)のChina Eastチャプターのメンバー14名が、弊社宮城工場を視察に来て下さいました!

私が今期、新宿のチャプターで会長を務めるEO(Entrepreneur Organisation)のChina Eastチャプターのメンバー14名が、弊社宮城工場を視察に来て下さいました!

North Japan(東北)チャプターが、彼らを東北視察ツアーに招待した際、「なぜ日本には長寿企業が多いのか?」のテーマで訪問したいとの依頼があったとのこと。そこで、今年100周年を迎えた弊社にお声がけ頂きました。さらっと会社説明をと思いましたが、想像以上に、熱意ある本気の質問を数多くぶつけて下さり、中国の若手経営者のレベルの高さを実感させて頂きました。

私が力を込めてお伝えした、日本に長寿企業が多い理由の仮説は、「婿養子制度」の存在です。弊社も2代目の祖父、3代目の父が婿養子。私が祖父と父の関係を見るに、祖父が自分に足りないものを持っていると父を見定め、事前にビジョンを共有した上で家に入って貰っているので、実の親子以上に互いに尊敬と感謝を持っていたと思います。そして、互いに足りない部分を補い合う強力なタッグを形成し、大きく会社を伸ばしました。

かつての日本のファミリー企業においては、実の息子がボンクラのボンボンだった場合、外から優秀な婿養子を取りました。その相手は、娘が選ぶのではなく、社長である父親が選んでいました。場合によっては、自社のエースを娘の婿に取って後継者にしているケースも多かったようです。その結果、私の祖父と父のような関係が形成され易かったのでしょう。最近は、娘と恋愛結婚した男を婿養子にという流れになり、能力の見極めと関係の構築が不十分で、この制度が機能しなくなって来てしまったのだと思っています。

この制度が機能していたときには、実子の長男に生まれても、父親に能力やビジョン共有を認められなければ、姉妹に婿養子を取られて、後継者にして貰えないリスクが常にあったと思います。その結果、実子の長男達は、後を継ぎたければ、能力を高め、父親のビジョンを理解する必要があり、必死に努力したのだと思います。

こんな話を語りましたら、かなり盛り上がりました!一応、口々に、とても良い話が聞けたと言って頂けたので、とりあえずヨシとしようと思います(^^)

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