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スーツの袖の正しい長さとは?シャツの袖の見え方は?袖丈が合わないときの調節方法も紹介!

S・I様

投稿日
最終更新日
この記事の内容は、
2022年5月17日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(710日)

静岡パルコ5階の「オーダースーツSADA」です。

本日は 当店でスーツをお仕立て頂きました、

S・I様をご紹介します。

★お客様コレクション★

お選び頂いた生地は、ブルー・ストライプ柄で、

ストレッチ性があり、防シワ加工も備えている高級素材。

上着のデザインは、3釦段返りでフックベント、

袖口は本開きの本格的仕様です。

さらに、ベストもお作り頂きましたので、

お洒落感溢れる一着となりました。

サイズ感も程よくフィットしていました。

記念の一着として、末永くご愛用頂けますと幸いです。

S・I様  写真撮影にご協力頂きありがとうございました。

さて今回、お客様には袖口のデザインが本格的なスーツをお仕立てさせていただきました。

皆さん、「スーツの袖」と「シャツの袖」の長さってどの程度が良いか知っていますか?

今回はそんな「袖」について解説いたします。

袖口の見え方は、スーツ全体の見た目に大きく影響します。

ぜひ普段の着こなしやスーツを仕立てる際の参考にしてください。

スーツの袖の正しい長さ

スーツの袖の長さは、「袖口から親指まで12㎝前後」を基準に合わせましょう。

ただし、身長によって腕の長さは若干変わります。

身長170㎝ほどの人であれば11㎝、180㎝ほどの人であれば13㎝ほどです。

もちろん個人差もあるので、この基準にこだわらずしっかり採寸した値から調整しましょう。

「袖丈」の意味するところとは

意外と勘違いしている人が多いですが、スーツやシャツの「袖丈」とは「ジャケットの肩から袖口までの長さ」のことです。

指先から袖口までの長さをイメージしている方が多いので、これを機にぜひ覚えておいてください。

袖丈によって、スーツの袖口の見え方が変わってきます。

袖丈はスーツを上手に、かつ魅力的に着こなすために重要なポイントです。

しっかりと自分に合った袖丈のスーツを選んでくださいね。

袖丈は後から調整できる?

結論から言うと、袖丈は後からでも調整できます。

購入した店舗にお願いするか、お直し専門店に依頼すればOKです。

中には、クリーニング店でクリーニングのついでにお直ししてくれることもあります。

購入した店舗であれば無料で対応してくれる場合もあるので、まずはそちらに持ち込んでみましょう。

なお、袖丈は短くすることはできますが、長くすることは基本的にできません。

ただし一度袖丈を短く調整していて、袖の裏側に詰めた袖がある場合は長くできる可能性があります。

いずれの場合も、まずは購入店に持ち込んでみましょう!

袖の長さが合っていないとどう見える?

袖の長さが合っていないと、見た人に良くない印象を与えてしまう可能性があります。

短すぎるとき・長すぎるときに分けて、どのような印象に見えるか解説します。

袖丈が短すぎるとき:カジュアルな印象に!

袖丈は短いほどカジュアルな服装に見えます。

社内でプレゼンをする際や、お客さん先で袖丈の短いカジュアルなスーツを着ていたら信頼性を損ねてしまいますよね。

最初からカジュアルな着こなしをする目的で仕立てるなら短めでもいいですが、ビジネスシーンで着るならピッタリの袖丈に仕立ててくださいね。

袖丈が長すぎるとき:だらしない印象に!

袖丈が長いとだらしない印象を与えてしまいます。

特に、シャツが見えないほどスーツの袖丈が長いと印象は最悪です。

スーツの袖口からは、シャツが1.0㎝~1.5㎝ほど見えるのが基本の着こなし。

シャツが全く見えないと、服装に気を遣っていない適当な人だと思われかねません。

袖丈が長いのはカジュアルなシーンでもあまり印象が良くないので、袖丈が長いことは絶対に避けた方がいいですね。

左右の腕の長さが違うことも!

左右の腕の長さが違い、「右の袖はピッタリだけど左はシャツが隠れる」というケースは少なくありません。

真偽のほどは定かではないですが、実に97%もの人が左右の腕の長さが違うとの情報もあります。

既製品のスーツでやりがちなのが、片腕だけ採寸してその長さで袖丈を詰めてしまうケース。

片腕の袖が合わず、再度の調節で二度手間になってしまったり、場合によっては別料金がかかってしまったりということもありえます。

そのため、左右の袖丈を個別で採寸して調節するようにしてください。

ちなみに、オーダースーツの場合は全身を細かに採寸して、1人1人に合った形でパターンを起こします。

体のどこかでサイズがおかしいということもないので、初めての着用から完璧なサイズ感を求めるならぜひオーダースーツを仕立ててみましょう。

シャツの見え方も重要

シャツは、腕を下ろした状態でスーツの袖口から1.0㎝~1.5㎝ほど見えているのがベストな見た目です。

このスタイルは完全に定着しているので、シャツの袖がスーツに完全に隠れてしまうのだけは絶対に避けましょう。

ちなみに、シャツをスーツからはみ出させるのには、見た目以外のちゃんとした理由があります。

シャツの袖をはみ出させる理由

一般にシャツは洗濯が容易で、スーツは頻繁には洗濯できません。

スーツの文化が始まった19世紀の頃は、そもそもスーツは普通に洗濯できないのが基本でした。

頻繁に洗えるシャツの袖が汚れ、洗濯できないスーツの袖は汚れないようにする意味でこのスタイルが始まったのです。

実際、スーツの袖が汚れてしまうとそこから生地が劣化していき、最終的には袖口がボロボロになり着られなくなってしまうでしょう。

スーツを長持ちさせるという意味でも、シャツの袖の見え方は気を付けた方がいいですね。

シャツの袖丈が合わない場合の調節法

既製品を購入した場合、シャツの袖丈が合わないことがあるでしょう。

「首回りはピッタリなのに、袖丈が長すぎ…」ということも少なくありません。

そこで、シャツの袖丈が合わないときの調節方法を3つ解説していきます。

シャツのボタンで調節する

シャツの袖にあるボタンで袖口の位置を手首で固定できます。

シャツの袖にはボタンとボタンの穴がいくつかついていますね。

これを使って、袖を手首で固定できる幅になるようボタンを留めましょう。

ぴったり手首で固定できる幅になる位置のボタンがあれば、これで袖の見え方が良くなります。

すべてのシャツで簡単にできる方法ですので、まずはこちらを試してみてください。

「シャツガーター」で調節する

袖丈を合わせるのに便利な「シャツガーター」というアイテムがあります。

シャツガーターとは太もものあたりにベルトをつけ、そこから上に伸びる留め具でシャツのフロントを固定し引っ張るアイテムです。

シャツ全体が引っ張られるので、袖丈が必然的に短くなります。

短くなりすぎないよう長さの調節も可能です。

シャツガーターは袖丈の調整だけでなく、シャツ全体のシワが付きづらくなる効果もあります。

ただし、あまり引っ張りすぎると肩や腕が窮屈になり、動かしづらくなってしまうので注意しましょう。

「アームバンド」で固定する

シャツの上から巻いてシャツの袖を固定できる「アームバンド」というアイテムもあります。

アームバンドを使えば、自由な位置での袖丈調節が可能です。

「バンドだと苦しそう…」というイメージを持つ方も少なくないですが、締め付け度合いも調節できるので問題ありません。

スーツスタイルでシャツの袖丈を調節するのはもちろん、日常で袖をまくって固定したい時にも使えます。

比較的安価に購入できるので、1つ持っておくと便利なアイテムです。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

 オーダースーツSADAは、これまでに累計5,000,000点以上のスーツを仕立てているオーダースーツブランドです。

オーダースーツSADAでは、初回お試し19,800円(税込21,780円:2022年10月現在)からスーツをお仕立ていたします。

皆さんお一人おひとりを細かく採寸し、個別にパターンを書き起こしてスーツを仕立てています。

袖丈など、あなたの身体にバッチリ合ったスーツがお仕立てできますよ。

また、オーダーシャツにも6,900円(税込7,590円:2022年10月現在)で対応いたします。

スーツからシャツまで、全身あなたのジャストサイズで揃えてみてくださいね。

ぜひオーダースーツSADAへ、ご来店予約をお待ちしております。

メタディスクリプション

スーツの袖丈の長さや、シャツの袖の見え方はスーツスタイルにおいて非常に重要です。袖が長すぎても短すぎても良くない印象を与えてしまいます。袖丈が合わないときは道具を使って袖丈を調整する方法もあります。

3釦段返り フックベント

生地素材
  • ブルー・ストライプ柄
  • ストレッチ性
  • 防シワ加工
裏地
ボタン
オプションその他
  • 本開き
担当スタイリスト