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スーツ選びは体型のサイズに合っていることが必須!体型別のスーツ選びのポイントを紹介します

K.H様

投稿日
最終更新日
この記事の内容は、
2022年7月24日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(614日)

街中には多くのスーツスタイルの方を見かけますが、「似合う人」と「似合っていない人」の特徴をご存じでしょうか。サイズ選びを間違わなければ、「スーツが似合う人」になれます。今回は体型別のスーツ選びに注目し、部位ごとのチェックポイントと共にご紹介します。

普段あまりスーツを着る機会がないそうですが、いざという時の為にお仕立て頂きました。

逆三角形の鍛え上げられた肉体で、既製品では合わないとのこと。

スポーツマン体型のガッシリした胸周りに合わせつつ、ウエスト周りは絞ったシルエットに仕上げています。

スラックスももちろん細身で。

この辺りはまさにオーダースーツならではのシルエットです。

グレーのチェックのスーツに、裏地も同系色のキュプラドット柄を。

ボタンも水牛をお選び頂きましたので、高級感のある雰囲気に仕上がりましたね。

この度は撮影に快くご協力いただきありがとうございます。

またのご来店お待ちしております。

体型に合ったスーツを選ぼう

 

スーツは本来、体型やサイズに合っていれば多くの方に似合う装いです。体型に合ったスーツは着心地もよく快適に過ごせます。体型に合ったスーツは見た目や第一印象も良く、ビジネスシーンでは有利に作用することも期待できます。

体型に合うスーツ選びが重要な一方で、「余裕を見て大きめのサイズを購入しよう」「少しの違和感はそのうち慣れる」と考えるかもしれません。これでは見る人にだらしない印象を与えてしまうので気を付けましょう。

スーツを選ぶときのポイント

体型に合ったスーツ選びが重要な理由をお伝えしたところで、実際にスーツ選びを行う際のポイントをアイテム別に見ていきます。

基本のスーツサイズをおさらい

スーツについて、流通している多くはJIS(日本産業規格)に基づいた「体型区分」のほか、「身長区分」や号数、SMLなどのサイズ展開です。

・体型区分

胸囲(チェスト)とウェストのサイズ差によって7つの体型に分類します。

基準体型体型区分チェストとウエストの寸法差
細身体型Y体16cm
YA体(Sサイズ相当)14cm
標準体型A体(Mサイズ相当)12cm
がっちり体型AB体(Lサイズ相当)10cm
ふっくら・ゆとり体型BB体6cm
ゆったり体型BE体(LLサイズ相当)4cm
ぽっちゃり・全体的に大きい体型E体0cm

上記のサイズに加え、「AB4号」などアルファベットに続く号数は4号(165cm)から号数が増えるごとに目安の身長は5cmずつ高くなります。

【各体型に共通】スーツのジャケット編

続いて、見た目の印象を大きく左右する「ジャケット」は、各ポイントに沿ってジャケットを選ぶだけでも、着心地や相手への印象は良くなるでしょう。

ジャケット選びのポイント

・肩は体にフィットし、胸元の襟は浮かず身体のラインに沿っているか

・背面には目立つシワがなく、約1~1.5cm程度上部からシャツが見えるか

・ウェストは、ボタンを閉めた状態で内側にこぶしひとつ入るか

・袖口からは約1~1.5cmシャツが見えるか

・着丈は尻が丁度隠れ、腰から裾にかけてのベントは自然と閉じているか

【各体型に共通】ワイシャツ編 

ワイシャツを選ぶ際は、どの体系にも共通し品質表示タグにある「衿回り」と「衿丈」が基準です。参考までに、市販されている製品のサイズをまとめてみました。実際の首回りを測る場合、実寸より3cm足したサイズが目安です。

衿回り(cm)サイズ
36~37cmS
38~39cmM
40~41cmL
42~43cmLL
44~45cm3L
46~47cm4L
48~49cm5L
50~51cm6L

【各体型に共通】スラックス編 

スーツのスラックス(パンツ)は、購入後にウェストがお直しも可能なのが特徴です。

スラックス選びのポイント

・ウエストは横ジワがなく、ボタンを閉めた状態で手のひらが内側に入るか

・後ろ側のポケットには広がりや浮きがないか

・太ももはセンターラインを確認でき、たるみジワがないか

・ベルトを締めた状態で、裾は足の甲に軽くかかるか

やせ体型に合うスーツの選び方

やせ体型の方は貧相な印象を与えてしまったり、スーツが似合わないと感じている方も少なくないようです。ネガティブになりやすい印象も、スーツの選び方次第で充分に挽回できます。 

【やせ体型】スーツ選びのポイント

やせ体型や華奢な方は、体型を気にして大きめのサイズを選ぼうとされる方もいます。しかし、大きめのサイズはだらしなく見えるので気を付けましょう。

やせ体型のスーツ選びのポイント

・ジャケットは肩パッドやチェスト(胸)の芯が厚い仕立てを選ぶ

・「ブリティッシュスーツ」と呼ばれ、縫製がしっかりとしたスーツを選ぶ

・膨張色や外側にかけて柄が広がる「ウィンドペーン」と相性が良い

・「ナローラペル」とよばれ、衿巾の狭いものを選ぶ

細めシルエットや大きめのスーツは要注意 

やせ体型の方は着られるスーツや衣服の幅が広いように見えますが、「着られる=似合う」ではありません。やせ体型の方は、以下の点に注意しましょう。

やせ体型のスーツ選びの注意点

・腕や足、ウェストのラインが強調されないか

・ワンサイズ大きめのスーツではなく、丁度よいサイズのスーツを選ぶ

ぽっちゃり体型に合うスーツの選び方 

お腹周りや太っていることを気にされている方は、体型に合うスーツ選びに苦労したり、スーツが似合わないと決めつけてしまうこともあるようです。しかし、ぽっちゃり体型の方でもサイズの合うスーツを選ぶことで、快適で着心地も良いスーツの着こなしが可能です。

【ぽっちゃり体型】スーツ選びのポイント

ぽっちゃり体型の方は、スーツの着心地や動作にも違和感を感じる方も少なくないようです。体型が気になる方も、いくつかのポイントを意識するとかっこよくスーツを着こなせます。

ぽっちゃり体型のスーツ選びのポイント

・「ノータック」のスラックスを選び、すっきりとしたラインをつくる

・ぽっちゃりを「威厳」に変えてくれるダブルスーツと相性が良い

・「アメトラスタイル」で体格の良さを引き立てると良い

・色は濃い目のネイビー(紺)、チャコールグレーおすすめ

ぽっちゃり体型の方向けの注意点

ぽっちゃり体型を気にし、体型をごまかすようなスーツ選びは避けましょう。日常生活に改善すべき点があるにせよ、ぽっちゃり体型も本人の「個性」です。

ぽっちゃり体型のスーツ選びの注意点

・ジャケットの着丈は長すぎず、親指丈に揃えられているか

・胸まわりはボタンを閉めた状態で拳ひとつ分入るゆとりがあるか

・スラックスは軽く左右につまめ、スムーズに屈伸できるか

がっしり体型に合うスーツの選び方

スポーツをされている方、肩幅が広くがっしりとした上半身の方も、スーツ選びにお悩みをお持ちのようです。がっしり体型の方のポイントは「ぽっちゃり体型」と一部共通するので、併せて参考にしてみてください。

【がっしり体型】スーツ選びのポイント 

スーツは元々、がっしり体型の方を想定して作られていた経緯もあり、ポイントをおさえれば体型の良さを引き立ててくれます。

がっしり体型のスーツ選びのポイント

・肩や胸回りにボリュームがあるなら、肩口にギャザーの入った「雨降らし袖」を選ぶ

・首と比較し顔が大きいなら、パッドが薄いナチュラルショルダーを選ぶ

・上半身が逆三角形なら、太めのラペルで全身のバランスを取る

・「イタリアンスタイル」とよばれ、肩幅を活かしたスーツと相性が良い

【がっしり体型】機能性スーツと相性〇

先述したぽっちゃり体型の方とがっしり体型の方にこそおすすめなのが、「機能性スーツ」です。伸縮性に優れた素材のジャケットは、肩やひじ回りの動作もスムーズです。

スラックスに関しても立ち上がりや屈伸にも窮屈さはなく、デスクワークや外回りも快適です。ウォッシャブルタイプならば、自宅の洗濯機でも洗えます。日々の扱いも楽なので、スーツを選ぶ際の候補にしてみてください。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

「オーダースーツSADA」は、高品質で良心的な価格を実現したオーダースーツ専門店です。最良の1着をお客様に提供するため、生地の仕入れから縫製までワンストップの体制で行っています。

スーツは自分の体型に合わせて選ぶことで、優れた着心地と着る人の魅力を引き立ててくれます。体型に合ったスーツ選びで迷った方や、こだわりの一着を手に入れたい方はぜひ公式サイトから来店予約の上、店舗にお越しください。

2ボタン シングルスーツ

生地素材
  • グレー チェック
裏地
  • キュプラ ドット柄
ボタン
  • 水牛
オプションその他
担当スタイリスト