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フォーマルスーツとは?着こなし方や選び方をビジネススーツとの違いとともに解説

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年7月30日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(635日)

結婚式や葬式など、フォーマルな場ではどのような服装で参加すればいいのか、迷われる方も多いのではないでしょうか。冠婚葬祭や式典などのシーンでは、フォーマルスーツを着るのが基本です。この記事では、フォーマルスーツの種類や着こなし方、選び方などについてビジネススーツの違いとともに解説していきます。フォーマルな場での服装選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

こんにちは、神戸三宮店です。

本日は、お客様の素敵なスーツをご紹介いたします。

フォーマル用のブラックスーツをお作りさせていただきました。

タイト過ぎずお身体に合ったサイズ感になったかと思われます。

この度は、ご来店&撮影のご協力、誠にありがとうございます。

またのご来店、こころよりお待ちしております。

フォーマルスーツとは

結婚式や葬式、セレモニーなどの式典の場では、礼服としてその場にふさわしい服装が必要です。そのため、結婚式などの冠婚葬祭の場では、原則としてフォーマルスーツを着るのがマナーです。フォーマルスーツには、以下のような種類があります。

・モーニングコート

・イブニングコート

・タキシード

・ブラックスーツ

・ダークスーツ

なお一般的にスーツとは、ジャケットとパンツがセットのものを指します。モーニングコートやイブニングコートは、ジャケットとパンツがセットでないものもあるため、正式には「フォーマルスーツ」ではなく、「フォーマルウェア」という扱いです。

フォーマルスーツとビジネススーツの違い

ビジネススーツは、文字通り仕事で着るスーツです。一方のフォーマルスーツは、式典や冠婚葬祭など、シーンや参加する立場に従った装いが求められる場で着ます。ビジネススーツとフォーマルスーツでは、主に以下の3つの違いがあります。

生地の色が違う

フォーマルスーツとビジネススーツでは、生地の色が違います。同じ黒のスーツでも、ビジネススーツの黒は薄めかややグレーがかっている黒色です。一方フォーマルスーツの黒は、「漆黒」と呼ばれる濃い黒色が使われています。

生地の素材が違う

ビジネススーツとフォーマルスーツでは、生地の素材も異なります。フォーマルスーツの生地には、上質なウール素材で仕立てられているものが多い傾向です。そのため、ビジネススーツに比べ光沢があり、上品な素材に見えます。

デザインが違う

ジャケットのデザインにも違いがあります。一般的に、ビジネススーツの場合はラペル(下襟)に「AMFステッチ」と呼ばれる縫い目が入れられています。これに対し、フォーマルスーツにはこの縫い目はあまり入れられていません。

フォーマルスーツの種類

フォーマルスーツには、「正礼装」「準礼装」「略礼装」の3種類があり、それぞれ格式の高さが異なります。以下にフォーマルスーツを3種類解説していくので、マナー違反とならないよう確認しておきましょう。

正礼装

正礼装は「最も格式の高い場」で着るフォーマルスーツです。「最も格式の高い場」が指しているのは、内閣総理大臣の就任式や公式の式典などが該当します。身近なシーンでは、伝統のある結婚式で新郎や新郎新婦の父親や、葬式や告別式での喪主が着るスーツです。正礼装はさらにいくつかの種類に分かれています。

・モーニングコート

モーニングコートは、昼間に着る最も格式高いフォーマルスーツです。ジャケットの後ろの裾が斜めに長いデザインなのが特徴といえます。イメージとして、テレビのニュースなどで大臣就任式に見かけるよう、グレーのストライプのパンツを合わせるのが一般的です。

・イブニングコート

イブニングコートは、夜間に着る最も格式の高いフォーマルスーツです。ジャケットの後ろの裾が、つばめの尾のように長く左右に分かれていることから「燕尾服(えんびふく)」とも呼ばれます。パンツのサイドには絹緑の側章が施されており、白のベストと蝶ネクタイを合わせるのが一般的です。

・タキシード

タキシードはイブニングコートの裾の部分をなくし、シンプルにした正装のフォーマルスーツです。夜間の正礼装として、イブニングコートの代わりにタキシードを着ることも増えてきました。タキシードは黒の蝶ネクタイにベストを着るか、カマーバンドと呼ばれる飾り帯を腹部に巻くスタイルとなります。

準礼装

結婚式や披露宴などに主賓として招かれたときなど、正礼装の次に改まった場で着るのが準礼装(セミフォーマル)です。代表的な準礼装である「ディレクターズスーツ」は、モーニングコートを一般的なジャケット位の丈まで短くしたデザインです。コーディネートとして黒のジャケットに、黒とグレーのストライプのパンツを合わせます。

略礼装

礼服のなかで最も格式が低いのが略礼装で、「ブラックスーツ」とも呼ばれます。結婚式や披露宴などに友人や同僚として招かれた場合は略礼装がふさわしいです。昼夜問わないため、急に着ることも想定し一着は持っておきたいフォーマルスーツです。

略礼装について、冠婚葬祭用で着る礼服を想定し「ブラックスーツ」、ビジネスシーンや結婚式、お子様の入学式や卒業式への参加を想定した「ダークスーツ」と分けることもあるので覚えておきましょう。

フォーマルスーツの選び方

フォーマルスーツは、格式の高い場で着るスーツです。ここではフォーマルスーツの正しい選び方を解説します。

適度なサイズでオーソドックスなスタイルを選ぶ

フォーマルスーツは、ビジネススーツのように毎日着たり、頻繁に買いかえるものではありません。値段の高いものである必要はないのでタイトすぎるサイズは避け、長く着られるようなスーツを選びましょう。こだわりは細部にとどめ、コーディネートとして組み合わせる小物でアクセントをつけるのがポイントです。

オールシーズンに対応したスーツを選ぶ

着る頻度を考えると、フォーマルスーツを何着も持っているという方は多くないでしょう。もしフォーマルスーツを最初の一着として選ぶ場合、季節を問わず着られるオールシーズン用を選ぶのがコツです。いつ着る機会が訪れたとしても、オールシーズン対応ならば暑さや寒さが気になりにくいメリットがあります。

フォーマルスーツのシーン別の着こなし方

フォーマルスーツは、シーンにより着こなし方が異なります。ここでは、シーン別のフォーマルスーツの着こなし方を解説します。気づかないうちにマナー違反とならないよう、確かめておきましょう。

結婚式での着こなし方

結婚式でのフォーマルスーツは、参加する立場が主催者側なのか、ゲスト側かで着こなしが異なります。まず新郎や新郎新婦の父親の場合、正礼装が一般的です。一方、親族や主賓、スピーチを頼まれている方の場合は、準礼装のディレクターズスーツになります。友人や同僚などゲストの場合は、略礼装であるブラックスーツもしくはダークスーツで参加しましょう。

結婚式のゲストとしてブラックスーツで参加する場合は、無地で白色のシャツを着用し、ネクタイは白かシルバーを選びましょう。結婚式の主役はあくまで新郎新婦です。主役より目立つことは避け、あまり派手な柄のものは選ばないのが大切です。

葬式での着こなし方

喪服としてのフォーマルスーツは、マナー違反とならないよう特に注意が必要です。亡くなった方の遺族や近しい親族であれば、正式なスタイルはモーニングコートとされます。しかし最近では、ブラックスーツを着る人も増えています。遺族や近しい親族以外の参列者として参加する場合は、ブラックスーツを着るのが基本です。シャツは白でネクタイは黒をつけ、靴は装飾や金具がついていない黒の革靴にしましょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

冠婚葬祭をはじめ、格式の高いシーンで着るフォーマルスーツは、オーダーで仕立てることをおすすめします。フォーマルなスタイルだからこそ、サイズが合っていることはもちろん「特別感」を感じさせるこだわりのスーツをおすすめします。

フォーマルスーツは、自分の体型に合ったものを選ぶことが大切です。オーダースーツSADAの経験豊富なスタッフが、お客様の体型に合った最適なスーツを提案してくれるでしょう。フォーマルスーツ選びに悩まれている方は、ぜひお近くのオーダースーツSADAの店舗まで足をお運びください。

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