パンツのタックってなに？タックパンツの魅力と、ワンタックパンツがおすすめの人も解説！
2022年8月2日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
（633日）
こんにちは！福島駅前店です(^^)/
お客様スーツコレクションのご紹介です。
ベスト付きの3ッ揃えスーツをお仕立て頂きました。
適度にゆとりを入れながら、スッキリとした仕上がりです(^^♪
パンツは最近流行りの1タックです！
とても素敵に着こなして頂きました。
撮影ご協力ありがとうございました。
またのご来店心よりお待ちしております。
ここからは、今回お仕立てしたようなパンツの「タック」についてご紹介いたします。
タックについて理解することで、自分の求める機能性に合ったパンツや、体形に合わせたパンツはどんなものか知ることができます！
ぜひ、タックについて知って自分に合ったパンツを仕立ててくださいね！
パンツの「タック」とは
そもそもパンツの「タック」とは、腰のあたりにあるヒダ状の部分のことです。
ヒダには、歩く・座るといった動作をする際に、必要な分だけ広がることでゆとりを持たせる効果があります！
動作にゆとりを持たせつつ、見た目をよく見せる効果もあるのがタックです。
タックについて理解することは、スーツを着こなしたり、自分に合ったスーツを仕立てたりするうえで重要なポイントです！
タックの種類
タックには主に以下の3つの種類があります。
l ノータック
l ワンタック
l ツータック
それぞれ大きく特徴や与える印象が違うので、詳しく解説していきます！
ノータック
ノータックパンツは、タックがないパンツです。
全体としてすっきりとまとまった見た目になりますが、ウエスト周りにゆとりがなく動きづらいというデメリットがあります。
しかし最近では、伸縮する素材を使ったチノパンなども登場し、デメリットを払拭しているのです。
また、ノータックパンツはどちらかと言えばカジュアルな印象を持たせるため、スーツ以外の用途で履いても合わせやすいというメリットもあります！
ワンタック
ワンタックパンツは、タックが左右に1本ずつ入っているパンツです。
近年、もっとも流行しているのはこのワンタックパンツです！
タックが1本あることで、動作にゆとりを持たせます。
一本だけであればダボダボには見えず、デザイン性もしっかり維持することが可能です。
タックが一本入った方が、かえって大人っぽく、フォーマルな雰囲気になります。
ノータックパンツのデメリットを解消し、かつフォーマルに仕上げたものがワンタックパンツと言えるでしょう！
ツータック
ツータックパンツは、タックが左右に2本ずつ入っているパンツです。
タックを2本入れることで、ワンタックパンツよりもさらに機能性を重視しています。
着用する人の体形やタックの深さによっては、ダボダボしてだらしない印象に見えてしまう可能性があり注意が必要です。
とはいえ機能性は抜群ですので、とてもよく動く職種の方に非常におすすめです！
おまけ：昔はスリータックもあった
左右にタックが3本ずつ入ったスリータックパンツも、1980年ごろに一時的に流行しました。
腰回りに大きなゆとりがあり、非常に高い機能性を誇りますが、個性が強いためにそもそも体格が大きめの方でないと違和感があるほどの見た目が特徴です。
現在はワンタックパンツが主流になり、ほとんど見られなくなってしまいました。
なぜスラックスにタックが入っているのか
スラックスにタックを入れる理由は、「機能性の向上」です。
近年では、タックが入ったスラックスが主流になってきました。
一昔前までは、タック入りとタックなしのスラックスが半々くらいの割合で混在していましたが、どうしてここまで変化したのでしょうか？
それには「オフィスカジュアル化」という背景がありました。
近年では、夏季に「クールビズ」を実施するなど、スーツを着るビジネスシーンにおいても機能性を重視する動きが高まっています。
タック入りのスラックスも、動きやすさという点で機能性を大きく向上します。
そのため、現代のビジネスシーンに適した格好であると人気が高まっているのです。
その中でも、「ワンタックパンツ」は、適度な機能性と安定性を誇り、近年高い人気があります。
ここからは、人気の高いワンタックパンツが向いている人について紹介していきます！
ワンタックパンツはどんな人に向いているの？
ワンタックパンツは、その機能性や見た目から以下のような人に向いています！
l フォーマルな着こなしがしたい人
l 適度な機能性を求める人
l がっちり体系、ウエストを細く見せたい人
l 体形がよく変わる人
それぞれ、向いている理由について解説していきます！
フォーマルな着こなしがしたい人
ノータックパンツがカジュアルに見えてしまうのに対して、ワンタックパンツはフォーマルな印象を与えることができます。
スラックスに1本入ったセンタープレスがしっかりしたフォーマルな印象を与えるのと同様に、1本のタックもフォーマルな印象を与えてくれるのです。
これがタック2本のツータックパンツになってしまうと、堅苦しい、高年ビジネスマンのイメージになってしまいます。
そのため、タックが一本のワンタックパンツを履けば、ビジネスシーンにおいて最も「ちょうどいいフォーマル感」を出してくれるでしょう！
適度な機能性を求める人
ワンタックパンツは、ノータックパンツと比較し腰回りにゆとりがあり、軽快な動作ができます。
動作に少しゆとりを持って仕事がしたい方は、ワンタックパンツを履きましょう！
ツータックパンツにするとより大きなゆとりを持つことができますが、見た目が大きく変わりダボついた印象になってしまいます。
そのため、「適度に」機能性を求める方は、ワンタックパンツが最もおすすめです！
がっちり体系で、ウエストを細く見せたい人
ワンタックパンツの1本のタックには、ウエストを少し細く見せる効果があります。
特にがっちり体系の方にはワンタックパンツがおすすめです！
ノータックパンツの場合、腰回り・太もものラインがはっきりと出てしまうため、筋肉や脂肪により大きく広がった見た目になってしまいます。
また、ツータックパンツの場合は、かえってダボつきすぎてウエストが大きく見えてしまう可能性があります。
そのため、がっちり体系の方がウエストを細く見せるためには、ワンタックパンツが最適でしょう！
体形がよく変わる人
ワンタックパンツは、体形の多少の変動にも対応できるのが魅力です！
ワンタックパンツは腰回りにゆとりがあるため、少し太ってしまったとしても問題なく着用出来ます。
先述したようにウエストも細く見えるため、体形が変わったこともあまり気付かれにくいです。
ゆとりを持たせつつ、体形の変化にも対応させたい方は、ワンタックパンツを用意しておきましょう！
「タック」と「センタープレス」の違い
タックはパンツの腰回りにあるヒダ状の部分のことを指し、センタープレスはその下にある腰～裾の間の折り目のことを指します。
タックは、パンツの機能性を向上するために、もともとスーツに施されたもので、取れることはありません。
対してセンタープレスは、デザインを向上するためにわざと折り目を付けています。
センタープレスは洗濯をすると取れることがあるので、自分でアイロンを使って付け直したり、クリーニングに出して折り目を付けてもらったりすることが必要です。
タックとセンタープレスは似て非なるものですので、それぞれ覚えておきましょう！
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは？
「オーダースーツSADA」は、全国展開するオーダースーツブランドです！
これまでに全国で500万着以上のスーツをお仕立てさせていただいています。
「オーダースーツSADA」のオーダースーツは、初回19,800円(税込21,780円)（※2022年9月時点）の圧倒的な低価格でスーツを製作いたします！
製作から1か月間は、無料で裾上げなどの直しにもご対応するため、安心してスーツオーダーをご依頼ください！
福島駅前店に限らず、どの店舗にも豊富なスーツのお仕立て経験のあるスタッフが在籍しています。
もちろん、今回ご紹介した「ワンタックパンツ」や、他のタック種類のパンツもお仕立て可能です！
機能・デザインなど、お客様のご要望に沿った形でご提案させていただきます！
ぜひ、「オーダースーツSADA」へご来店ください！
ご予約をお待ちしております！
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