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スーツの色としては珍しい「ブラウン」。お洒落に着こなすポイントとは?

T.S様

投稿日
最終更新日
この記事の内容は、
2021年9月28日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(912日)

スーツの代表的な色は「ブラック・ネイビー・グレー」を思い浮かべるかもしれません。ですが、今回取り上げる「ブラウン(茶色)」もスーツが引き立つおすすめの色です。着こなしが難しそうに感じるかもしれませんが、合わせる色や柄を選ばない万能色です。この記事では「ブラウンスーツ」の魅力を、おすすめのアイテムやシーンと併せてご紹介します。

いつもご利用ありがとうございます

この度は2着お仕立て頂きました!

無難なグレー無地のスーツと、チャレンジでブラウンスーツを選んで頂きました。

ブラウンスーツは初めてのご購入でしたので

ご覧頂くまで出来上がりを心配されていましたが、気に入って頂けて良かったです!

担当者としてとても光栄でした(^^♪

またのご来店をお待ちしております

担当者:奈良井

「ブラウンスーツ」その特徴と魅力とは

一言で「ブラウンスーツ」といっても、デザインや濃淡の違いでいくつかの種類があります。まずはブラウンスーツに共通する「特徴」や「魅力」をお伝えします。

特徴

「ブラウン」の色味は、自然界に存在する色をイメージさせる「アースカラー」に属する色です。アースカラーのスーツは比較的珍しいだけでなく、ブラウンの持つ温かみや安心感、シックで柔らかな印象を与えてくれるのが特徴です。

魅力

ブラウンスーツの魅力は大きく分けて4つあります。

(1)「落ち着いた」印象を与える

ブラウンはどこか洗練された、重厚感を感じさせる色です。そのため「落ち着きのある、信頼のおける人」という印象につながります。ビジネスシーンだけでなくプライベートにも使いやすい色です。

(2)緊張を和らげる「安心感」がある

ブラウンは暖色系なので、黒やグレーなどの寒色系に比べてぬくもりを感じさせる色です。相手に対して「優しいイメージ」を与え、着ている本人も穏やかで過ごせる魅力があります。

(3)濃淡や素材によって「年齢を問わず着られる」

ブラウンのスーツは年配の方が似合うイメージがあるかもしれませんが、色の濃淡次第で年齢を問わず着られます。ベージュに近い薄めのブラウンであれば、年齢が若い方にもなじむ色味でしょう。

(4)「コーディネートがしやすい」

ブラウンは暖色系・寒色系問わず、合わせる色味が豊富なのもポイントです。ブラウンスーツに合わせるネクタイの色が同系色だとクラシカルな印象となり、青や赤などはっきりした色でも自然となじみます。ブラウンスーツは年中楽しめますが、春夏ならばリネン素材も季節感を感じさせます。

ブラウンスーツにおすすめの柄

ブラウンスーツは、柄の有無や種類でも違う雰囲気を持っています。ブラウンスーツを着るシーンによっては、相手に与えたいイメージが異なるかもしれません。スーツの色は、与えたいイメージを基準に柄を選ぶ方法もおすすめです。ここからはブラウンが引き立つ柄とイメージの違いを紹介します。

ストライプ

ストライプのスーツは「スタイリッシュで華やか」なイメージです。直線ラインがシャープな印象を与えてくれるので、ビジネスシーンに向いています。ブラウン自体が、他の色に比べて地味な印象になりやすい分、華やかさや個性を演出したい時におすすめです。派手さを抑えたい場合、見る角度や光の当たり方で柄の見え方が異なる「シャドーストライプ」も良いでしょう。

チェック

カジュアルで親しみやすいイメージのチェック柄は、主に3つの種類に分かれています。

・シャドーチェック

シャドーストライプと似た構造です。「品の良さ・洗練さ」を感じるデザインとなっています。柄の主張も控えめなので、ビジネスシーンにも使いやすいです。

・ウィンドウペン

チェックの中でも、大きな格子柄が特徴の「ウィンドウペン」。カジュアルで親しみやすさを強く感じさせます。柄自体の主張が強いので、合わせる他のアイテムはシンプルなデザインや色味を選ぶとバランスがとれます。このほか「タータンチェック」なども、カジュアルなチェック柄となります。

・グレンチェック

「ハウンドトゥース(日本では千鳥格子)」と「ヘアライン(細い線で作られた縞柄)」という2つのチェックが組み合わさったデザインです。「上品さ・知性的」なイメージを与えてくれるので、シーンを問わず使えるのがポイントです。

無地

初めてのブラウンスーツでデザインも悩んでしまうなら、どんなシーンにも合わせやすい「無地」もおすすめです。柄の種類やデザインがある場合、シーンによって合わせにくい場こともあるかもしれません。無地であれば、カジュアル・ビジネスどちらのシーンにも対応します。何かアクセントが欲しい場合、シャツやネクタイに柄物を選ぶとバランスよくまとまります。

ブラウンスーツに合わせたいアイテム

ブラウンはどんな色にも合わせやすいとお伝えしましたが、更にブラウンの良さを引き立たせるおすすめのアイテムやコーディネートがあります。

シャツの色・デザイン

ブラウンスーツは温かみのある色なので、爽やかさをプラスしたい場合は「青色」のシャツが引き立ちます。ブラウンと青は相性も良く「上品さと個性」を演出できる組み合わせです。ブラウンには誠実な雰囲気の「白色」のシャツも、ビジネスシーン向きでしょう。この2色以外にも、ブラウンと同系色のシャツならば統一されたコーディネートに仕上がります。

「スリーピーススーツ」として着こなす

「ジャケット」、「ベスト」、「スラックス(パンツ)」の3点が揃ったスーツを「スリーピーススーツ」と呼びます。イギリスで生まれた伝統的な組み合わせで、ブラウンの「落ち着いたイメージ」を更に引き立たせてくれます。実用性にも優れており、暑い時にジャケットを脱いでもベストがあるので安心です。ベストがあるとシャツのたるみやシワが目立ちにくく、見た目にもよいでしょう。

ネクタイの色

合わせるネクタイの色は、ブラウンと同系色のアイテムでまとめた「ワントーンコーディネート」はブラウンスーツの良さが引き立ちます。基本はどの色でも合いますが、もしシャツの色やスーツの柄が落ち着いている場合、アクセントとして以下のようなネクタイの色ともおすすめです。

・ボルドー系:情熱的でメリハリのある印象

・ピンク:やわらかく、優しい印象

・ブルー系:聡明で大人っぽい印象

・ダークグリーン:安心感のある、落ち着いた印象

・グレー系:洗練された印象

・イエロー系:明るく、社交的な印象

シューズとベルトの色

ブラウンスーツに合わせるシューズやベルトの色でおすすめなのは「ブラック」と「ブラウン」の2色です。スーツと同じトーンの色なので、全体的に統一感が生まれるうえ、すらっと全体のスタイルをよく見せてくれます。他の色にも共通しますが、ベルトとシューズの色を揃えることで、よりスタイリッシュな着こなしができるでしょう。

ブラウンスーツを着用したいシーン

ブラウンスーツは色味やデザインによって適したシーンが異なりますが、実際のシーンを例に特徴を比較してみました。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにはカジュアルさを抑えた色やデザインが適しています。色は「ダークブラウン」など暗めの色を選び、柄は無地やグレンストライプ、グレンチェックなど目立ちすぎないものが無難です。クラシックな雰囲気を演出したい場合、「スリーピーススーツ」もおすすめです。

カジュアルな結婚式や二次会

ブラウンスーツはカジュアルで目立つな印象のため、厳粛な結婚式には避けましょう。それでも例外的に、レストランなどで行われるカジュアルな結婚式や二次会では構いません。主役である新郎と似すぎたり、目立つデザインや色を選ばないよう気をつけましょう。

オフィスカジュアルやパーティ

カジュアルな印象のブラウンスーツは、オフィスカジュアルや仲間同士の和やかなパーティにもぴったりです。色は「赤みのある・明るめのブラウン」で全体のコーディネートの色味に統一感を出すようにしましょう。

普段使いしたい場合は「セットアップスーツ」もおすすめ

オフィスでもプライベートでも着こなしを楽しみたいなら「セットアップスーツ」がおすすめ。程よいカジュアル感ときちんと感のバランスが絶妙です。ジャケットとパンツを別々に購入できるうえ、Tシャツやニットなどと組み合わせて自由な着こなしを楽しめます。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

ブラウンスーツは、その色・柄・アイテムの組み合わせによって印象ががらっと変わります。ブラウンのスーツを着るシーン以外にも、ご自身の肌色や雰囲気によって似合う色合いが異なります。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」では、100種類以上の生地や色柄から自分好みを選べ、ジャケットやスラックスを単体でも作れます。シャツやネクタイも取り扱っています。シーンに適した、お洒落なスーツやコーディネートを着こなす選択肢として、検討してみてはいかがでしょうか。