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【スーツ 派手】派手なスーツの楽しみ方

基本のスーツスタイルに飽きてしまった皆さん!ぜひ、派手なスーツスタイルも楽しんでみませんか?普段のビジネスで着用するスーツは、基本的にダークカラーでシンプルな柄のシングルスーツですね。この「基本」からちょっと外しただけでも、十分に「派手」なスーツコーディネートになりますよ。派手なスーツは「色」「柄」「スタイル」この3つの要素が重要なポイントです。自分好みの雰囲気から考えて、この3つのポイントを上手く組み合わせましょう。色は明るいカラー、柄は普段選ばないような強めの柄を選ぶだけでも十分に派手になります。スタイルは、基本のシングルから変えたり、いつもと違う仕立てにしたりするだけでもだいぶ印象が変わります。ここまで押さえたうえで、コーデを間違えなければ派手なスーツスタイルはバッチリ整いますよ。ただし、もちろん派手なスーツは着用シーンも限られるもの。TPOをしっかり押さえて、オシャレに着こなしましょう。そこで今回は、スーツを600万点以上お仕立てしてきた「オーダースーツSADA」のスタッフが、派手なスーツ選びのポイントとコーデのコツ、着用シーンごとのルールを解説します。この記事を読んで、いつもと違うスーツスタイルを楽しんでみてくださいね。

今回は、
「定番スーツにはもう飽きた」
「とにかく派手なスーツが欲しい」
「派手なスーツのコーディネートを知りたい」
そんな方におすすめの内容をまとめました。
派手なスーツスタイルを楽しみましょう。

派手なスーツとは

派手なスーツと言っても、これといった形はありません。
一般的に、基本と異なるスーツを派手だと感じます。
スーツはダークカラーでシンプルなシングルスーツが基本。
その基本を少し外すことで派手な印象になります。

派手なスーツは、色、柄、スタイル、コーディネートの組み合わせが重要。
好みの雰囲気をイメージして、この4つのポイントをうまく組み合わせましょう。

派手な色を選ぶ

スーツはダークカラーが基本であるため、明るい色の生地に派手さを感じます。
おすすめカラーは4つ

  • ライトグレー・・・最も軽快な印象のライトグレー。上品です。
  • ライトブルー・・・ネイビーよりも明るいブルー。若々しく爽やかな印象。
  • ライトブラウン・・・ブラウン系はミディアムカラーも存在感があります。
  • ベージュ・・・春夏の雰囲気。カジュアル感が強めになります。

色の明るさに、季節感を取り入れることも大切です。
春夏のビジネスに、ライトグレースーツ。
初夏のガーデンウェディングに映えるライトブルー。
爽やかなオフィスカジュアルにライトブラウン。
コットン素材で、カジュアルに着こなすベージュ。
明るめカラーをお洒落に着こなすなら、春夏がおすすめです。

ポイント

派手なスーツの着用場面といえば、結婚式などのパーティーシーン。
人気カラーは光沢のあるボルドーネイビーです。

しかし、強い光沢感のあるスーツは、結婚式でも着用場面が限られるため慎重に選びましょう。

派手な柄を選ぶ

強めのストライプやチェックは派手な柄の代表格。
生地色がダークカラーで柄がホワイトの場合は、コントラストが派手になります。
強めのチェックは生地と同系色の柄でもお洒落に見えます。

派手柄3種

  • バンカーストライプ・・・バンカーズストライプとも呼ばれます。
    最も派手な、はっきりとした太いラインが印象的。
    かなり主張が強く目立ちます。
    銀行員が好んで着用したことから、このような呼び名がつきました。
    スーツのストライプがかなり太いため、コーディネートはシャツとネクタイでのバランス調整がポイント。
  • チェック・・・ガーデンウェディングなど自然の中で映えるチェックは、ブリティッシュスーツと相性が良い柄です。
    タッターソールチェック、ウィンドウペーン、グレンチェックなどもおすすめ。
    生地の色はダークカラーやミディアムカラーでも、チェックは派手に見えます。
  • チョークストライプ・・・バンカーストライプは主張が強すぎると感じる場合は、チョークストライプがおすすめ。
    程よく控えめ、それでいて充分な存在感のストライプです。
    コーディネート次第ではビジネスでも着用できます。

派手なスタイルとは

ダブルのスーツは、ラペルの存在感もあり基本形で派手さを感じます。
シングルのスーツは、ベストや仕立てで個性をプラスすることで派手になります。

  • ダブル4つボタン・・・Vゾーンが深く開放的なダブル。
  • ダブル6つボタン・・・Vゾーンが浅く、ウエストの絞りは強くなる傾向。
  • シングルにオッドベスト・・・スーツと異なる生地のベストがアクセント。
  • シングルでセミピークドラペル・・・シングルに控えめなピークドラペルが特別感を演出。
  • 裏地・・・上着を脱いだときに、チラ見えする個性的な裏地はセンスを感じます。
    表生地は落ち着いたダークスーツで、裏地は鮮やかなワインカラーというギャップも印象的。
  • 仕立て・・・袖口のボタン、胸や腰、パンツのポケットにイタリアンスタイルやブリティッシュスタイルの仕立てを取り入れるのもおすすめです。

最も派手な組み合わせは?

主張の強いワイドラペルのダブルと、相性が良いストライプ生地。
「とにかく派手に!」という場合は、バンカーストライプのダブルに勝るものはありません。

コーディネートのコツ

ダブルのコーディネート

ダブルはラペル幅が広く、肩から胸回りが堂々とした印象です。
この胸回りに合うコーディネートは、セミワイドカラーシャツに、存在感のある太めのネクタイ。
ラペル幅に合わせた襟とネクタイで、遠目に見てもバランスの良いVゾーンが完成します。

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シングルのコーディネート

ロンドンストライプのシャツに、無地のソリッドタイを合わせてスーツを引き立てましょう。
細かいストライプのシャツは、定番ビジネスの印象が強く出てしまうため避けます。
または、襟にピンを使うピンホールシャツに、ペイズリーのような華やかな柄のネクタイを合わせることで、スーツに負けないVゾーンになります。

ポイント

基本のスーツコーディネートは、スーツ、ネクタイ、シャツの3つのうち、いずれかに無地を入れるルールがあります。

1無地2柄、または、2無地1柄と呼ばれるルールです。

派手なスーツの場合はこのルールから外れて、柄を3つ重ねる事も可能です。
ストライプスーツにチェックシャツ、小紋ネクタイなどを選びます。
柄のパターンを変えて重ねることで、胸元に奥行きが出ます。

派手なスーツの着用ルール

結婚式での派手なスーツ

スーツはダークカラー無地の格式が高いとされるため、派手な色柄のスーツはカジュアル寄りとなります。
結婚式のような式典で派手なスーツを着用する場合は、式場の格式に注意しましょう。
親しい友人の結婚式やレストランウェディング、ガーデンウェディング、結婚式の2次会などの場合は、派手で華やかな装いが喜ばれる傾向にあります。
その際には、新郎の色に近いライトグレーやベージュを避けましょう。

ポイント

結婚式でのスーツ選びは、場所の格式、主催者との関係性で考えます。


場所の格式が高い・・・高級ホテル、高級レストランでは、会場のドレスコードに従う。
主催者との関係性・・・主催者が上司(会社関係)・親族(主催者側となるため)・友人代表の挨拶がある場合はブラックスーツ(礼服)が基本のため、派手なスーツを避けます。

ビジネスでの派手なスーツ

ビジネスでの派手なスーツの着用は業種・立場・場所によります。

アパレル、マスコミ、IT系など、比較的服装が自由な業種であっても、場所の格式が高い場合や立場的に気を遣う場面では避けます。スーツはTPOに応じて色柄を選ぶので、スーツを新調する際に相談できると安心です。

オーダースーツSADAでは、じっくりスタッフと相談しながらスーツスタイルを検討できます。
また、お洒落に着こなすなら「実際に今、何が売れているのか」をスタッフに聞くこともおすすめ。
ちょっとした会話が、納得のコーディネートにつながります。

また、コロナ禍でビジネスの着こなしも一変しました。
以前よりも、スーツの着用シーンはカジュアル化しているため、派手なスーツも着用場面が広がりつつあります。
店舗で最新情報を手に入れるのも新しいオーダーの楽しみ方。
オーダースーツSADAで売れている色柄の生地を実際に見ながら、スーツのイメージを膨らませて下さい。
上品さと爽やかさのある派手なスーツを楽しみましょう。

まとめ

今回は、派手なスーツについてまとめました。
個性が出る派手なスーツは、色、柄、スタイル、コーディネートで自分らしさを演出できます。
ほんの少し派手な色柄のスーツで出勤、会食にいつもと違う雰囲気で臨むなど、楽しみ方は様々。
自分だけのアレンジで、スーツスタイルを楽しんで下さい。

派手なスーツの色は、上品な「ライトグレー」爽やかな「ライトブルー」オフィスカジュアルに最適な「ライトブラウン」カジュアル感強めの「ベージュ」の4つから選ぶのがおすすめ。明るめであればあるほど、春夏向けの色になる点は注意しましょう。柄は、まさに派手柄の「バンカーストライプ」自然に映える、ブリティッシュスーツと相性バッチリの「チェック」控えめだけど、十分な存在感の「チョークストライプ」の3種が最適。チョークストライプは、スーツカラーによってはビジネスで着ても差し支えないでしょう。そしてスタイルですが、普段着ているシングルから外して「ダブル」にしたり、シングルのままでも「ベスト」を取り入れたりと、派手な着こなしのポイントはさまざま。個性的な「裏地」を取り入れてみるのも良いですね。ボタンホールの色糸やポケットスタイルを変えてみるのも〇。結婚式などで派手なスーツを着用する場合は、あくまで「二次会から」がポイント。ただし、よほど仲のいい友人であれば、披露宴からでもOKです。TPOに合ったスーツがいまいちピンと来なければ「オーダースーツSADA」の店舗にぜひおいでください。最適なスーツスタイルをアドバイスしますよ。