スーツに合わせるポケットチーフはどれを選んだらいい?折り方もあわせて解説のアイキャッチ画像
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スーツに合わせるポケットチーフはどれを選んだらいい?折り方もあわせて解説

スーツに付いているポケットですが、基本的にスーツのポケットには何も入れないのがマナーということをご存じでしょうか?
唯一スーツのポケットに入れていいものとして、”ポケットチーフ”があげられます。もし、ポケットチーフ以外のものをポケットに入れた場合、スーツの形がくずれてしまい、綺麗に着こなせなくなるだけでなく、生地が伸びることによりスーツを傷めてしまう可能性があります。
どうしてもポケットに物を入れたい場合やスマホや財布などのコンパクトな物を持ち運びたい場合には、無理に詰め込むのではなく、別で手持ちのバッグを用意するなど、スーツを消耗させない工夫をするようにしましょう。
ポケットに入れていいとされているポケットチーフですが、どんな物を選び、どんな折り方や入れ方が適しているのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、意外と知られていないスーツに合わせるポケットチーフの役割や歴史、種類などの基礎知識、ポケットチーフが与える効果や印象について紹介します。どんなポケットチーフを選ぶべきか、色、柄、素材、折り方をポイントに詳しく解説しますので、初心者の方はぜひチェックして挑戦してみてください!

スーツの胸ポケットの役割

ポケットにこだわりを取り入れることによって全体の印象を変えられます。

ポケットの形や、ポケットチーフの選び方でこだわりを見せることでおしゃれにスーツを着こなせるようになるでしょう。

お仕事などで日常的にスーツを着用されている方の中には、胸ポケットのなかにボールペンやスマートフォンをしまっている方も多くいると思います。

ちょっとしたタイミングで素早く取り出せて便利ですよね。

しかし本来、マナーとしてポケットに入れていいものはポケットチーフのみです。

ポケットチーフ以外のものをいれてしまうと、スーツの形がくずれてしまい、綺麗に着こなせなくなってしまいます。

また、一度伸びてしまったスーツの生地は修復が難しく、簡単には直せません。

こうなると、スーツの劣化を早めてしまいます。

基本的には、ジャケットでもパンツでもポケットにものは入れないようにしましょう。

どうしても小物を入れたい場合、内ポケットに収納するようにします。

胸ポケットの種類や特徴にも様々なものがありますが、その特徴を理解しておくことで適切な選び方ができるようになるでしょう。

胸ポケットの種類

ポケットの種類は以下の通りです。

ウェルトポケット

ポケットの口に、縁飾りを施している「切りポケットの一種」。

ポケットの縁の部分が箱型なので、箱ポケットとも呼ばれます。

礼服などに使われることも多く、最もオーソドックスなポケットの形です。

パッチポケット

ポケットが貼り付け式になっているもの。

本来ワークウェアで見られるデザインで、カジュアルなスーツに採用されていることが多いです。

バルカポケット

ポケットの底が船底のような曲線を描いているデザインのポケットのこと。

胸の部分が体型に沿って丸みを持つので、立体的なシルエットになります。

胸ポケットの歴史

胸ポケットが誕生したのは、19世紀のコートがはじめだとされています。

革製のグローブを胸ポケットにしまって持ち運ぶスタイルが主流となっていました。

1920年代に入ると、パーティーや食事会で装飾の目的でハンカチを使用する女性が増え始めます。

それを見た男性が、「自分たちもハンカチを使用したおしゃれを楽しみたい」と思って真似したのが、胸ポケットにポケットチーフを入れるようになったきっかけと言われています。

その後も、執務服や作業着などさまざまな要素を取り入れて現在の形に進化していきました。

「服を濡らさないでハンカチを取りたい」という機能面から定着したのでは、という説もあるようです。

日本でも、江戸時代に町人が帯に手ぬぐいを挟んでおしゃれを楽しんでいたようで同様の文化が流行していたと言われています。

ポケットチーフの基礎知識

ポケットチーフは、主にスーツの胸ポケットに挿すことで華やかに見せるためのものです。

ポケットチーフを挿していると、ファッション性が高い印象になります。

もともと、ポケットチーフは中世のヨーロッパで主にふたつの意味合いがありました。

ひとつは「日常的な場面で手や顔を拭くために使うもの」という意味合いです。

現在のハンカチとほぼ同様の使い方です。

そしてふたつめは「婚約のために渡すもの、親から受け継ぐもの」としての意味合いがあります。

相手への感謝の気持ちや、敬意を示すためのものであるとも言われています。

もともとは、女性が頭にかぶる「カチーフ」がだんだんと実用性のために小さくなり、「ハンドカチーフ」、現在のハンカチになったと言われています。

15世紀にフランスの船員が中国から持ち帰った麻布を肩飾りや袖上に挿しこんだことから、アクセサリーとして認識されるようになったという説があるようです。

当時、ハンカチの形は楕円や三角形などさまざまでした。

しかし、18世紀にマリー・アントワネットがルイ16世に国内のハンカチをすべて正方形に統一するよう制定させ、その後現在の形が主流になったようです。

当時は身分の高い者だけが所有を許されており、本来袖口やベストに隠して持つのがマナーでした。

一般庶民が持つ機会がなかったため、そこまで流行したというわけではなかったようです。

20世紀に入り胸ポケットが登場すると、ポケットチーフとして胸に挿す習慣が広まり、現在のようなスタイルになりました。

結婚式の参列の際にポケットチーフを使用すれば、招待してくれた相手への感謝の気持ちや、新郎新婦に対する祝福の気持ちを示すことができます。

正式な素材は絹や麻とされていますが、現在ではそこまで問われていません。大きさは小さくても25cmで、主に白やネクタイと同じ色のものが使われます。

ちなみに、「ポケットチーフ」というのは和製英語で、正確には「ハンカチーフ」といいます。

アメリカでは「ポケットスクエア」、イギリスでは「ポケットハンカチーフ」など、国によってもその呼び方は若干異なるようです。

ポケットチーフが与える効果

Suited businessman posing in front of camera with crossed hands.

現代でポケットチーフを挿すことによって与える効果の一覧としては

  • 胸元に注意を引き付けておしゃれを演出できる
  • スーツ全体にまとまりとバランス感を与える
  • 胸元にボリュームを出してスーツの印象に華やかさを加える
  • 紳士的でフォーマルな印象を与える
  • 胸ポケットの位置がはっきりしてスタイルよく見える

といったものがあげられます。

ポケットチーフを挿すことによって、華やかな印象になります。

女性に比べてジュエリーのような身に着けられるアクセサリーの種類が少ない男性にとっては、重宝するアイテムであると言えます。

また、胸ポケットからちらっとのぞかせるスタイルなので、手軽にさりげなくおしゃれ度を上げられます。

結婚式やパーティー、入学式や成人式などのセレモニーで使われることが多いポケットチーフですが、ビジネスシーンでも使えます。

単調になりやすいスーツスタイルでも、胸元にアクセントが加えられて気軽におしゃれを楽しめるようになります。

シーンに合わせてポケットチーフの種類や折り方を変えることによって、さまざまなバリエーションを楽しめます。

日本ではあまり定着していないですが、海外のビジネスマンはネクタイと同じような感覚で日常的にポケットチーフを使用している方も多いです。

特に、イタリアなどのヨーロッパの男性は、カジュアルなジャケットスタイルに合わせて自由な組み合わせを楽しんでいるようです。

日本人のシャイな性格から、スーツで装飾を楽しむのに抵抗がある方は多いかと思います。

しかし、近年ポケットチーフの存在が改めて評価されており、小さい装飾で簡単に着こなしの格上げがされるということが理解されてきています。

気軽にポケットチーフを活用して、普段の着こなしに変化を与えましょう。

ただし、就職活動や葬式など着飾るのがふさわしくないようなシーンでは控えた方が無難です。

海外では、葬式でもポケットチーフを挿すことがマナー違反でないところもあるようですが、日本では避けた方が好ましいです。

胸元にボリュームを与え、スーツに立体感を出せるというのもポケットチーフを挿すメリットです。

スーツが適度に立体感を持つことによって、見栄えが良くなります。

ポケットチーフの選び方

ここで、ポケットチーフの選び方についてご紹介していきます。

ポケットチーフがあるだけで、見た目が華やかになります。

フォーマルさを保ちたい場合は、無地のものを選んだり、目立たない折り方にしたりするとよいでしょう。

色の選び方

ポケットチーフの色の選び方についてですが、基本的にはネクタイと同じ色のポケットチーフを選ぶというのをおすすめします。

色を統一することでバランスが良くなりますし、ネクタイとポケットチーフで違う色にするのは上級者向けで難しい着こなしになります。

結婚式などの格式高い場面では、白かシルバーが適しています。

正装が必要な格式高い場にふさわしい、華やかな印象を与えます。

フォーマル度の高い白を選んでおけば間違いはありませんが、白の代わりにこなれ感を演出できるシルバーもおすすめです。

ブルー系にすると、全体的に爽やかな印象になります。

また、パープル、ピンクなどのカラフルなポケットチーフを選ぶことで優美さやエレガントさを演出できます。

ポケットチーフは挿したいけどそこまで目立たせたくないという場合は、グレー系を選ぶと落ち着いた大人の印象になります。

ネクタイにさまざまな色があるように、ポケットチーフにも色のバリエーションがあると色々組み合わせができてアレンジの幅が広がります。

柄の選び方

ポケットチーフの柄についてですが、フォーマルな場所では柄ものではなく無地が基本となります。

無地で色をそろえるのが簡単な方法ではあるのですが、シャツ、ネクタイ、ポケットチーフのどこかに柄が入っていると一気にこなれて見えます。

また、同系色の無地でそろえる場合は色の濃淡を意識するとメリハリが効いてまとまった印象になります。

・無地

組み合わせに悩まない無地のポケットチーフ。

白無地のポケットチーフは、ひとつは持っておきたいアイテムです。

・ストライプ

スーツやネクタイでスタイリッシュな印象を与えられるストライプ柄。

ネクタイと組み合わせておしゃれに見せることが可能です。

柄ものの中でも比較的使いやすく、人気の柄です。

見える部分が少なくても、デザインによって存在感を出せます。

・チェック

カジュアルな印象になるチェック柄。

デザインも豊富で、目の大きさによって印象の違いを出せます。

無地のスーツに組み合わせると、クラシカルな印象になります。

・ドット

ネクタイと同様、定番のドット柄。

均等に並んだドットが上品な印象になります。

ビジネスからパーティーシーンまで、幅広く使えます。

ドットのデザインによってはかわいらしさも出せて、アクセントにぴったりです。

・ペイズリー

柄ものの中でもエレガントな印象が出せるペイズリー。

スーツのデザインとしてはあまりない柄なので、ポケットチーフで雰囲気を変えたい方におすすめです。

派手さはあるけれど、自然とスタイルの格上げをしてくれます。

フォーマルなシーンで使う場合は、シルク、またはリネン素材の「白の無地」が基本となります。

ネクタイに柄がある場合、ネクタイと柄を合わせるのもありです。

ご自身の持っているネクタイに合わせてポケットチーフを選べば、バランスがとりやすいです。

柄が大きいとカジュアル、小さいとフォーマルな印象になります。

初心者の場合、ネクタイを無地にしておくと、アクセントとして加えるポケットチーフを選びやすくなるでしょう。

また、派手なものを選ぶと全体のバランスが崩れてしまう恐れがあるので、無地でさりげなく色合いにこだわるのが良いでしょう。

素材の選び方

ここでは、ポケットチーフを選ぶ際の素材について紹介していきます。

ポケットチーフは色や柄だけでなく、使われている素材によっても大きく印象が変わります。

フォーマルなシーンで使われる白でも、素材によって雰囲気も変わります。

それぞれの素材についてご紹介していきます。

・シルク

絹でできたシルク素材のポケットチーフは、エレガントな印象を与え、サラサラした手触りと光沢感が特徴の素材です。

華やかでゴージャスな雰囲気を演出できるので、パーティーや結婚式など特別なシーンで活躍します。

シルク素材の白いポケットチーフであれば、タキシードやディレクターズスーツにも合わせやすいです。

・リネン

麻でできたリネン素材のポケットチーフは形状が崩れにくく、ビジネスシーンや結婚式など汎用的に使える定番の素材です。

他の素材に比べて、柄がしっかりと見えやすいのが特徴です。

色の見栄えがマットできちんとした印象になるため、フォーマルなシーンでも合わせやすい素材です。

軽い素材なので場所を選ばず使いやすく、適度な光沢が爽やかな印象を与えます。

夏のクールビズで使用すれば、ワンポイントにもなってノーネクタイのゆるい印象が引き締まります。

結婚式では、新郎や主賓はリネンの白いポケットチーフを挿すのが定番になっています。

・コットン

綿でできたコットン素材のポケットチーフは、柔らかな風合いが特徴的です。

風通しが良く、吸湿性に優れているため、春夏のパーティーシーンに適しています。

カジュアルな印象が強くなるので、あまり派手に見せたくないときに活躍します。

よりカジュアルに見せるのであれば、コットン素材のハンカチを使用するのもありです。

・ウール

秋冬は、羊毛でできたウール素材のポケットチーフがおすすめです。

暖色系のものを選べば柔らかな見た目の質感と合わせて、落ち着いた大人の雰囲気を演出することができます。

ポケットチーフは、その場の雰囲気や時間帯に合わせて素材を選ぶ必要があります。

例えば、結婚式などのフォーマルな場面では「シルク」や「リネン」の使用がおすすめですが、リネン素材は明るい時間帯の結婚式、シルク素材は夕方から夜にかけての結婚式で挿すのがマナーと言われています。

大体午後6時頃をまわるかを目安に考えると選びやすいです。

それぞれ違った特徴があるので、何種類か持っておくとその違いを楽しむことができます。

素材によって印象が異なるので、いろいろ試して自分に合うものを選びましょう。

ポケットチーフの代わりにハンカチを挿すことは、特別マナー違反にはなりません。

しかしポケットチーフに比べて、ハンカチはサイズが大きく厚みのあるものも多いので、ポケットが膨らみやすくなってしまい、見た目を損ねてしまうと考えられます。

ポケットチーフとハンカチでは用途が異なるので、生地に使用される素材も異なります。

ポケットチーフは装飾的な意味合いが強いアイテムなのに対し、ハンカチは手を拭いたり汗を拭ったりと実用的なアイテムになっています。

サイズもハンカチは45~50cm四方程度であるのに対して、ポケットチーフは30~45cm四方程度とやや小さめです。

ポケットチーフに主に使われる素材は、エレガントな質感を出しやすい「シルク」や「リネン」です。

一方、ハンカチに使われることが多いのは吸水性に優れた「コットン」や「ウール」で、カジュアルな印象になります。

ポケットチーフの色の合わせ方

ポケットチーフはフォーマルな印象を持っている方が多いと思いますが、合わせる色柄によってバリエーションは無限にあります。

色の合わせ方についてもご紹介していきます。

シャツの色 × チーフの同色系

シャツの色とポケットチーフの色を同系色にそろえる、一番シンプルな合わせ方です。

同じ色でもポケットチーフがアクセントとなり、全体の雰囲気もおしゃれに仕上がります。

ネクタイの色 × チーフの同色系

スーツの着こなしの一つに、「Vゾーン」というものがあります。

胸元のジャケットとシャツ、ネクタイの組み合わせのことを指し、ビジネスマンにとっては清潔感や好印象を与える大きな要素となります。

そこで、ネクタイの色とポケットチーフの色を合わせると、一気にまとまって見えます。

ネクタイの色と合わせるときは、濃淡の違い、季節に合わせたカラートーンを意識すると、センスを感じさせることができます。

ネクタイorシャツの色柄 × チーフの色柄

ビジネスシーンに合わせるネクタイは、無地、ストライプ、ドットなどの3つの柄に抑えるのが良いとされています。

しかし、ネクタイに豊富な色柄があるように、ポケットチーフにもさまざまな色柄ものがあります。

それぞれに柄を取り入れたいときは、アイテム同士に統一感を持たせるために柄をそろえると良いです。

【上級者向け】違う色の組み合わせを使用

ポケットチーフをメインにコーデを考える、上級者向けの組み合わせです。

個性的で、遊び心のあるスタイルを楽しみたい方にはカジュアルな色柄がおすすめです。

また、シャツ、ネクタイを同系色にまとめてポケットチーフだけ違う色にすると、アクセントとして存在感を出すことができます。

組み合わせは無限にあるので、自分だけのスタイルを確立できます。

カジュアルなスタイルであれば、ネクタイを使用しないコーディネートの時にあえてポケットチーフを挿すことで、グっと引き締めて全体に華やかさを出すという方法もあります。

ネクタイの色を決めるようにポケットチーフの色を決めれば比較的迷わないかと思います。

また、時計のベルトや、靴のカラーに合わせてポケットチーフを選ぶと、上級スタイルになっておしゃれです。

ポケットチーフの折り方

ここまでポケットチーフの種類について色々見てきましたが、ポケットチーフは折り方によっても雰囲気を変えることができます。

折り方を何種類かご紹介します。

TVホールド

アメリカのTVキャスターが好んでいたことが、名前の由来だそうです。

「スクエアホールド」、「スクエアエンデッドホールド」とも呼ばれています。

汎用性が高く、スタンダードな折り方です。

結婚式などのフォーマルさが求められる場面から、ビジネスシーンまで対応が可能です。

胸ポケットから四角い頭をのぞかせている見た目が、さりげなく控えめなおしゃれを演出します。

<折り方>

最初にポケットチーフを縦に二つ折りにし、次に横に二つ折りにします。

ポケットのサイズに合わせながら、さらに二つ折りか三つ折りをし、縦長の長方形の形を作ります。

最後に、胸ポケットから1~2cm出る程度の長さが残るように下部を折り曲げます。

裏返して形を整え、そのまま胸ポケットに挿せば完成です。

トライアングラー

三角形の頭を上に突き出した折り方のトライアングラー。

こちらも、ビジネスシーンやパーティーに幅広く使えます。

派手さを抑えつつ、エレガントな雰囲気を出したいときにピッタリです。

このトライアングラーは三角に出ている頭を左右対称に折ることがポイントになります。

バランスが悪いと不格好になってしまうので、注意が必要です。

<折り方>

ポケットチーフを縦と横で、2回ずつ二つ折りにします。

小さな正方形になったポケットチーフをひし形になるように角度を変え、ポケットの幅に合わせて左右の角を内側に折り込みます。

最後に下の角の部分を折り曲げて、形を整えれば完成です。

ポケットから出る三角形は、左右対称になるように調整すると綺麗に見えます。

ツーピークス

2本の角を作るツーピークスは、しっかり作るよりも少し崩れているほうがおしゃれに見えます。

フォーマルなシーンにも似合います。

<折り方>

最初に対角線の角を合わせるように、ポケットチーフを二つ折りにします。

三角形になったものをさらに三角に折って、4分の1のサイズになるようにします。

さらに折って、8分の1の三角形を作ります。

このとき、上にくる角が2本に見えるように少しずらして折るのがコツです。

ポケットチーフの下側の部分を、胸ポケットのサイズに合わせて折り込みます。

山になった部分が胸ポケットから見えるように調整して挿せば完成です。

無造作な感じがおしゃれに見えるので、多少ずれていても気にしないようにしましょう。

スリーピークス

ツーピークスとは反対に、3本の角がきれいに作られていると格好よく決まります。

フォーマル度が高い折り方なので、結婚式で主賓に近い立場に呼ばれた際におすすめです。

テーブルナプキンのような見た目で、威厳と貫禄のあるスタイルになります。

難易度の高い折り方ですが、決まるとおしゃれ度が増します。

<折り方>

最初に、対角線の角を合わせるようにポケットチーフを二つ折りにします。

三角形になったものを、さらに真ん中で折って小さい三角形にします。

このとき角をそろえずに、少しずらすと仕上がりが綺麗です。

続いて、同じように三角形の真ん中で折って、角が重ならないようにします。

三つの山ができるので、胸ポケットの幅に合わせて調整し、山がポケットから出るように挿せば完成です。

クラッシュ

クラッシュは、比較的カジュアルな印象を与える折り方です。

パーティーシーンに使われることが多く、胸ポケットからふんわりした頭を見せるシルエットは、華やかで柔らかい雰囲気を演出してくれます。

無造作に作るので難易度はそれほど高くないですが、バランスよくみせるためにはコツが必要になります。

クシャっとしすぎるとかえって汚く見えることもあるので、気を付ける必要があります。

ハンガーにかけたジャケットにポケットチーフを挿して、バランスを見ながら調整するとうまくいきやすいです。

無地か、縁取りのみされているシンプルなものを選ぶと似合います。

<折り方>

ポケットチーフの中央をつかみ、持ち上げます。

ポケットチーフの四隅をポケットから出し、花びらのように開いて整えたら完成です。

パフド

こちらも、柔らかな見た目になる折り方です。

レストランウエディングや、結婚式の二次会などでアクセントをつけやすく、光沢感の強いシルク素材を使用するとより際立ちます。

冬場のパーティーシーンであればウール素材を使っても相性が良いです。

胸ポケットに入れる際にできたしわを隠すようにしたり、あえて見えるように調整したりすることでも印象が違ってくる折り方です。

<折り方>

最初に、ポケットチーフの中央部分をつまんで、ふんわりとした形状になるように持ち上げます。

次に、もう片方の手で持ち上げたポケットチーフの角になっている部分をつかみ、胸ポケットの幅に合わせるようにして折り込みます。

折り込んだものを胸ポケットに挿し、ふんわりと膨らんだ状態で見える程度まで押し込めば完成です。

【シーン別】ポケットチーフの折り方とコーディネート

ポケットチーフは、シーンによってコーディネートが異なります。シーンに応じて活用するためにも、以下の内容をチェックしておきましょう。

結婚式の二次会やパーティー

結婚式の二次会やパーティーの場合は、カジュアル寄りのパフドやクラッシュがおすすめです。

パフドは親しみやすい雰囲気を演出でき、クラッシュはさらにカジュアルっぽさを演出できます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンでポケットチーフを取り入れるのであれば、TVホールドやスリーピークスが良いでしょう。

TVホールドは落ち着いた雰囲気となり、スリーピークスはさらにフォーマルな雰囲気となります。

ビジネスシーンの場合は、ネクタイと同じ色や同系色のポケットチーフにすることで、おしゃれなコーディネートとなっておすすめです。

カジュアルシーン

カジュアルな場面でポケットチーフを取り入れるのであれば、スリーピークスやパフドが挙げられます。

「スリーピークスはフォーマル向きの折り方では?」と思うかもしれませんが、カジュアルなコーディネートでも取り入れることが可能。

柄に関しては、カジュアルなシーンということもあり、チェック柄を取り入れてみることでおしゃれ度がアップします。

どの折り方から覚えれば良い?

最初は、フォーマルシーンで使えるTVホールド、スリーピークス、パフドなどの折り方を覚えると良いです。

慣れてきたら、カジュアルでも使えるトライアングラーやツーピークス、クラッシュを覚えると、色々とアレンジができるようになります。

シーンに合わせて折り方を変えることで、ポケットチーフを使用する楽しみも増えるようになります。

実際にポケットチーフを挿す前に何度か試して、バランスを整える練習をするのがおすすめです。

最近では、台紙付きのポケットチーフを販売しているところもあります。

台紙を胸ポケットに入れるだけでポケットチーフが完成するので、折るのが苦手な不器用な方の場合、こういう便利アイテムを利用する方法もあります。

しかし、色んな折り方でアレンジを楽しむのであればやはり普通のポケットチーフがおすすめです。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

「オーダースーツSADA」は、全国に49店舗の展開をしているオーダースーツの専門店です。

どんな体型にもフィットする、お客さまひとり一人に合わせたスーツを制作しております。

体にフィットしているスーツを着用すると動きにくさや、肩こりが解消されることもあります。

動くときも楽ですし、なにより自分だけのスーツを着ていると自信が付きます。

スーツの立体感を出すポケットチーフですが、オーダーメイドでスーツそのものの立体感が出ると、よりスタイリッシュな印象に仕上げることができます。

まとめ

スーツの胸ポケットと、そこに挿すポケットチーフについて解説してきました。

胸ポケットにポケットチーフを挿す文化は、近代になって出てきたものということがわかりました。

また、ポケットチーフがあることで華やかな印象を与えられたり、色や柄、素材や折り方によっても印象が変わってきたりします。

シーンに合わせたポケットチーフを選んで、おしゃれの幅を広げましょう。

現在、結婚式などの特別な場面でないと、ポケットチーフを使う方というのは少ないです。

日常的なビジネスシーンにポケットチーフを取り入れて、周りとの差をつけましょう。

いつものスーツも印象が変わって、着るのが楽しくなります。

オーダースーツSADAでは「選び方がわからない」という方にも、丁寧に対応させていただきます。

ぜひ、店舗で試してみてください。

いかがでしたでしょうか。今回は意外と知られていないスーツの胸ポケットと、唯一スーツのポケットに入れていいものとされているポケットチーフについて解説してきました。胸ポケットにポケットチーフを挿す文化は、近代になって出てきたものということがわかりました。また、ポケットチーフがあることで華やかな印象を与えられたり、色や柄、素材や折り方によっても印象が大きく変わるため、おしゃれを楽しむことができます。シーンに合わせたポケットチーフを選んで、おしゃれの幅を広げましょう。現在、結婚式などの特別な場面でないと、ポケットチーフを使う方というのは少ないです。日常的なビジネスシーンでポケットチーフを取り入れられる職場であれば、さりげないおしゃれとして周りとの差をつけてみてはいかがでしょうか。いつものスーツスタイルも印象が変わって、毎日のコーディネートを今まで以上に楽しめるはずです。オーダースーツSADAでは今回紹介したポケットチーフをはじめ、自分の求めるスーツスタイルのイメージをお話頂ければ、様々な提案を行い、お気に入りの一着を作るお手伝いを致します。着回しのお悩みや疑問は、ぜひオーダースーツSADAの店舗でお気軽にご相談ください。