カジュアルスーツで男性の魅力を引き上げよう!ビジネス向けのコーディネートも紹介のアイキャッチ画像
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カジュアルスーツで男性の魅力を引き上げよう!ビジネス向けのコーディネートも紹介

近年、テレワークの推奨やオフィスカジュアルが許容されている職場が増えていることもあり、カジュアルスーツを着用して仕事に向かうビジネスマンを多く見かけるようになりました。実際に「カジュアルスーツを着用したいけどコーディネートがわからない」「カジュアルの基準がいまいち掴めない」と悩まれている男性は多いのではないでしょうか。しかし、カジュアルスーツのコーディネートは、意外とシンプルでポイントさえ覚えておけば、お手持ちのスーツでも、すぐに試すことができるのです。しかし、着こなしが間違っていたり、違和感あるコーディネートに仕上がってしまうとだらしなく、悪い印象を残してしまう可能性があります。そこで今回は、男性は必見!カジュアルスーツで男性の魅力を引き上げるために、カジュアルスーツの魅力やビジネススーツとの違い、カジュアルスーツを選ぶポイントやかっこよく着こなすためのコーディネートなどをご紹介します。アイテムとの組み合わせ方など、細かいポイントも紹介しているため、本記事を参考にスーツを選べば、理想に近いスーツスタイルに近づけるかもしれません。コーディネートのコツをつかんで、今までとは違う仕事着を手に入れましょう。

  •  メンズ

最近では、カジュアルスーツを着用して仕事に向かうビジネスマンも増えてきました。 しかし、「カジュアルスーツを着用したいけどコーディネートがわからない」と悩まれる男性は多いのではないでしょうか。 カジュアルスーツのコーディネートは、シンプルです。 とはいえ、ポイントをおさえておかなければ、格好良く着こなせません。 今回は、カジュアルスーツの魅力や、コーディネートなどをご紹介します。 本記事を参考にして、仕事に行く際はカジュアルスーツで決めていきましょう。

カジュアルスーツの魅力

カジュアルスーツには、ビジネススーツにはない魅力があります。カジュアルスーツの魅力を知れば、ビジネススーツだと物足りなくなるかもしれません。 ラフな格好の中にフォーマル感があるため、一味違った着こなしができます。カジュアルスーツの魅力は、おしゃれさを演出できたり、オンオフ問わず着用できる点です。カジュアルスーツの魅力をおさえて、スーツスタイルを楽しみましょう。

おしゃれさを演出できる

カジュアルスーツは、着用するだけでおしゃれさを演出できます。ビジネスシーンで活躍するものの、スーツのような重厚感がないため、おしゃれメンズには必須のアイテムです。 スーツはフォーマルさを全面に押し出せますが、少し重たい印象があります。カジュアルスーツは軽めなデザインのため、Tシャツとコーディネートするだけでもおしゃれさを演出できるのです。 カジュアルスーツを着用するだけで、おしゃれなメンズに仕上がるでしょう。

オンオフ問わず着用できる

カジュアルスーツは、コーディネートによってフォーマルさやカジュアルさを出せるため、仕事やプライベート問わず着用できます。 ただし、あくまでスーツです。プライベートだからといって、カジュアルすぎるコーディネートは、アンバランスな見た目になりかねません。 ビジネスシーンで着用するなら、セットアップでフォーマル風に決めましょう。プライベートで着用するなら、ジャケットにTシャツ、ジーンズでコーディネートすれば、旬なスタイルで着こなせます。 コーディネートによっては、フォーマルさやカジュアル感を出せるため、オンオフ問わず着用できます。

カジュアルとビジネスの違いを解説

カジュアルスーツとビジネススーツの違いと聞いても、「パッと思いつかない」と感じる人は多いでしょう。カジュアルスーツとビジネススーツでは、デザインが異なりますが、他にも違いはあります。
ビジネススーツとの違いをおさえずにカジュアルスーツを着用していると、場合によっては相手に失礼を与える可能性があります。そのため、両者の違いをおさえるのは社会人としてのマナーです。違いをしっかり確認していきましょう。

生地が違う

カジュアルスーツとビジネススーツの一つ目の違いは、使われている生地です。カジュアルスーツには、ウーレンと呼ばれるウール繊維が使われています。生地に厚みがあるため、ふっくらとした優しい印象になります。一方でビジネススーツは、ウーステッドと呼ばれるウール繊維が使われています。見た目に上品なツヤ感が出るため、フォーマルなシーンにはうってつけのスーツです。また、シワがつきにくく、耐久性も高いため、スーツ出勤必須な人には、ビジネススーツは手放せないアイテムといえるでしょう。 カジュアルスーツには、ウーレンが使われており、フォーマルさが求められるビジネススーツにはウーステッドが使われているため、それぞれ違った見栄えになるのです。

デザイン違う

カジュアルスーツとビジネススーツの二つ目の違いは、デザインです。カジュアルスーツには、ラフさの中にこなれた感があります。ビジネススーツには、凛とした重厚感があります。 中でも大きな違いは、ポケットのデザインでしょう。カジュアルスーツは、アウトポケット(同じ生地を上から貼り付けて作るポケット)と呼ばれるデザインになっています。一方でビジネススーツは、フラップポケット(フタが付いているポケット)です。 カジュアルスーツとビジネススーツでは、見た目の質感が異なるのはもちろんですが、ポケットの形も異なります。知識として頭に入れておきましょう。

着用シーンが違う

カジュアルスーツとビジネススーツの三つ目の違いは、着用シーンです。カジュアルスーツは、その見た目からデートやオフィスカジュアルが認められている会社などで着用できます。一方でビジネススーツは、見た目に重厚感があるため、会議や商談などの外せないシーンで活躍します。 比較的ラフなスタイルのカジュアルスーツと、フォーマル感が高いビジネススーツでは、着用するシーンが異なります。コーディネートする際には注意しましょう。

カジュアルスーツが着用可能なシーンとは?

カジュアルスーツはビジネスシーンでも着用できます。他にはパーティーや結婚式などでも活躍します。着用シーンの幅は広いですが、今回は一般的なビジネスシーン、パーティーや結婚式、プライベートの3つのシーンに分けて、おすすめの着こなしを詳しく解説します。身にまとっている服装が場にそぐわないことが起きないよう、事前に確認しておくことをおすすめします。

オフィス・ビジネスシーン

オフィスカジュアルが認められている会社であれば、カジュアルスーツを着用できます。 ただし、カジュアルスーツといっても、コーディネートによっては、ラフさが強かったり、フォーマルよりになったりするため、組み合わせ方が大切です。 具体的には、以下のように「ジャケパンスタイル」と「フォーマルスタイル」を使い分けるのがいいでしょう。 ・日頃からラフなスーツがOKな職場:ジャケット×カットソー×チノパンツなど(ジャケパンスタイル) ・ラフすぎる格好がNGな職場:ジャケット×シャツ×ネクタイ×スラックスなど(フォーマルスタイル) また、テレワーク・オンライン会議の服装でもカジュアルスーツが活躍します。オンライン会議の服装で悩んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。カジュアルスーツなら1枚羽織るだけで、ほどよくビジネス感を出せるのでぴったりです。 もちろん重要な場ではビジネススーツが望ましいですが、いろんな着こなしを楽しめるカジュアルスーツを1枚持っておくと便利です。 とはいえ、オフィスカジュアルが認められていない企業もあります。一度、会社の服装のルールを確認しておきましょう。

パーティーや結婚式二次会、発表会

それほど格式張らないパーティーや結婚式の二次会に出席するときにも、カジュアルスーツが役に立ちます。居酒屋会場などにビジネススーツで出席すると浮いてしまいますが、カジュアルスーツなら上手く馴染みます。 ただ、格式張らない会といっても、ある程度のフォーマルさは必要です。カジュアルスーツに以下のようなコーディネートを合わせて、フォーマルとカジュアルのバランスを取りましょう。 ・ダーク系の色味のものを選ぶ ・キレイめシャツと合わせる ・レザーシューズやネクタイと合わせる また、お子さんの授業参観や発表会などのイベントにもカジュアルスーツはぴったりです。あまりにもフォーマルな格好で行くと、お子さんよりも目立ってしまいます。かといって、カジュアルすぎるのも場の雰囲気に合いません。 おすすめは「ダーク系のスーツ(ブラック・ネイビー・グレーなど)×グレー系のスラックス」です。カジュアルスーツでラフさを出しながらも、色味でフォーマル感を引き出せます。 カジュアルスーツは、会場や出席する人などに合わせてコーディネートしましょう。

デート・プライベート

デートのときに「ビジネススーツはキメすぎだけど、パーカーだとラフすぎる」と悩む人は多いのではないでしょうか。そんなときにはカジュアルスーツの出番です。キメすぎず・ラフすぎない格好で異性にアピールできます。 カジュアルスーツでほどよいラフ感を出すためには、インナーにTシャツやパーカー、ニットなどを合わせるのがおすすめです。足元をスニーカーにしてヌケ感を出したり、小物を合わせたりしてもいいでしょう。 また、ビジネススーツと比べて軽く着心地がよく、長時間着て疲れにくいのも嬉しいポイントです。 ほどよいキメ感を出したいときには、カジュアルスーツを着てデートに挑みましょう。

カジュアルスーツを選ぶポイント

カジュアルスーツは様々なシーンでの着用が想定されているため、ラインナップも豊富です。しかし、ラインナップの豊富さゆえ、どのように選べばいいか悩む人も多いです。 カジュアルスーツを選ぶポイントはサイズ感や色や柄のデザイン、シーンや季節によって、使い分けることが大切です。カジュアルスーツを選ぶポイントを、順にご紹介します。

体型・体格に合ったもの

カジュアルスーツを選ぶときに最も重要なのは、自分の体型・体格に合ったものを選ぶことです。 サイズが大きすぎると、シルエットが崩れてだらしなく見えます。逆に、タイトすぎるものを選んでしまうと、シワが寄ったりボタンが取れやすくなってしまいます。 人の第一印象が決まるのは、出会って数秒です。せっかくおしゃれなスーツを調達したのに、サイズが合わないだけで印象を下げてしまうのはもったいないです。 自分の体型・体格に合ったものを選び、カジュアルスーツの魅力を最大限に発揮できるようにしましょう。

デザイン・柄の合わせやすさ

カジュアルスーツの代表的な柄には「無地」「ストライプ」「チェック」の3つがあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

・無地:もっともコーディネートがしやすく、様々なシーンで活躍するデザイン
・ストライプ:ラインの幅や濃淡によって、誠実さや若々しさなどの印象を与えられる
・チェック:親しみやすさや柔らかな印象を与え、カジュアルでおしゃれな着こなしが可能

基本的には好みのデザイン・柄で選んでも良いのですが、定番の「無地」を一着持っておくことをおすすめします。なぜなら「無地」はシャツやネクタイと合わせやすく、おしゃれ初心者でもコーディネートしやすいからです。 逆に気をつけたいのは、チェック柄です。「カジュアルスーツのラフさ」に「チェック柄の明るい印象」が加わると、フォーマルな場には向かない衣装になります。 また、柄物ジャケットはコーディネートにコツがいるので、おしゃれ初心者にとって着こなしが難しい可能性があります。 普段使いなら問題ありませんが、フォーマルな場面での着用を考えている人は、「無地」や「ストライプ」から選ぶのが無難です。 デザイン・柄の合わせやすさも考慮して、着回しの失敗を減らしていきましょう。

色の組み合わせやすさ

柄と同様に、色の合わせやすさも大切です。色には「無彩色(白・黒・グレー)」と「有彩色(無彩色以外の色)」があります。 コーディネートを全て無彩色で合わせると、華やかさが足りません。しかし、全てを有彩色にしてしまうとフォーマルさに欠けるので、着用シーンが限定されてしまいます。 そのため、コーディネートする場合は以下のように「無彩色×有彩色」の組み合わせで選ぶと綺麗にまとまります。

・インナーが有彩色(青系・ピンク系など)のときは無彩色のジャケット
・インナーを白や黒にしたときは、ネイビーのジャケット

また、ドレッシーにまとめたい時には無彩色ベースにすると上手く決まります。逆にカジュアルにまとめたいなら、有彩色ベースで選ぶよう心がけましょう。 自分の持っているインナーやネクタイの色味や着用シーンを確認してから、選ぶようにしましょう。

シーン・季節に合ったもの

カジュアルスーツを選ぶときには、着用するシーンを考慮することも大切です。ビジネスやパーティーなど、どのシーンでの着用が多いかによって、柄や色味を考える必要があります。 ビジネスシーンや高級ホテルなど、フォーマルな場での着用が多い場合にはダーク系の色味がおすすめです。カジュアルに着用することが多いのであれば、有彩色で明るめの色も選べます。 また、季節を意識して選ぶことも大切です。春・夏ならリネンやモヘヤ、秋・冬ならウールやアンゴラといった素材を選びましょう。裏地のさわり心地を確認して選ぶのもありです。 シーンや季節に合った着こなしができるような、カジュアルスーツを選びましょう。

着心地・動きやすさ・お手入れのしやすさ

カジュアルスーツを選ぶときには、機能面も意識して選ぶことがおすすめです。スーツ選びは、デザインに目がいきがちになります。しかし、いくら格好いいスーツを手に入れても、機能面が悪いと、自然と着用する回数が減ってくるでしょう。 ぜひ「着心地・動きやすさ・お手入れのしやすさ」が自分の生活スタイルに合っているのかも確かめましょう。 素材によって「かちっと着られるもの」「ストレッチ性に優れたもの」「ラフに着られるもの」など、着心地が変わります。

スーツを選ぶ際は、以下の3つも参考にしてください。
・オフィス使用を考えている人は、かちっと着られるもの
・日中よく動く人は、ストレッチ性に優れたもの
・普段使いで利用したいならラフに着られるもの

着用シーンや自分の好みに合うように試着して確かめましょう。 また最近では、お手入れしやすい「ウォッシャブルスーツ」「イージーケア」「シワになりにくいスーツ」などもあります。 自分の生活スタイルに合わせて、着心地や動きやすさ、お手入れのしやすさを選ぶポイントに加えると、より満足できるスーツを購入できるでしょう。

ラフなカジュアルスーツを着こなす方法

カジュアルスーツは気軽に様々なシーンで使える便利アイテムです。ここまで、カジュアルスーツを選ぶ方法をご紹介してきました。 しかし、カジュアルスーツをおしゃれに着こなすには、選ぶポイントをおさえるだけでは不十分です。様々なシーンで使われるカジュアルスーツをおしゃれに着こなすには、インナーの工夫が必要だからです。 インナーの重要性やコーディネート方法をご紹介します。

インナーとのバランスがおしゃれ度に大きく影響

カジュアルスーツをおしゃれに着こなすには、インナーとのバランスがとても重要です。 その理由は、カジュアルスーツの素材にあります。 ビジネススーツは天然繊維のウールや化学繊維のポリエステルが素材として使われています。それに対して、カジュアルスーツは、ウールやポリエステル、コットンやリネンなど軽い素材を用いて作られています。 この2つの素材の違いは、光沢感です。ビジネススーツにはその素材の特徴から、上品な光沢が出るので、それだけでフォーマルな印象を与えます。したがってインナーのパターンは限定的で、スーツの邪魔にならないシンプルなシャツとネクタイがあれば、ほぼ失敗なくおしゃれに着こなせます。 一方で、カジュアルスーツの素材には光沢感がありません。光沢感がないので、インナーにも注目が集まります。したがって、スーツとインナーのバランスがとても重要になります。カジュアルスーツとインナーの組み合わせる色や素材のバランスが利用シーンにマッチしていないと、良いスーツを着ていてもおしゃれからは程遠くなってしまいます。

カジュアルスーツとのバランスを考えたインナー選び

カジュアルスーツに組み合わせるインナーの重要性をご紹介しました。とはいえ、「具体的にどのデザインのインナーと合わせればいいの?」と思われるでしょう。 誰がコーディネートしても着こなせるおすすめのインナーは、ブロード生地のシャツ、オックスフォード生地のシャツ、Tシャツなどが挙げられます。

カジュアルな雰囲気で着こなすにはインナーは、シャツはもちろんTシャツやニットなどとも相性が良く、着こなしの自由度が高くなります。 自分らしさをコーディネートできる反面、バランスを考えて着こなす必要があります。 ここでは、利用シーンに応じたインナーの選び方についてご紹介します。いずれも、相手に与える印象が大きく変わる重要な要素です。

ブロード生地のシャツ

洗練された清潔感のあるスタイルに仕上げたいなら、ブロード生地のシャツがおすすめです。ブロード生地の素材はさりげない光沢感があるので、ワンランク上のおしゃれな雰囲気で着こなせます。

オックスフォード生地のシャツ

カジュアルさを強調して着こなすのであれば、オックスフォード生地のシャツがお勧めです。オックスフォード生地は、少し厚手ですが、生地の目が粗く、カジュアルな印象を際立たせてくれます。

Tシャツ

カジュアルスーツであればインナーにTシャツを組み合わせることもできます。ラフなTシャツを用いることで、カジュアルスーツをよりおしゃれに着こなせます。 ただし、Tシャツを着用する場合は、サイズの合ったTシャツを選ぶ必要があります。サイズが大きすぎたり小さすぎると、おしゃれとはほど遠い着こなしになってしまいます。

アクセサリーと組み合わせてよりおしゃれに着こなす

かっこよくカジュアルスーツを着こなすポイントとして、インナーの選択の重要性を挙げました。 その他に自分らしさを演出する方法として、靴やベルト、帽子や時計などの小物と組み合わせると、大人のおしゃれ感がアップします。 好みのコーディネートで、自分らしさを出して、かっこよくおしゃれに着こなしましょう。

カジュアルスーツでオンオフを切り替える

最近では、カジュアルスーツをビジネスシーンで使う頻度が増えてきました。 会社の雰囲気に合わせて相手に不快感を与えなければ、カジュアルスーツでも問題ありません。しかし、ビジネスシーンでカジュアルスーツを着こなすには、「きちんと感」を意識する必要があります。オンとオフをうまく切り替えて、カジュアルスーツを着こなしましょう。

ビジネス用アイテムを使ってカジュアルスーツをオンで着こなす

カジュアルスーツをおしゃれに着こなす際のポイントは、インナーの選択が重要だとお伝えしました。 一方で、カジュアルスーツをビジネスシーンで着こなすには、ビジネスに合わせたインナーとアイテムを選択する必要があります。 カジュアル感を出しすぎない「きちんと感」のあるインナーとアイテムを身に着けて、オンとオフをうまく切り替えましょう。

ビジネスシーンでNGなアイテム

ビジネスシーンでNGなアイテムの見極め方は、それほど難しくはありません。カジュアル感がありすぎると「きちんと感」が出ません。従って、ビジネスの場では、おしゃれに着こなすためのインナーとアイテムから、ビジネスで使えないものを取り除けば良いのです。 つまり、何かしらの用途があるアイテムを身につければ良いのです。もちろん、派手すぎたりカジュアルすぎるのは避けましょう。 カジュアルすぎると、お客さんからの印象を損ねてしまい、誠実さが伝わりません。自分らしさを貫いて、誠実さが伝わらないとビジネス機会の損失につながります。そうならないためにも、注意したいアイテムをまとめました。

ジーンズやダボっとしたパンツや襟なしのシャツ、多すぎるアクセサリーなどは、ビジネスシーンに向かないため、避けましょう。

ジーンズやダボっとしたパンツ

カジュアルな場では、おしゃれ感が際立つジーンズやダボっとしたラフなパンツは非常に着心地の良いアイテムです。しかし、ビジネスシーンでは、清潔感に欠けていると印象付けてしまうリスクや、仕事に対する真摯さの欠如を疑われる可能性があります。

襟なしのシャツ

一時期流行っていた襟なしのシャツは、カジュアルスーツと合わせやすいインナーです。会社によっては、着用が許可されていることもあります。しかし、襟なしのシャツはカジュアルな印象が強すぎます。 とくに、お客さんとの打ち合わせや、取引先との契約の場にはそぐわない服装ですので、避けたほうが良いでしょう。

多すぎるアクセサリー

ジャラジャラとした落ち着きのないアクセサリーも、仕事をする姿勢に疑問を与えてしまいます。また、多くのアクセサリーを身にまとうと「きちんと感」が出づらいので、アクセサリーは必要最低限にとどめるのが良いでしょう。 なお、時計やビジネスシューズ、かばんなどビジネスシーンで必須アイテムは、カジュアルで用いているものは使わずに、ビジネス用に購入したものの方が、「きちんと感」が出ます。

カジュアルスーツをオンで使うポイントは「きちんと感」

ビジネスはお客さんがいてこそ成り立ちます。お客さんにどう映るかが最重要です。そのためには、ビジネススーツを着こなすという手段もありますが、カジュアルスーツを選ぶ際は、「きちんと感」を考慮してコーディネートすると、好印象につながります。 しかしながら、身につけるアイテムを間違うと、誠実さや清潔さに欠けると見られてしまいます。 アイテムをうまく使い分けて、オンとオフを切り替えてカジュアルスーツを着こなしましょう。

カジュアルスーツと相性のいいアイテム

カジュアルスーツは普段の服装に羽織るだけで、おしゃれな着こなしになります。しかし、それだけでは完全に着こなせたとはいえません。相性抜群のアイテムと組み合わせることで、周囲とは違うワンランク上の男性に仕上がるのです。 カジュアルスーツと相性抜群のアイテムは、バンドカラーシャツや襟付きシャツ、ネクタイ、スニーカー、白シャツなどが挙げられます。アイテムを使いこなすことで、よりスーツスタイルをかっこよく着こなせるので、ぜひ参考にしてみてください。

カジュアルスーツに合わせたいアイテム①【バンドカラーシャツ】

ビジネスシーンでカジュアルスーツに合わせたいアイテムとして、お洒落に着こなすならバンドカラーシャツがおすすめです。 バンドカラーシャツとは、立ち襟・スタンドカラーシャツの一種です。ひらひらした襟羽がなく、台襟だけのバンドのような形のデザインをしています。適度なフォーマル感を保ちながら、襟型シャツにはないおしゃれ感を演出できます。 バンドのような形をした襟ですが、先が角ばっているものはかっちりとした印象に、丸みを帯びているものは柔らかい印象になるのも特徴的です。 また胴体部分のシルエットも、太めのゆったりしたサイズから、細身のシルエットまでさまざまあり、シルエットが太くなるほど可愛らしい印象を与えます。ジャケットと合わせる場合は細身のシャツがおすすめです。 ラフになりすぎないスーツコーデのインナーとして、襟付きのシャツやポロシャツ等を着用するのもありです。しかし、個性を表現しにくいでしょう。バンドカラーシャツは、人と違ったコーディネートを楽しんで、個性を出したい人にはピッタリなアイテムといえます。 カジュアルスーツもバンドカラーシャツもライトトーンで合わせると、軽快でさわやかな雰囲気にまとまります。 休日に着用する場合は、遊び心を取り入れてカーキーやネイビーなどの濃い色味でコーディネートしたり、第一ボタンを外したりしてラフに着こなすのも素敵です。

カジュアルスーツに合わせたいアイテム②【王道の襟付きシャツ】

襟付きシャツには少しカジュアル要素を取り入れて「ボタンダウンシャツ」もおすすめです。ボタンダウンシャツとは、襟の先をボタンで止めているシャツのことです。 襟の先をボタンで止めているため、第一ボタンを解放したり、ネクタイを外したりして着用しても襟の立ちがよく、立体的なロールをキープしてくれます。 そのおかげで襟付きシャツのキチンと感を残しつつ、少しラフなスタイルで柔らかい表情も演出できます。 休日に着用する場合は、ボタンダウンシャツのみでもスタイリッシュです。

カジュアルスーツに合わせたいアイテム③【王道のネクタイ】

ジャケットとネクタイの組み合わせは、ビジネスカジュアルの中で最も上品な装いです。上半身にしっかりと品格を保つため、パンツ選びでカジュアル感を演出するのも良いコーディネートの1つといえます。 また、ネクタイに少し遊び心を加えてドット柄やボーダー柄のニットタイを合わせるのもおすすめです。 ニットタイはその名の通り、ニット編みのネクタイです。 独自の表情や素材感を持つニットタイは、いつものスーツスタイルにはない柔らかい雰囲気を作ることができ、おしゃれ度が増します。 休日には、カラフルなニットタイを着用するなど、抜け感を楽しむのもおすすめです。

カジュアルスーツに合わせたいアイテム④【スニーカー】

スーツにスニーカーを合わせたコーデは、オフィスカジュアルでも取り入れられている着こなしです。 カジュアルスーツと合わせる場合は、カラフルなものより白や黒、グレーといったモノトーン系を選ぶときれいにまとまり、スーツとの相性も良くなります。 また、デザインはローカットデザインを選びましょう。ハイカットデザインはパンツの裾を押し上げてしまうので、スーツスタイルには不向きです。 カジュアルスーツをラフに着こなし、同系色のスニーカーを合わせると一層おしゃれ度が増します。 休日コーデには、スーツのインナーにニットやパーカーを着用したり、帽子やリュックサックなどの別のアイテムと合わせて、カジュアルを楽しんでください。

カジュアルスーツに合わせたいアイテム⑤【白シャツ】

着る人を選ばない白いシャツは、どんなアイテムと組み合わせても邪魔をすることが無く、爽やかで知的な印象を与えてくれます。 ビジネスシーンでも年々カジュアルに寛容になってきたため、スーツのインナーに「Tシャツもあり」という風潮へ徐々に向かっている傾向にあります。 また、多くの人のクローゼットに1枚や2枚、白シャツが入っているのではないでしょうか。 毎日のコーディネートを必死に考えるより、自分に合った白シャツを複数枚購入してラフに着まわす、という人も少なくありません。 とはいえ、何も考えずに着こなすと野暮ったくなる危険性も持ち合わせています。白シャツの特徴を捉えて、ステキに格好よく着こなすためには次のことに気をつけて選びましょう。 まずはシルエットです。ビッグシルエットは、持ち前のリラックス感が前面に出てしまうため、ビジネスシーンでは避けることをおすすめします。 次にネック周りです。印象の大半を左右するといっても過言ではないほど重要です。「生地の緩みが気の緩み」ともいわれ、きちんと見せたい箇所でもあります。 最後にデザインです。シャツはどれだけ上品に見せられるかがカギを握ります。そのため、基本的にポケットなどの装飾のない無地を選ぶのがおすすめです。 生地感も重要で、薄過ぎずしっかりしたものでほんのり光沢を放つ上質な生地ならパーフェクトな装いになります。 自分に合った白シャツをセレクトして、清潔感のある装いを演出してみてください。 休日にはVネックのシャツを選んだり、カラフルなシャツでコーディネートして楽しんだりなども、良いでしょう。 ここまでカジュアルスーツにおすすめのアイテムをご紹介してきました。男性としての魅力をさらに引き上げるには、高品質の生地を使ったカジュアルスーツを選びましょう。 しかし、既製品で高品質の生地を使ったスーツを探すのは難しいですよね。そんな人におすすめなのが、オーダースーツです。

ジャケパンスタイルも要チェック

スーツの上着はテーラードジャケットといわれることがあります。しかし、スーツとほとんど同じ形のジャケットは、より気軽に着られることを目指してカジュアル向きに変化しています。

スーツとは異なる生地を使うことで、さらに色や形もカジュアルさを演出できるため、チェックしておきたいアイテムです。ここでは、ジャケットとパンツの組み合わせであるジャケパンスタイルについて紹介します。

スーツとジャケットの違い

スーツとジャケットには、異なる特徴がいくつかあります。1つ目の違いは、素材です。大雑把な見分け方としては、ツヤの有無を見る方法が効果的です。スーツに使用される生地はツヤのある「ウーステッド」に対して、ジャケットに使用される生地はツヤのない「綿」「麻」「ツイード」などがあります。2つ目の違いとしては着丈の長さです。ジャケットは丈が短めで、お尻が全部隠れない程度の着丈であることが特徴です。スーツはジャケットより長く、上着を着た状態であればお尻まで隠れることが特徴です。

セットアップコーディネートがおすすめ

スーツは上下セットで販売されていることが多いのに対して、ジャケットは上着のみで販売されており、他のパンツと合わせることが多いです。しかし、まれにセットアップと呼ばれるものもありますので注意が必要です。セットアップとは、別々で販売されているものの、上下同じ素材を使用しており、スーツのように着こなすことができます。そのため、ジャケットとパンツをセットで購入すれば、おしゃれなセットアップコーディネートに挑戦することもできます。セットアップで販売されているものの多くは、ラフでカジュアルな雰囲気の服です。そのため、セットアップの上着はジャケットとして利用できます。最終的には、すでにご紹介した素材の違いや着丈の長短も含めて判断することになりますが、上着だけの単体で販売されているものはジャケット、上下セットで販売されているものはスーツと理解しておけば、ほとんどの場合、問題ありません。

ポケットの作りに注目

スーツとジャケットは似ていますが、ポケットを比較すると見分けることができます。スーツの上着やジャケットには、胸の部分や両サイドの部分にポケットがついているのが一般的です。ポケットがあること自体は同じですが、そのポケットの状態などに違いがあります。まずは胸ポケットを確認してみましょう。スーツは表面の生地に切れ込みを入れてポケットがついているのに対して、ジャケットはポケットが外側から縫い付けられています。ジャケットの胸ポケットは破損しやすいので実用性はほとんどありません。ジャケットの場合のポケットは、デザインの一部として機能している点が特徴ですね。次に、ポケットの上蓋があるかどうかです。スーツの場合、両サイドのポケットには上蓋が付いているのが一般的です。上蓋があることで、「ポケットに雨やホコリを入れない」というマナーを守れます。一方、ジャケットの両サイドにあるポケットには、上蓋がないものが多いです。上蓋がないほうがよりカジュアルな印象になるため、ジャケットには上蓋が施されていないケースが多いといわれています。ポケットの違いに注意することで、ジャケットとスーツの上着は区別できるということを知っておくとよいでしょう。ジャケットのポケットは、デザインだけのためについており、使えないようになっているものも珍しくありません。とはいえ、スーツの両サイドのポケットは何も入れないのが通例です。これは、ポケットの中の重みでスーツが型崩れをしないようにするため。使えるようにこそなっていても、現在ではスーツのポケットはほぼ「飾り」の意味を持ちます。スーツのポケットも、実用性ではなくデザインで選んでいきたいですね。

シルエットに影響する肩パットも重要

スーツで飽きている場合には、肩パットの作りが異なるジャケットを気分転換に着こなすのもおすすめです。肩パットとは、上着を着た状態で両肩が盛り上がるように見せるために肩の部分に入れられているパットのことです。肩パットが入ることにより、胸を張った印象を作り出し、美しい立体的なシルエットを実現する効果が期待できます。パットが入っていない上着とは、見た目に大きな違いが生じますね。スーツとジャケットは、それぞれの目的に合わせて肩パットの有無を変えています。 仕立て屋が作るテーラードスーツには、伝統的に肩パットが使用されていました。肩パットを入れることで立体的なフォルムに仕上げることが一般的だったからです。そのため、その名残があるスーツには肩パットが入っています。一方、ジャケットは、肩パットが入っていないものが主流です。肩パットを入れないことによって堅苦しさがとれ、気楽に着られるようになることと、シルエットもカジュアルな雰囲気になることが理由だといわれています。

おすすめのジャケット着用シーン

一般的には、スーツは公式な場所で着ることが多い服装です。ビジネスではスーツ着用が基本になります。スタートアップ企業などの場合、スーツは堅苦しいということでスーツを着用しないことも多いですが、伝統的にビジネスの場ではスーツを着ることがマナーだという傾向があります。また、冠婚葬祭や公式行事などではスーツを着るのが一般的です。かっちりした印象のスーツを着用しておけば、相手に失礼にならないということで、冠婚葬祭や公式行事ではスーツが着用されています。対して、ジャケットの使用シーンの中心は、プライベートになります。普段着として利用することが多いです。カジュアルな雰囲気が出せるだけでなく、着心地も楽だというメリットがあります。また、カジュアルなパーティーでもジャケットを着用することがあります。仲間内の気楽なパーティーなどでは、ジャケットを1着持っていれば重宝するでしょう。大人の男性であれば、使用シーンでしっかりスーツとジャケットを使い分けたいものです。

ファッション性が高いアイテム

ジャケパンスタイルは非常にファッション性が高く、根本的にスーツとは違うものです。スーツの目的は、ビジネスなどの雰囲気に合ったかっちりした見た目を演出することですが、ジャケットの一番の目的は、あくまで「オシャレ」です。スーツの上着はワイシャツ、スーツのパンツ、ネクタイ、ベルト、革靴と合わせるのが基本ですが、ジャケットはそうではありません。スーツの型にはまらない、全く別次元のファッションを可能とします。これを前提に考えれば、ジャケットをどこで着ればいいかイメージできますね。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

「オーダースーツSADA」とは、低価格でありながら品質の良い生地を使ったオーダースーツ専門店です。 デザインはさまざまで、品質の良いカジュアルスーツからビジネス向けのものまで、お客様のご希望に合わせてスーツをオーダーします。 また、スマホからお客様の体型にフィットするスーツを作れるのも、オーダースーツSADAの魅力です。 「ワンランク上のスーツを着用して周囲と差を付けたい」「スーツを今よりも格好よく着こなしたい」などとお考えの方は、一度お問合せください。 経験と知識が豊富なスタッフが、親身になってご対応いたします。

まとめ

カジュアルスーツの魅力は、おしゃれさを演出できたり、オンオフ問わず着用できたりすることです。 とはいえ、適当な組み合わせでは、格好よく着こなせません。インナーや小物と組み合わせることで、カジュアルスーツが持つ質感や、その人の魅力を引き立てるのです。 カジュアルスーツを着用する際は、本記事でご紹介したコーデでばっちり決めるといいでしょう。 次回出勤した際は、「以前よりも雰囲気良くなったね」と上司や部下からいってもらえるかもしれません。

いかがでしたでしょうか。今回は、カジュアルスーツで男性の魅力を引き上げるために、カジュアルスーツの魅力やビジネススーツとの違い、カジュアルスーツを選ぶポイントやかっこよく着こなすためのコーディネートなどをご紹介しました。カジュアルスーツの魅力は、インナーや小物をうまく組み合わせることで、カジュアルスーツが持つ質感や、その人の魅力を引き立てるので、おしゃれさを演出できたり、オンオフ問わず着用できたりすることです。また、選ぶ色や柄がとても重要なため、初心者やコーディネートが苦手な方は、「無彩色×有彩色」の組み合わせで選ぶと綺麗にまとまるのでおすすめです。適当な組み合わせでは、格好よく着こなせないため、本記事を参考にスーツを選んでみてはいかがでしょうか。素材やサイズ、色柄にこだわりたい方や、コーディネートについて相談したい方は、オーダースーツも検討してみてはいかがでしょうか。オーダースーツSADAでは、専門のスタッフがしっかりサポートするため、フルオーダーの楽しさ、快適さ、フィット感はもちろんのこと、着回しの相談や着こなしに関しての些細なお悩みにも親身にお答え致します。オーダースーツSADAでその魅力を体験してみてはいかがでしょう。

藤井 彩生
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