女性のクールビズスタイルとは?レディーススーツを綺麗に着こなすコツのアイキャッチ画像
女性のクールビズスタイルとは?レディーススーツを綺麗に着こなすコツのアイキャッチ画像

女性のクールビズスタイルとは?レディーススーツを綺麗に着こなすコツ

クールビズのシーズン、女性のみなさんはどのように着こなしていますか?オフィスカジュアル化が進む現代、クールビズではかなりラフな格好が許容されてきましたね。男性は「スラックスに半袖ワイシャツかポロシャツ」あたりはいまだ外せないポイントとなっていますが、女性は少し許容範囲が広いイメージがあります。クールビズシーズン、女性はどこまでカジュアルな服装が許容されるのでしょうか?またクールビズシーズンの女性によくあるお悩みとして、「ジャケットがないと透けてしまって嫌だ」「外は良いけど、冷房が効いたオフィスは寒くて体調が悪くなる」といった点も挙げられます。また細かい点として、「靴だけ蒸れて嫌だ」「汗ジミが気になってしょうがない」と感じている方もいることでしょう。こうしたお悩みを解決するにはどのような点に気をつければよいのでしょうか?そこで今回は、スーツコーデのプロフェッショナル集団「オーダースーツSADA」の現役スタッフが、「女性のクールビズで許容される服装」「クールビズでの女性のお悩み別対策」「見逃しがちなクールビズマナー」について詳しく解説します。このコラムを読めば、マナーを押さえつつ夏の暑さを制して快適に過ごせますよ。

  •  レディース

女性のクールビズにオススメの服装を紹介

現在オフィスカジュアルが主流となっていますが、全ての業種でカジュアルな服装がOKというわけではありません。
通常のクールビズ指定で、どこからどこまでが許容範囲なのか分からず、迷ってはいませんか?

今回は、そんなクールビズのお悩みにお答えします。
通常のクールビズの着こなしから、格式高めな服装ルールまで解説しますので、参考にしてみてくださいね!
クールビズスタイルは、マナーを守っておしゃれに着こなしましょう。

女性のクールビズの服装は曖昧?

女性のクールビズの服装は曖昧です。
男性のクールビズのようにワイシャツにスラックスと決まっていれば良いのですが、女性のクールビズスタイルには、明確なアイテム指定がないのです。
基本的にはビジネスのNGを避けて、スーツの着こなしルールを守ります。

クールビズとは

クールビズとは、2005年に環境省主導で始まった、冷房節約キャンペーンです。
環境に配慮し、冷房の設定温度が28度の室内でも快適に過ごせる、ビジネスウェアの軽装化を目指しました。
このキャンペーンは次第に定着し、現在ではほとんどの企業が取り入れています。
つまり、女性のクールビズスタイルも、「室温28度で快適に過ごせる服装」がキーワードになります。ビジネスにふさわしい品格を保ちながら、室温に対応できる軽装を選びましょう。

クールビズ対応カラーとデザイン一覧

クールビズでは、ビジネスの定番カラーと定番デザインを把握しておくことがポイントです。
スーツ関連アイテムの靴やベルトもチェックしておきましょう。

アイテムデザイン
スーツダークカラー紺グレー黒(黒無地はNG)無地織柄薄い柄テーラードノーカラータイトスカートフレアスカートセミフレアパンツテーパードパンツ
ブラウス白パステルカラー無地織柄薄い柄レギュラーカラースキッパーカラー
カットソー白パステルカラー無地織柄ドット薄地ハイネッククルーネックVネックスクエア
ベルト黒ブラウンベージュライトグレー無地サフィアーノベルト幅1.5㎝から2㎝ピンバックル
黒茶ベージュモカネイビー無地アーモンドトゥラウンドトゥスクエアトゥヒールは3㎝以上

【シーン別】女性のクールビズはOK?

クールビズについて分かったところで、この記事をチェックしている人は実際にクールビズを取り入れたいと検討している人は多いのではないでしょうか。そこで、ここでは具体的なシーン別にみた女性のクールビズについて詳しく解説していきます。

営業など社外でのクールビズ

近年クールビズを取り入れている企業も多いため、今までと違う服装に戸惑いながらも、快適に過ごせるスタイルに興味を持っている方は多いです。特に営業職は社内だけでなく、会社の顔として社外の取引先やお客様と会う機会が多いため、服装には気を遣う必要があります。まず、クールビズを取り入れるのであれば、涼しげな半袖シャツや七分袖のシャツがおすすめです。清涼感、清潔感を演出できますし、何より動きやすく快適な服装なため、仕事に集中することができます。ただし、薄着だからこそ汗染みが目立たないような工夫を行いましょう。外出が多い営業職は、どうしても汗をかきやすいため、汗対策として、吸水性に優れているインナーやシャツを選ぶことをおすすめします。足元はサンダルやミュールを履きたいところですが、いつもと変わらずパンプスを選択するといいでしょう。パンプスは蒸れやすく、夏らしい靴を選択したくなりますが、サンダルやミュールはカジュアルさが目立ってしまうため、営業職が履くのは違和感があります。相手によっては、悪い印象を持たれかねません。クールビズだからといって気を抜かないようにしましょう。

事務職など社内でのクールビズ

営業職とは違い、社内で仕事をする女性のクールビズについてもチェックしていきましょう。事務職などの場合、元々ビジネスカジュアルが許容されている職場が多く、クールビズ期間に入っても、あまり今までの感覚を変える必要はないかもしれません。事務職など社内でのクールビズで気を付けたい点としては、クールビズだからこそ肌を露出し過ぎない服装を選択する必要があるということです。女性の場合選択できる服装が多いため、例えば、袖がないノースリーブやキャミソール、短パンや短めのスカートなどは露出が多く、ビジネスシーンでは避けた方がいいスタイルです。涼しく快適な服装を着用したいのであれば、通気性が良く、吸水性のある素材を選択するといいでしょう。また、営業職同様、半袖のワイシャツや七分袖のシャツなど、清潔感を保ちつつ物理的に涼しいアイテムを選べばスマートな着こなしができるのでおすすめです。見逃しがちなところでいうと、選択するカラーによって、与える印象が異なります。夏だからといってビビットカラーなどは避けて、落ち着きがある白やベージュ、ライトブルーなどの寒色系を身にまとえば、爽やかなスタイルに仕上げることができるので試してみてください。

また、室内ではクーラーが効きすぎてしまう傾向にあるため、寒すぎる場合には薄手のカーディガンを準備しておくと安心できます。サッと羽織ることができ、体温調整がしやすいのでおすすめです。

就活でのクールビズ

就活をしている場合、クールビズがOKなのか気になっている人は多いのではないでしょうか。ポイントは選考する企業がクールビズを許容しているのかどうかです。例えば、選考案内や説明会のアナウンスで「クールビスでお越しください」「クールビズOK」など、クールビズについて記載してくれるケースがあります。この場合、就活ではありますが企業がOKとしているので、ノージャケットで選考に参加しても問題ないでしょう。しかし、企業によってはこういった記載をしていないケースも多く、クールビズで参加していいのか分からないケースがあります。通常通り上下スーツで準備しても、慣れない会場までの道のりを歩いたせいで、大量の汗をかいてしまい、メイクや髪が崩れてしまうのでおすすめできません。会場まではジャケットを脱いで、会場についたら羽織るなどの工夫や夏用のジャケットを準備するなど対策を行いましょう。また、クールビズで参加しても問題ないか事前に問い合わせをしてみるのもおすすめです。確認をせずに、クールビズで参加するよりも、失礼にはあたりませんので気軽に確認してみましょう。

お悩み①ジャケット無しでも透けない

通常のクールビズでは、男性はシャツにスラックスです。
これを女性に当てはめると、ブラウスにスカートか、ブラウスにパンツスタイルとなります。
ブラウスとボトムの着こなしは下着が透けてしまうため、透け対策が必須になります。
マナーとしても重要な点なので、透けていないかのチェックを忘れずにしておきましょう。
透けにくくする方法はいくつかあります。

  • 下着の色を透けにくい色にする・・・下着は白いブラウスの場合、白が最も透けます。これは、肌色よりも明るい白が、肌とのコントラストを強めてしまい、下着と肌の境目が目立つためです。肌の色に近いベージュか、若干濃いベージュは透けにくくなります。ベージュにグレーを混ぜたグレージュ、ラベンダー、ワインレッドなども肌に馴染みます。肌色には個人差があるため、自宅で透け感をチェックしておくことも大切です。
  • 吸湿性のあるインナーを着用する・・・透けと汗問題を同時に解決します。ブラウスは比較的肌から浮いている面積が多いため、肌に密着するインナーは、汗の不快感を解消し、体が冷えることも防止します。インナーの縁を縫製しないカットオフタイプが目立ちにくく人気です。
  • ブラタンクトップ・・・重ね着は苦手な方は、ブラとインナーが一体型のブラタンクトップがおすすめです。
  • シームレスブラジャー・・・ブラジャーのリボンやギャザーなど表面の装飾は、ブラウスやカットソーの上から見ても目立ちます。縫い目のないシームレスブラジャーに変更するだけでも、シルエットが目立ちにくくなります。

実は男性も、素肌が透けるのはマナー違反のため、日本では肌着着用がビジネスマナーになっています。
透け対策ができていないと、ビジネスシーンでは信頼と評価が下がってしまいます。
社会人のビジネスマナーとして徹底対策し、スマートな着こなしを目指しましょう。

お悩み②オフィス内でも寒くない

ブラウスにスカートの軽装では、丸1日エアコンの効く部屋での仕事は辛い場合もあります。クールビズ期間中は、寒さ対策アイテムを活用しましょう。

  • 薄手カーディガン・・・クールビズの心強い味方はカーディガンです。エアコンの風が直接肌に当たるのを防ぎます。半袖ブラウスに羽織っても違和感の無い、薄手のトッパーカーディガンがおすすめです。着丈は長すぎないものがクールビズ向きです。腰にかかるくらいの着丈を選びましょう。
  • テーパードパンツ・・・冷たい空気は足元も気になります。スカートからテーパードパンツに変えてみましょう。薄手の夏生地であっても寒さ対策になります。
  • 長めカットソー・・・最近はタックアウトする着丈長めのカットソーなどもあります。寒さ対策に利用しましょう。裏地に柔らかな肌触りの綿素材を使ったものをスカートにインします。長めのカットソーが冷えるお腹や腰回りを包みます。汗もすぐに吸い取ってくれるため、汗が冷えることによる体温低下も防いでくれます。ブラウス指定の場合は、特に体が冷えるため長めのタンクトップインナーを重ね着する事でも同じ効果を得られます。

クールビズマナーをチェック

クールビズの基本マナーを把握しておきましょう。

格式高めクールビズ

  • スーツ・・・ダークカラーのテーラードが安心です。色は紺やグレーがおすすめ。柄は無地が単品使いもできて便利です。スーツでの着用が多い場合は薄い織柄、ピンストライプもOKです。派手な柄や、フォーマルのように見える黒無地は避けます。素材はウールが無難です。ポリエステル100%のとろみ感がある素材はカジュアル寄りです。ジャケットの7分袖はNGの場合もあります。社内ルールをチェックしましょう。
  • ブラウス・・・襟付きブラウスは、レギュラーカラーやスキッパーが基本です。ジャケット着用が多い場合は、汗をブロックするため長袖を着用します。ジャケットを脱ぐ時間が多い場合は、七分袖や半袖もOKです。社内ルールによります。色柄は白無地が格式高く、色が濃く柄が強くなるほどカジュアルになります。
  • カットソー・・・シンプルなデザインで白が無難です。色はパステルカラーまでが目安です。Tシャツのようなタイプは避けます。裏地ありの透け感の無いシフォン系や裏地付きレースなど、上品なデザインがおすすめです。
  • ボトムス・・・タイトスカート、ストレートパンツ、セミフレアパンツまでが目安です。華美なフレアやマーメイドラインなどは避けましょう。
  • 靴とベルト・・・パンツスタイルの場合はベルト着用がルールです。ピンバックルのベルトと3cm以上のヒールがある靴を合わせます。色は黒が無難です。

通常クールビズ

  • ノージャケット・・・クールビズはジャケット無しが基本です。寒さ対策としてのカーディガンなどはOKです。対面業務や会議の際にはジャケットを着用する場合もあります。テーラード、ノーカラー、七分袖ジャケットのいずれかを会社に一着用意しておきましょう。天候によって肌寒い日もある春夏は通勤にも使用できます。紺無地が無難ですが、オフィスカジュアル寄りの企業では、ライトグレーやオフホワイトなど明るめのジャケットも着用出来ます。社風に合わせましょう。
  • トップス・・・ブラウスが基本ですが、カットソーやサマーニットなども使用されます。無難に合わせる場合はブラウスやカットソー、メンズがポロシャツOKであれば、サマーニットなども着用可能と考えられます。
  • ボトムス・・・タイトスカート、Aライン、フレアスカート、テーパードパンツなどが定番です。足首が5㎝以上出るクロップドパンツはカジュアル寄りになります。
  • 靴とベルト・・・比較的明るめカラーも合わせられます。ベルトと靴の色は必ずしも同じでなくても大丈夫です。

絶対避けたいクールビズのNG

露出はNG

  • ノースリーブ・・・肩が出る服はNGです。
  • シースルー・・・袖の一部分などは許容されますが、肩や胸の付近が広範囲に肌が透けるものはマナー違反です。
  • キャミソール・・・キャミソールをトップスとして使う事は避けましょう。
  • 首回りが開いているカットソー・・・胸の露出が大きいカットソーは失礼になるためNGです。
    鎖骨下まで開いているカットソーや、デザインがゆったりとしているカットソーは、前かがみになった場合に首回りが開きインナーが見えます。自分では気づかない場合もあるため、鏡でチェックしましょう。
  • 膝上スカート・・・ビジネスの基本は膝丈です。
    許容範囲は、膝の関節が完全に見える位置までです。
    膝上は避けましょう。

体のラインが出る服

体に密着するトップスはNGです。
ジャケットは、前ボタンを留めるとX状のシワが入るようなタイトな着用も避けます。
最近人気のストレッチ素材は、タイトに着用するとインナーのラインが目立ちます。
胸とウエストの落差が大きい体型では、どうしてもボタン付近にシワが入り、胸が強調されてしまいます。
体のラインが強調されないように、無理なくフィットするスーツを選びましょう。

素足は避ける

ビジネスでの素足はNGです。
必ずストッキングを着用しましょう。

靴のNG

つま先とかかとが出る靴は避けます。

  • オープントゥ・・・つま先が開いていて指先が見えるタイプです。夏はつい選んでしまいたくなるデザインですが、我慢しましょう。
  • バックストラップ・・・かかと部分が無く、ストラップでかかとを支えるタイプです。こちらも失礼になるため避けます。
  • ミュールやサンダル・・・ミュールは甲を覆うパーツのみで、かかとを支えるパーツが無いタイプです。サンダルは甲とかかとをベルトのような簡易的なパーツで作ったものです。どちらもカジュアルアイテムのためNGです。

クールビズを制して夏を乗り切る!

クールビズで暑さ対策

もともとクールビズは快適な仕事環境を目指した軽装化です。
NGさえ避ければ、クールビズを楽しむこともできます。
ここからは、クールビズを快適に楽しむためのポイントをご紹介します。

7分袖ジャケット

夏もジャケットを着用する方へのおすすめは、ウールの7分袖ジャケットです。
もし、社内ルールで七分袖がOKであれば、ウールタイプで用意しましょう。

なぜ夏にウールが良いの?
ウールは冬の素材だと思っていませんか?
羊の体を覆うウールは、夏は涼しく冬は暖かい素材なのです。
ウールで作られた生地は汗を吸湿、放出するため、サラッとした着心地になります。
この吸放湿性は、なんとコットンの約2倍と言われています。
ウールの手触りは滑らかで優しく、サラサラとしていて格別です。
生地独特の高級感もビジネスには嬉しい風合いです。
ジャケット着用のクールビズには、紺系のダークカラー無地の7分袖を用意しましょう。
着回し力抜群で、ほとんどの色合わせに違和感なくマッチします。
7分袖の袖先の長さを変えられるロールアップ機能も、アレンジができて楽しめます。
ひと折りすれば6分袖に変化するロールアップは、手首が華奢に見える嬉しい効果もあります。
手首には太い血管があるためロールアップすると、涼しさも大幅にアップします。

夏場のパンティストッキングが苦手

夏場のパンティストッキングが苦手な方は、ウールのテーパードパンツがおすすめです。
サラサラとしたウールパンツのスタイルなら、パンティストッキング無しでスッキリ快適です。
ただし、足先だけはストッキングを着用しましょう。
可能であれば、アンクル丈よりも少し長めを選びます。
椅子に掛けたときパンツはかなり短くなるため、ストッキングの履き口が見える場合があるためです。

靴が蒸れる

夏場の暑さで一番深刻なのが、靴の中ですよね?
靴はつま先やかかとを出せないため、どうしても蒸れます。
その場合におすすめなのが、サイドオープンパンプスです。
文字通り、靴のサイドだけが開いたものです。
内側か外側の片方だけ側面が開いていて、つま先とかかとは隠れるため、ビジネスでも使用が可能です。
足裏全体を覆う物よりも蒸れが軽減されます。

汗ジミをなんとかしたい

人によって汗がでる場所も様々です。
最も多い脇汗は、インナーの脇汗パットを活用しましょう。
インナーを一枚余分に着ると暑くなると思う方も多いと思いますが、汗をしっかり吸うタイプのインナーは、ベタツキ感や汗が流れる感触が無いため快適です。
また、最近の素材は吸湿した後に素早く乾燥させる速乾機能がついているものも多く、汗を吸う素材が無い場合よりも不快感が早く解消します。
重ね着は苦手な方は、裏地に吸水性のある素材を使ったカットソーを選びましょう。

知っておきたいジャケットの正しい畳み方

仕事によっては外出が多く取引先でジャケットを畳むことがあったり、出張が多くてスーツケースにジャケットを締まっておくケースもあるでしょう。いざジャケットを羽織るときに、シワだらけで落胆してしまった経験がある方も意外と多いのではないでしょうか。ここでは、知っておくと役に立つ、ジャケットの正しい畳み方について紹介します。

①ジャケットを半分に畳む

まずはジャケットを半分に折り畳む時に気を付けたい点です。ジャケットのポケットなどが付いているフロント側が手前に来るように持ち、フロントが無駄に開き過ぎないように注意しながら折り畳みましょう。また、背中側を内側にし、左右の肩がズレないようにジャケットを半分に折り曲げることも意識しましょう。

②肩と見頃を裏向ける

次に、両肩をくっ付けた状態で片側の肩に手を入れて”くるん”と裏向けます。自然に両方の肩が重なり、キレイに重なります。うまく重なっていない場合には、肩に手を入れて整えてください。

③ジャケットの襟を整える

今のジャケットの状態を確認してみてください。おそらく、襟が折れ曲がっている等、不自然な状態になっていることが多いです。そのため、上襟と下襟がシワにならないように、しっかりと立たせるようにしましょう。襟を正せば、ジャケットを手に掛けて運ぶことは可能です。シワになりにくい持ち運び方として、外出が多い営業の方などは覚えておくといいでしょう。

④ジャケットをコンパクトに畳む

ジャケットをさらにコンパクトに畳みたい方は、両肩がズレていないことを確認し、ジャケケットをさらに半分に畳みましょう。通常のジャケットの1/4サイズにまとまるので、スーツケースに入れたり、大きめのバックに入れて運ぶ際におすすめです。ただし、あくまで畳みシワを軽減する方法です。シワの回復が早くなる効果は期待できますが、できればジャケットは折り畳まない方が傷まず、シワもできないので長く愛用することができるので、どうしても畳まなければいけないときに、活用してみてください。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

女性のクールビズスタイルは、シルエットに気を使います。
夏生地が薄く、下着のラインが響きやすくなるためです。
特に既製服スーツでは、個人差が大きい女性のスタイルにピッタリと合わせる事は難しい傾向にあります。
肩や胸、ウエストやヒップ、太ももなど、部分的にサイズが合わないスーツを我慢して着ていませんか?
オーダースーツSADAでは、胸やヒップにピッタリと合うサイズを、型紙から作るフルオーダーです。
曲線の連続で構成される、女性のスタイルに無理なくフィットする美しいシルエットが、フルオーダーが選ばれる理由の一つです。
スカートやパンツだけなど単品使いすることも多いクールビズスタイルだからこそ、シルエットの美しさがポイントです。
春夏シーズン用のスーツでは、お好きな生地で七分袖ジャケットも作れます。
無駄のないフィットしたシルエットと快適な着心地、さらっとしたウール生地の高級感と感触をぜひお試しください。

女性のクールビズスーツは、ダークカラーで薄めの柄のもの。ノーカラーなどでもOKです。ブラウス、カットソーは白かパステルカラーで、派手でないデザインの薄めの柄ならOK。ベルト、靴は統一して、黒、ベージュあたりから選ぶのがおすすめです。インナーは透けにくいベージュで、吸湿性のあるものを着用すると「透け対策」はバッチリです。オフィスでの寒さは、スカートではなくテーパードパンツを採用したり、薄手のカーディガンを持ってきたりして対応すると良いでしょう。クールビズで絶対NGなのは、肩が出るノースリーブや胸をが露わになるカットソー。クールビズに限った話ではないですが、ビジネスでは基本的に「露出」はNGとされています。またスカート丈は膝丈まで。膝より上にはしないようにしましょう。また身体のラインがハッキリ出るタイトなトップスや、つま先が指で分かれている靴、踵がないカジュアルな靴も避けましょう。足の蒸れが嫌な人はサイドオープンパンプスを履くと良いです。また素足も絶対NGなため、ストッキングを履いてくださいね。クールビズスタイルは露出を押さえて、目立ちすぎないダークカラーを着ておけば基本はOK。マナーを守ってオシャレで快適に夏を乗り切ってくださいね。

藤井 彩生