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レジメンタル・タイ

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年2月13日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(444日)

皆さんはリクルートやビジナスなど色々な場面でレジメンタル・タイをお使いになっていると思います。

今回のブログではレジメンタル・タイを取り上げたいと思います。

私もネクタイの中で一番所有している数が多いのはレジメンタル・タイです。

レジメンタルタイの歴史は、19世紀のはじめにイギリスで生まれたと言われています。

レジメンタル(regimental)とは、「連隊に属する」ことを意味し、自分が所属している連隊を認識させるために、その連隊の軍旗に使用されていた「レジメンタルストライプ」と呼ばれるデザインを取り入れたネクタイを着用したことが、レジメンタルタイの起源だと言われています。

ネクタイにおけるレジメンタル柄は元々、イギリスの軍旗をベースにしていわれているのがその由来です。

ただここで注意しておきたいのはレジメンタル・タイはフォーマルな場にはあんまりそぐわないという意見があるということです。

たしかに、サミットなどで各国の首相がテレビに映ったり、記念写真が新聞に載っていたりしますがレジメンタル・タイを締めている首相・大統領はあまり記憶にないかもしれません。

レジメンタルストライプとは遠目に見てもどの連隊に属するか判別できるような幅の広いストライプを指しているので、色差をおさえた細かいストライプの場合は、フレンチスーツスタイルに取り入れられることも多く、フォーマルに使用してもOKとされていまので、レジメンタル・タイをフォーマルな場でお使いになる場合はストライプの幅にご注意されはいかがでしょうか?

このレジメンタル・タイの写真をご覧頂いて何かお気付きの方がいらっしゃったら大変ネクタイにお詳しい方だと思います。

答えは左から3本のレジメンタル・タイは左下に向かってストライプが流れています。それに対して右2本のレジメンタル・タイは右下に向かってストライプが流れています。

このように向かって左下に向かってストライプが流れえているのが英国式でイギリスを起源としたレジメンタルタイの基本になっています。

逆に向かって右下に向かってストライプが流れているのが『リバース』と呼ばれていて米国式ということです。

これは米国の『ブルックス・ブラザース』が英国式のレジメンタル・タイのストライプの向きを反対にして販売したところアメリカで大評判となり当時のプレッピースタイルの代表のようになったといわれています。

私もどちらも持っていたのですがこのような歴史があったことは最近まで知りませんでした。

オーダースーツSADAでは店頭で多くのレジメンタルタイを販売していますので是非一度ご覧下さい。

ちなみにオーダースーツSADA千葉駅前店の店舗に置いていあるレジメンタル・タイは向かって左下がりの英国式スタイルです。