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ネクタイはディンプルが命

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締め方次第でネクタイの魅力はもっと引き立つ

皆さんは『ディンプル』という言葉を聞いたことがありますか?
『ディンプル』を英語で書くと『DIMPLE』となります。
辞書でDIMPLEを引くと『えくぼ』とでてきます。

ネクタイのノットの下に作る、えくぼの形をしたくぼみの事を指します。

上の写真をご覧頂くとネクタイの結びめの下にくぼみが見えると思います。
これがディンプルです。

ネクタイを結ぶときこの『ディンプル』を作るのと、作らないのでは胸元の印象が大きく変わります。

ディンプルを作ると胸元に立体感が出て、さらに華やかな印象を持たれます。

海外でも政治家をはじめホワイトカラーの方たちが首元をキレイに魅せる為に作っている事が多いので一度チェックしてみて下さい。
ネクタイを締める際に一手間かけるだけで廻りからこの人は身だしなみに気を使っているなと好印象を持っていただけることでしょう。

センターディンプル

ここからはご存知無い方もいらっしゃると思いますが、実は『ディンプル』の作り方にはいくつか種類がありまして、代表的なものは二種類になり、【センターディンプル】と【ダブルディンプル】になります。

【センターディンプル】とは上の写真のように真ん中に一つくぼみを作るやり方です。

ビジネスシーンや、華やかな場所での着用など、使用用途は幅広く汎用性の高い結び方です。

センターディンプルは、くぼみがネクタイの真ん中に1つできるシンプルな結び方で、

相手には、 誠実・真面目などの印象を与えることができるでしょう。

ダブルディンプル

他方上の写真のようにくぼみが二つあるディンプルを【ダブルディンプル】と呼びます。

ダブルディンプル、別名三つ折りディンプルは、くぼみが2つある作り方です。

華やかなVゾーンになり、力強い印象を相手に与える事ができます。

幅が太いネクタイの場合このダブルディンプルは結びやすいです、通常幅のネクタイだと
くぼみが浅くなってしまい、バランスがとりづらいのですが、太い幅のネクタイだとちょうど良い深さになり、華やかでグラマラスな印象になります。

ディンプルを入れる際に、大剣を2回谷折りして、指で押さえ、そのまま締め上げるのがポイントです。

ネクタイを締める時にディンプルを作ってから形を崩さないように指で押さえ締めていくことが綺麗にディンプルを作るポイントだと思います。

ネクタイを締めた後も鏡でディンプルの形がちゃんと整っているか確認して再度ディンプルの形を整えると綺麗なディンプルが作れると思うので、是非チャレンジしてみて下さい。

最後に注意する点としては、葬儀や法事などの場合はネクタイにはディンプルを作らないのがマナーですので、ご注意下さい。

葬儀や法事などは華やかさを必要としない場なので、ディンプルはふさわしくありません。

ディンプルをつけるのは、ネクタイに立体感を出し華やかにみせるという意味があるため、葬儀の場にはマナー違反になりますのでご注意下さい。