ジャケット右側にある「小さなポケット」の正体
こんにちは!オーダースーツSADA調布店です。
今回は、ジャケットの右腰ポケットの上についている小さなポケット「チェンジポケット」の歴史やデザイン上の魅力についてご紹介してまいります。
是非最後までご覧ください。
昔は実用的だったディテール
ジャケットの右腰部分、通常のポケットの上にちょこんと配置された小さなポケットを目にしたことはありませんでしょうか。
これは「チェンジポケット(Change Pocket)」と呼ばれ、チェンジ(=小銭・お釣銭)を入れるために作られたのが名前の由来です。
19世紀の英国にて、乗馬中に有料道路の通行料として支払う小銭や、蒸気機関車の切符(チケット)をサッと取り出せるように考案された、非常に実用的なディテールが始まりとされています。

現代オーダーでの楽しみ方
現代では電子マネーやキャッシュレス化が進み、実際に小銭を入れる機会は減りましたが、デザイン面で非常に優れた効果を持っています。
チェンジポケットがあることで視線が自然と高い位置に向かい、腰の位置が高く見えるため、脚長効果やスタイルアップ効果が期待できます。
既製服ではあまり見かけない仕様ですが、オーダースーツでは英国調のクラシカルでブリティッシュな雰囲気を出したい時や、周りとひと味違うこだわりを演出したい際の人気のオプションとなっています。
かつて乗馬時に使われていた機能的なディテールが、現代ではスーツ姿をスマートに見せるおしゃれなアクセントとして受け継がれています。
スーツをお仕立ての際は、ぜひチェンジポケットを取り入れて、クラシカルで洗練された一着を作ってみてはいかがでしょうか?
皆様のご来店を心よりお待ちしております。