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革靴の種類⑦

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こんにちは!

今回ご紹介するのは

『ローファー』の歴史や

スリッポンとの違いについて

お伝えしていきます。











ローファーとは靴ひもが付いていない

革靴の事を指します。

靴ひもがない分他の革靴より着脱が楽な事から

「怠け者」という意味の

「ローファー」という名前が付けられました。


ローファーは1920年代に、英国王室や貴族階級の

ルームシューズとして使われていました。

その後、着脱のしやすさやデザイン性の良さから

外履きとして人気を集めていきました。


お洒落なファッションアイテムとして、

ヨーロッパからアメリカにローファーブームが広がり、

アメリカで大流行した波が日本にも伝わった

とされています。










ローファーと似ている

スリッポンというものがありますが

この二つには大きな違いがあります。


スリッポンは靴ひもや装飾が無く、

足を滑らせて履くタイプのものを指します。

一方ローファーは、甲の部分に

フリンジや飾り金具などの装飾が付いている

アイテムが多いという点がスリッポンとの

大きな違いになります。


スリッポンはローファーよりもさらに

カジュアルの印象が強く

皮だけではなく布製のアイテムも多くあります。


ローファーはスリッポンと比べると

カジュアル感は低めですが、

他の革靴と比べると

ビジネスには不向きになります。


ただし、オフィスカジュアルが許されている会社や

デスクワークが中心の職場では

ローファーも良いとされているところもあります。


この様にローファーはビジネスシーンでは

絶対にダメという事ではなく、

取引先との商談や面接時は避けるなど

TPOに合わせて使うのであれば問題は無いでしょう。


いかがでしたか?

ローファーにも歴史や

着用シーンの違いがありますが

その場に合わせたものであれば問題ありません。

次回はローファーの種類をお伝えしていきますので

お楽しみに♪