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ネクタイの結び方(トリニティーノット)

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最終更新日

こんにちは!

今回は

『トリニティーノット』

のご紹介です。











このトリニティーノットは

「3重」「3つの部分」を意味する

トリニティーという名前の通り、

3つの結び目が重なっているように

見える結び方になります。



結び目を目立たせるため

ネクタイは無地の物か

控えめな柄を選んで頂ければと思います。



結び目が大きく立体的になるのですが、

このトリニティーノットは

「ボタンダウン」「レギュラー」

などの衿が狭いシャツと合わせると

引き締まった上品な印象に見えます。











トリニティーノットの由来は

諸説あります。

このトリニティーノットは

キリスト教のシンボルでよく目にするもので、

三位一体(父、子、精霊)を象徴しています。

キリスト教だけではなく

世界中で使われているシンボルでもあります。














このシンボルはインドの遺跡からも発見されました。

紀元前3000年頃までさかのぼる事ができます。

他にも7世紀にケルト美術のシンボルとして

頻繁に登場し、

島国美術の時代に繁栄しました。



これはイギリスとアイルランドで

発展した独自の美術品の事で、

紐を交差させて使う事で知られています。



また、日本でもこのトリニティーノットは

使われており、

日本では「むすび三ツ矢」

と呼ばれています。



結び目には始まりも終わりも無いことから

永遠と永遠の愛を表現しているとも

言われています。

また、その連続した形から

長寿や健康な生活も表す事が出来ます。



加えて、過去、現在、未来という

人生のステージを表す事もあり、

それぞれの大きさが均等ということから、

それぞれのステージが等しく重要である

という考え方もあります。



この様にトリニティーノットは

様々な時代背景や解釈があります。

かなり難しい結び方ですが

他の人より飛び抜けたい

華やかな印象になりたい方

はチャレンジして見てはいかがでしょうか^^




今回は以上となります。

次回は「チューリップノット」

についてお伝えしていきますので

お楽しみに^^