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シャツの素材どれがいいんだろう?

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オーダースーツSADA銀座店のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

シャツの素材と言えば基本的には綿100%と綿とポリエステルの混紡のどちらかですが、

意外にも気にされない方が多かったりします。

または、綿はシワになるからな・・・とネガティブなイメージだけをお持ちの方もいらっしゃいます。

合ってはいるんですが、それだけじゃないのにな~っと感じる事もあります。

そこで、素材の違いによるいいところ(悪いところ)をシャツが好きでどちらの素材も沢山試してきた筆者の感想などを交えて書いていきたいと思います。

1.綿・ポリエステル混紡のシャツ

◎いいところ とにかくお手入れや扱いが楽!

ポリエステルの特性として、形状安定性や吸湿性・吸水性の少なさがあげられるので、

シワになりづらく、洗濯後乾きやすいというメリットがあります。

毎日忙しく働いてヘトヘトになって帰った後にアイロンがけなんてとにかく面倒ですし、

洗濯も部屋干しか週末にまとめてやる場合、乾きが悪いと「着れるシャツが無い!」なんて

困った事態にもなります。

クリーニングは楽ですが、毎週出すとなると正直出費も痛いですし・・・・

ポリエステル混紡のシャツですと、ご自宅で簡単に洗って干せて乾いたら着れるので、

手間もお金も節約出来るのはありがたいですね。

✕良くないところ 吸湿性・吸水性が少ない

良いところに出てきたのに?そうなんです、いいところでもあり悪いところでもあります。

吸湿性が少ないので、どうしても夏場は蒸れやすいですし冬場は静電気が起こりやすいです。

また、吸水性が少ないという事は汗も吸いづらいので汗でべたべたしやすいように感じます。

昨今では、色々進化したポリエステルも多いので一概に言い切れない部分もありますが・・・

2.綿100%シャツ

◎いいところ 柔らかな肌へのタッチ

天然素材らしい柔らかな肌触りは着ていてとても気持ちいいです。

特にシャツは肌に触れる面積が多いのでスーツよりも肌触りは大事ですね。

これは私の体感ですが、綿ポリのシャツですとどうしても肌に当たった感じが固くて苦手です。

特に衿は首元という事もあって、一番気になるところです。

どうも肌にザラザラと擦れる感じがするんですよね~。

◎いいところ 夏は涼しく冬は暖かい

綿の繊維の構造は中心が空洞になってます。

なので、冬場はそこが空気の層になってくれるので熱が逃げにくいため、

洋服の中の暖かさをキープしてくれます。

逆に夏は?????

綿は吸水性がよく汗を吸った時に気化熱が発生し、温度を下げようとします。

着くらべると、確かに外気との差が極端な時ほど、綿100%の方が快適です。

特に夏場は、綿ポリシャツですとどうもシャツの中が蒸れる感じがします。

✕悪いところ シワになる縮む

綿100%を避ける理由No.1かと多いと思います。

これ、綿の吸水性がいいことが原因なんですよね。

いいところが、悪いところでもあるんです・・・・

なので、綿100%シャツはアイロンがけは必須と言えます。

(巷には綿100%でノーアイロンシャツというのもありますが、試してみたら普通にシワになってアイロンした記憶があります。)

慣れれば1枚5分くらいで終わるんですが、仕事終わりにやるの面倒なのわかります。。

けれど、それだけシャツに愛着が沸くのも事実です。

自分の手をかけてあげることで、単なる仕事着がパートナーみたいに思えたりもします。

縮むというのは、オーダーであればある程度サイズ感で調節出来ます。

綿100%をオーダーする際は、少し余裕を持ったサイズ感がおススメです。

出来上がって初めて着る時に、「気持ち大きいかな?」と感じても着てくと丁度良かったりします。

若干綿100%贔屓な感じになってしまいましたね。(笑)

けれど、どちらの素材にもそれぞれいいところがあります。

長所が短所だったりもするので、

それぞれのメリット・デメリットを考えて自分に合うものを選ぶのが一番かと思います。

そういったことも色々アドバイス等出来ますので、ぜひともシャツをお仕立ての際は当店へお越しくださいませ。

【 店 舗 情 報 】

オーダースーツSADAPlus銀座店

東京都中央区銀座6-13-16 

ヒューリック銀座ウォールビル1F 

電話:03-6278-7933

営業時間:11:30~20:00時

定休日:無し