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カフスボタンのはじまりには所説あり
1812年、ナポレオン・ボナパルトがロシア帝国に侵攻するため
極寒の中を隊員とともに進んでいたところ、
隊員たちは鼻水をジャケットのカフスで拭いていたそうで
侵攻する際にはどの隊員の袖も鼻水でカピカピに。
敵国を身なりから威圧することを重んじたナポレオンにとって、
それは許し難い出来事で
鼻水を拭かせないようにカフスに金属の釦をつけた説が有名。
カフスボタンの数は
英国ガーズディヴィジョンのそれぞれの連隊をあらわし
1ボタンは
1656年イングランド王チャールズ2世が創設した
グレナディアガーズの地域に関連して
イングランド出身のブレザーを表すものとなりました。
現代においては機能的な意味が無く、
カフスボタンの数に正解はありません。
装飾としての役割が大部分を占めています。
一般的には数が少ない程
カジュアルな印象を与え活動的な雰囲気になり
1ボタンはスポーティな印象があります。
1ボタンの場合の大きさは
ジャケットフロント釦と同じ大きさの
2.0釦を用いるケースもあります。
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2000年代のトム・ブラウンにインスパイアされての
コットンシャンブレーセットアップで
6.0ハイゴージノッチドラペルのアンコンジャケットは
2.0の1ボタンサージョンズカフス、
1フォワードプリーツクロップドトラウザーズ 、
コットンシャンブレーのタイ、
コットンシャンブレーのラウンドボタンダウンシャツ、
90年代のロングノーズローファー。
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写真の小物類はスタッフ私物の為、店舗販売はされていません。
※写真の生地デザインは、現在店舗では指定できません。
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