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『ロダス』は
イギリスのクロテッドクリーム・ブランド。
500年頃にクロテッドクリームがフェニキア人によって
コンウォールに伝えられ、
1890年イライザ・ジェーンと トーマス・ロダの手によって
コーニッシュ・クロテッドクリームが生まれる。
1920年フランセス・ロダが瓶入りのクロテッドクリームを開発 。
それにより『ロダス』として
フォートナム&メンソンやハロッズといった
高級食材店への卸が始まる。
当時12頭の乳牛しか飼っていなかったため、
ウィリー・ロダがサイドカーで近隣の酪農家から生乳を収集する。
1930年生乳を煮詰めて焼くオーブンを数台購入し、
本格的にクロテッドクリームの製造を開始する。
1939年第二次世界大戦勃発。
配給制度に影響を及ぼすとしてクロテッドクリームの製造が禁止。
1969年技術革新により衛生面が劇的に向上し、
他社と大きく差別化される。
1983年ヒースロー空港を利用する90%の航空会社に
クロテッドクリームが提供されるようになる。
1998年コーニッシュ・クロテッドクリームがPDOに認定。
2003年コンコルドの最終フライトのメニューに
クロテッドクリームが採用。
2016年英国テニス協会のスポンサーとなり、
ゲームの間にストロベリーとクロテッドクリームが提供される。
2018年チャールズ国王がロイヤルコーンウォールショーを訪問。
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イギリスの多くの5つ星ホテルのアフタヌーンティーやクリームティーで
使用されている『ロダス』のクロテッドクリームは
創業当時からの伝統製法で作られ続けている。
英国コーンウォール地方の温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、
乳牛の飼育に最適な牧草地で育った牛から得られる
濃厚でクリーミーな味わいが特徴の新鮮で高品質なミルクを使用。
口に入れた瞬間にミルクの豊かな風味とコクが広がります。
濃厚な生乳から作られた生クリームを低温のオーブンで
じっくりと蒸し焼きにすることで、
クリームの表面に黄色い膜クラストが生じます。
このクラストが、クリームの風味とシルキーな舌触りを保つ
落とし蓋の役割を果たす。
愛用する『ウェッジウッド』カントリーウェアの
クロテッドクリームディッシュに入れて
『ウエッジウッド』カントリーウェアのバタースプレッダーで
クラストがある状態でたっぷりと盛りつけます。
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コンサバトリーでの
アフタヌーンティーに欠かせない
スリーティアケーキスタンドには
・一段目『サーソンズ』漬けキューカンバーサンドイッチ
・二段目フェアリーケーキ
・三段目ロンドンスコーン
・『フォートナム&メイソン』ロイヤルブレンドティー
・『ティップトリー』リトルスカーレット・ジャム
・Aホールミルク
そして絶対の『ロダス』クロテッドクリーム
ロンドンスコーンをナイフで半分に割って
先にクロテッドクリームをクラストごと盛ってから
『ティップトリー』リトルスカーレットジャムを盛って楽しみます。
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注:これらの作品は重田将秀店長の所有物であり
オーダースーツSADAでは販売しておりません。
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