英國名作図鑑5 ロイヤルドルトン オーダースーツSADA 金沢香林坊店 投稿日 2025年7月5日 NEW! 最終更新日 2025年7月11日 ★ 『ロイヤルドルトン』は イギリスのポータリー・ブランド。 1815年ジョン・ドルトンがジョン・ワットの共同出資を受けて ロンドンのランベスで創業。 その当時はストーンウェアをつくる小さな企業であった。 大きな飛躍は2代目ヘンリー・ドルトンの代になってからで、 まず蒸気機関を取り入れ生産効率を高め、 排水設備や洗面器や便器などの衛生用品を製品化し、 ロンドンの都市化に大きく貢献した。 1877年バースレムに窯を移す。 ここからボーンチャイナを導入し、 芸術的テーブルウェアを創造していくこととなる。 1887年ヘンリーはヴィクトリア女王よりポータリー界では 初めてのナイトの称号を与えられ、 1901年にはエドワード7世よりロイヤルの称号を与えられた。 ★★ その後、ハドンホールを持つ『ミントン』、 世界最大数の生産量を誇る オールドカントリーローズを持つ『ロイヤルアルバート』、 イギリスポータリー最高のロイヤルとクラウンの称号を持つ 『ロイヤルクラウンダービー』を傘下におさめ、 世界最大のポータリーメーカーの一つとなった。 2015年7月、フィンランド企業、『フィスカース』に買収、 『ウェッジウッド』、『ロイヤルアルバート』と共に 『WWRDグループホールディングス』の一員となった。 ★★ 『ウェッブ・コーベット』とは、 イギリスのリード・クリスタルガラスのブランド。 1897年に、ハーバート・ウェッブとトーマス・ウェッブ3世と ジョージ・ハリー・コーベットによって設立。 当初会社名は『トーマス・ウェッブ&コーベット』で、 後にウェッブのクリスタルガラスの会社となった 『トーマス・ウェッブ&サンズ』とはまったく別の事業でした。 1930年にスタウアブリッジのクリスタルガラス会社として 『ウェッブ・コーベット』に社名を変更。 1969年には『ロイヤル・ドルトン』に買収され、 1986年に『ウェッブ・コーベット』の名前の使用を停止。 『ロイヤル・ドルトン』はセラミックスとアートポタリーの範囲に 高品質のクリスタルガラスを追加。 『ウェッブ・コーベット』の工場からのガラス製品は、 1990年に閉鎖されるまで、 『ロイヤル・ドルトン・クリスタル』というブランドで生産。 その後、多くの合併と買収が続き、 現在は『ロイヤル・ドルトン』、『ウォーターフォード』 、 『ウェッジウッド』、『イッタラ』と共に、 フィンランドの 『フィスカース』が所有するブランドの1つです。 ★★ 『ウェッブ・コーベット』のほとんどは、 高品質のテーブルウェアとヴァーズでした。 カットして刻んだリードクリスタルガラスは、 その最も有名な作品。 1920年代には『アゲートフランベ』と呼ばれる 石色のヴァーズ、ポット、キャンドルスティックが生産されました。 同じ時期に、ヴァーズやテーブルウェアにエナメルの装飾で 魅力的なデザインを制作し、 主にフラワー、リーフ、フルーツを描いていました。 最も有名なデザイナーは、 サンドブラストデザインとカメオ作品のデビッド・スミス、 1940年代と1950年代の モダンなカットガラスデザインのアイリーン・スティーブンス、 1960年代のガラスカットに適した モダンなデザインの『デビッド・クイーンズベリー』です。 デイビッド・スミスは、1965年から1982年で退任するまで、 『ウェッブ・コーベット』のチーフ・デザイナーでした。 彼はカラーガラスでオーバーレイされたクリアクリスタルを使用した 素晴らしいカメオガラスデザインを紹介し、 デザインはガラスにサンドブラストされ、 カラーレイヤーの一部が取り除かれました。 ★★ 愛用の『ロイヤルドルトン』クリスタルのバルブアトマイザーは オードトワレ『フローリス』No.89を ボトルに7分目まで移し替えてアトマイザーを取り付けます。 ウェアリングは パルスポイントに焦点を当てて、 肌に直接200mm離して軽く2プッシュ。 スクエアスペクタクルズ : 『カトラー&グロス』 ブレードエンドブレーシス : 『アルバートサーストン』 イングリッシュスプレッドカラーシャツ :『 ターンブル&アッサー 』 カフリンクス : 『サイモンカーター』 セルフボウタイ : 『ドレイクス』 フープピアス : 『リンクス』 アーマーリング : 『ヴィヴィアンウエストウッド』 ★ 注: これらの作品は重田将秀店長の所有物であり オーダースーツSADAでは展開しておりません。 ★