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『ピムス』とは、
カクテルの材料を前提に開発されたリキュールのシリーズで
No.1からNo.6までが存在し、それぞれベースが異なっている。
フィジーなどで割って飲むのが基本で
それ用に濃い味付けがなされている。
割るために用いるミキサーとしては、
レモネード 、ジンジャーエール 、スパークリングウォーターといった
フィジーが用いられる。
これらのミキサーを使って、
ロングドリンクを作って飲用するというのが一般的な飲み方。
ロンドン中心部のプルトリーで、
オイスターバーを経営していたジェームス・ピムが、
バーにやってくる客のために、
ジンをベースとしたカクテルを何種類も作ってゆき、
それらの中で特に客から好評を博したのが
『ジンスリング 』であった 。
彼のバーには、彼の作る『ジン・スリング』目当てで来店する客が
多数いたと言われている 。
そこで、ジェームス・ピムの後継者が家庭でも再現できるようにと
『ジンスリング』の素を瓶詰めにして、
1870年代に販売を始めた。
これが、今日の『ピムスNo.1』ジンベースの原型である。
この商品を、当時のイギリスの陸軍と海軍の将校らが
宣伝し広めていった 。
その後『No.2』スコッチウィスキー、『No.3』ブランデー、
『No.4』ラム、『No.5』ライウィスキー、
『No.6』ウォッカまで発売されていったが、
現在においても『No.1』が、ピムスシリーズでは一番の人気である。
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元々の『No.1』は、基本的にフィジーで割ることで
『ジン・スリング』を楽しめるようにと製造されたリキュール。
現在の『No.1』は、ロンドンで生産されたジンをベースとして、
ヨーロッパで作られた数種のリキュール、ハーブ、スパイス、
柑橘類のエキスなどを配合して製造。
ウィンブルドン選手権は、
イギリスで最も格式の高いテニス大会であり、
『No.1』は大会を象徴する夏の風物詩として親しまれており、
大会期間中、会場では多くの『No.1』が販売され、
観客は.飲みながら試合観戦を楽しんでいる。
レモネードやスパークリングウォーターで割り、
オレンジ、レモン、ミント、キューカンバーなどを加えて
飲むのがスタンダード。
ウィンブルドンでは、『No.1』以外にも、
ストロベリー&クリームが名物として知られています。
アルコール度数は、25度
エキス分は、8.6%
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私が愛飲する『No.1』は、
『フェンティマンス・ビクトリアンレモネード』で割った
オーソドックスカクテルで
大好きな『ストロベリーバスケット』と
エルダーフラワーコーディアルドリンクも共にドリンキング。
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♠︎No.1オーソドックスカクテル
♦ イングリーディエント (4パーソン)
『ピムス』No.1…200ml
『フェンティマンス』ビクトリアンレモネード…600ml
キューカンバー…1/4本
オレンジ…1個
ストロベリー…10個
ミント…pinch
アイス…taste
♦ プレパレーション
キューカンバーを薄い輪切り
オレンジを薄い輪切り
ストロベリーのヘタを取り2ツ割り
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♦ ディレクションズ
❶『ロイヤルブライアリー』のクリスタルジャグに
キューカンバー、オレンジ、ストロベリー、ミントを入れる
❷アイスを適量入れる
❸『ピムスNo.1』を加える
❹『フェンティマンス』ビクトリアンレモネードを
静かに入れる
❹『デュワーズ』のマドラーで軽くステア
❺『ロイヤルブライアリー』のタンブラーに注ぎ分ける
❻タンブラーにミントを浮かべる。
♦ プレイティング
『ローラ・アシュレイ』ノッティンガムのテーブルクロスを敷く。
『ウエッジウッド』カントリーウェアの
ストロベリーバスケットにストロベリーを山盛りにして
サイドの『ウエッジウッド』カントリーウェアの
クリームジャグにダブルクリーム
ウエッジウッド』カントリーウェアの
シュガーボウルにカスターシュガー。
『ディーサイド』ナチュラルウォーターをミキサーにした
『ビーバーファーム』のエルダーフラワーコーディアルドリンク。
ロイヤルブライアリー』クリスタルジャグの
『ピムスNo.1』オーソドックスカクテルに
『デュワーズ』のマドラーを挿し
注いだ『ロイヤルブライアリー』タンブラーをセット。
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スクエアスペクタクルズ : 『カトラー&グロス』×『ポールスミス 』
M12ポロシャツ : 『フレッドペリー』
ミニマルショーツ:『アドミラル』
アンクルソックス:『アンブロ』
スニーカー・クラブC85:『リーボック』
フープピアス : 『リンクス』
アーマーリング:『ヴィヴィアンウエストウッド』
ナックルリング・『ヴィヴィアンウエストウッド』
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注: この作品は重田将秀店長の所有物であり
オーダースーツSADAでは展開しておりません。
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