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英國名作図鑑103 アラジン

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『アラジン』とは、
イギリスのブルーフレイムヒーターブランド。

1908年、シカゴで『マントルランプカンパニー』設立。
1919年に子会社として『アラジン』を設立した。
1930年代初め、米国『アラジン』は
燃焼効率の高い「ブルーフレイム・パラフィンランプ」の特許を取得
販売を開始していた。
これをイギリスで製造しヨーロッパで販売するために
英国『アラジン』が設立された。

英国『アラジン』のジャック・インバーは
「ブルーフレイム」をヒーターに応用することを考えつき、
『インバーリサーチ』を設立。
本体外装が燃焼筒となる対流式パラフィンヒーターの
雛形とも言える構造を採ってヒーターを製作し
「インバーリサーチ・ヒーター」として発売。
後にマイナーチェンジ後、
「ブルーフレイム・ヒーター」の商標に変更された。

高い信頼性と熱効率から、
イギリス国内のみならず世界中に輸出・販売され、
その後70年以上に渡って基本的な構成を変えずに生産されている。


「ブルーフレイムヒーター」は
良質な燃焼状態の証である、
均一で美しいブルーフレイムが特徴の
オープンフレイムパラフィンストーブ。

1930年代から基本的なモデルチェンジがほとんどない
レトロなデザインと
対流式のやわらかな暖かさで部屋全体をふんわりと暖め、
燃焼音が静かで、風が出ないのでダストが舞い上がらない。

燃焼効率が良いため、
点火時や消火時のパラフィンの匂いが気になりにくい。

転倒や衝撃が加わった際に、
オートシャットオフ装置が付いている。


愛用の39タイプは、
1995年に生産・販売開始されたシリーズで
2004年に追加されたブラックバージョン。
「ブルーフレイム」が360度見え、かつ視認しやすいよう
コンバスチョンチェンバー下部を
ダブル・ヒートレジスタントグラスとしたモデル。

バーカウンター用として
『シンプレックス』ケトルでボイルウォーターする為に使用。


ブルーフレイム点火方法

❶フレームクリップを引き上げ、
トップフレームを静かに倒す。

❷チップオーバースイッチをセットし、
ウィックアジャスターノブを「バーン」の方向へ止まるまで回す。

❸ウィックアジャスターノブを「オフ」の方向へ回し、
少しバーナーウィックを下げて、
アウターシリンダーより約3mm出ている状態にする。

❹ブルーフレーム専用にしている『コリブリ』ワンハンドライターで
2~3ヶ所にイグニッションしてトップフレームを静かに戻し、
フレームクリップが完全にしまるまで押す。

❺イエローフレイムが全周に回ったら、
ウィックアジャスターノブをゆっくり「バーン」の方向に回して
ブルーフレイムにする。


キャスケットハット : 『ハリスツイード』×『フェイルスワース』
ウィンザーリムラウンドスペクタクルズ : 『アルガ 』
デニムシャツ : 『バブアー』
コーデュロイトラウザーズ  : 『バブアー』
ツイードウエストコート : 『ムーン』×『ポールスミス』
コットンメッシュダブルリングベルト  : 『ハルシオン』
カントリーギリーブーツ:『トリッカーズ 』
フープピアス : 『リンクス』
アーマーリング : 『ヴィヴィアンウエストウッド』
ナックルリング:『ヴィヴィアンウエストウッド』


注:これらの作品は重田将秀店長の所有物であり
オーダースーツSADAでは販売しておりません。