英国クラシックの真髄
ーJOHN FOSTER(ジョンフォスター)ー
1819年創業。
John Fosterは、イギリス・ウェストヨークシャー州ブラッドフォード郊外にて、二世紀にわたり生地を織り続けてきた名門ミルです。

産業革命期の英国。
羊毛産業の中心地として栄えたブラッドフォードで、若きジョン・フォスターは商いを始めました。
地元で紡がれた糸や生地を見極め、買い付けるところから始まったその審美眼は、やがて自社工場の設立へと繋がります。
1851年、ロンドンで開催されたGreat Exhibitionにおいて、モヘア生地で一等賞、糸部門では金メダルを受賞。
その名は、英国のみならず世界へと広まりました。
■受け継がれる構築美
ジョンフォスターの生地は、糸づくりから仕上げまで一貫生産。
長年蓄積された技術により、軽さとしなやかさを持ちながらも、確かなハリとコシを備えています。
身体に沿いながらも、輪郭は崩れない。
構築的な端正なシルエットを描く――
それこそが、英国クラシックの本質。
細番手のウールや上質なモヘヤは、1世紀半以上にわたり世界のテーラーに選ばれ続けてきました。
流行を追うのではなく。時を越えて残る価値を織り込む。
それが、ジョンフォスターの哲学です。
柔らかさで魅せるイタリア生地とは対照的に、この英国生地には、静かな威厳が宿る。
スーツを‟装い”ではなく、‟構築物”として捉えるのならば、一度は触れていただきたい素材です。
