店長のつぶやき

細いスーツ。つまりタイトシルエットというやつ。

これは完全に私の見解なので誤解の無い様にお願いしたいのですが、

もうまだそれいきます？何というか。そもそも既に流行外なんですよね。

しかも以下をご覧ください。

スマートにしたい或いは細く見せたい。という要望は分かりますが、ポリエステル混紡は

まずまずストレッチなんてものは最弱といって良いでしょう。スーツ生地のは。なのでこれをタイトで

合わせるのは危険なんです。柔らかさのあるウール100％でないとほんとに伸びないんでね。

カジュアル生地ではないんで。ポリエステルって化学繊維ですからメッシュもそうである様に硬いんですよ。基本的には。

なんでこういうことを書き込んでいるかと言うと、そもそも選んだスーツ生地が自分の要求する

サイズ感ニーズに合致できているのかどうかについてもっと志向性を持ってほしいという事なんです。

予算とかありますそれも大事ですけど、サイズ感。

要はどういう着方をしてどういう見た目のサイズ感にしたいのか。

これに合わせて生地を選んだ方が長期的に見ても良いって事です。

一概に海外製品とかの高い生地が良いって訳ではなく、

着用ニーズ・サイズ感ニーズにその選んだ生地がちゃんと合っているかです。

ポリエステル混紡が一様に悪いって事ではなくね。

もう少しストレートに言いますと、スーツ生地特にオーダースーツで扱われている生地って、

大体ウール100％かポリエステルが混紡されたまぁいわゆる○○な生地かで分かれてます。

言い方悪いけど金額＝なんです。それなりはそれなりってことはやはり存在します。

だって、そこを無視したら商売が成立しませんから。繊維技術が向上していてもです。

なので、機能性を求め自分のスタイリングを求めるなら、それに合った生地にしないと。

結局はキツイとかブカブカって事になるんです。もちろん採寸者のスキルも影響ありますけどね。

という事で、自分のイメージと実際のシルエットを合致させたいのであるならば、

ちゃんと人の話を聞いて、そこでまぁまぁストレッチのあるウール100％(柔らかいから）がイメージに

合致できるか、またはポリエステル混紡の方が自分のニーズに合っているかちゃんと落とし込む

志向性は持たないと。そうしないと後悔する買い物になりますし皆不幸にしかなりませんのでね。

で、もう一回いいますがメンズのタイトシルエットはホントにウール100％の生地にして下さい。

せめて！それでも怪しいんですから。もうどっちかです予算を取るかシルエットを取るか。

それだけです。要望には何とかしてみますよという性格ですけど、やはり時にはもう～～～～～！って

時もあります私も人間ですから。宜しくお願いしますよ。

オーダーメイドだからこそ、ちゃんとしっかりキャッチボールをしないとダメなんですよ。

あとワイドシルエットなどのゆったりサイズについてはまた後日。