力釦、おススメです。

おはようございます。

オーダースーツSADA 吉祥寺店です。

今回は「力釦」について。

皆様は力釦をご存知でしょうか？？？

ちからボタン、と読みます。

力餅、力石、力瘤、力紙・・・等々、力のつく言葉は色々ありますが、力釦のその一つ。普段まったく使うことは無い言葉なので、知らない方も多くいらっしゃるかと思います。

力釦とは何かと言えば、ジャケットのウエストに付く前釦の裏側に付ける小さな釦のこと。裏釦とも言ったりしますが、要するに力釦が縁の下の力持ちとなり、前釦が取れにくくなるという仕掛けです。

ジャケットをスリムフィットで作った場合、前釦を留めたときに引っ張られる度合いが強くなる為、当然ながら釦もゆるみやすくなります。

当社もそうなのですが、現在の服作りにおいて釦付けの工程は機械で担っており、釦付け糸もポリエステル糸が用いられています。手仕事で麻糸を使っていた時代に比べると、そもそも物理的に釦がゆるみやすいのです・・・。

釦がゆるんで取れてしまえば、自分で付ければいいだけの話ですが、いまの時代は釦付けが出来ない方が多くなっており、取れてしまったら町の洋服お直し屋さんに持ち込むほかありません。

やや話が逸れてしまいましたが、オーダースーツSADAでは力釦を有料オプションでご用意しております。金額は￥1,650（税込）です。釦付けに￥1,650を高いと考えるか安いと考えるか、どう見積もるかは各自の価値観ですが、おススメの有料オプションです。

是非、さりげない作りにもこだわってみてください。

オーダースーツSADA 吉祥寺店
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