正解、不正解。

こんにちは！

オーダースーツSADA 吉祥寺店です。

世の中、正解というものはない。などど言ったりしますし、言われてみればその通りだと思うような事柄のほうが多いような気もします。但し、これが正解とは断言できないものの、それは不正解と断言できることも確かにあると思います。

たとえば、スーツの着用状態。胸囲のゆとり量が不足して、Ｖゾーンがぱっかり開いた状態は不正解であると断言できます。では、Ｖゾーンが閉じていれば正解なのでしょうか？　そうとは言い切れません。ぎりぎり閉じている状態（tight fit）を窮屈だと感じるお客様もいれば、これが自分の求めていた着用感だと喜んでくださるお客様もいらっしゃるからです。

そうなると、ここでの正解とは、お客様が各自で決めるものだと言いたくなりますが・・・正解とは本来そういうものなのか？　という疑問が生じますし、自信をもってそうだと答える人は非常に少ないと思われます。何故なら、根拠イコール自分というのは、ある意味、循環論証であり、何の答えにもなっていないのでは？　という直観を多くの人が働かせますし、その疑問は大いに妥当性を有しているように思われるわけです。

皆様は、どのようにお考えになりますか。

スーツのフィッティングは奥深い（！？）と感じる方もいるでしょうし、仕事のための作業着なんだから全くどうでもいいと思う方もいらっしゃる筈ですし、そこに正解といものはないのだろうと愚考する次第です。

オーダースーツSADA 吉祥寺店
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