![[アーカイブ] スーツの生地の特徴「イギリス編」のアイキャッチ画像](https://storage.googleapis.com/ordersuit/2022/11/istockphoto-497118178-612x612-1.jpg)
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[アーカイブ] スーツの生地の特徴「イギリス編」
2022年11月19日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(893日)
こんにちは!オーダースーツSADA熊本店です。
本日は前回ご紹介したイタリア生地の紹介に続いてイギリス生地の特徴をご紹介します。
イギリス生地の特徴
・ハリ・コシがありシワになりにくい。
・生地に重み・硬さがあり耐久性に優れている。
・伝統的クラシックな色柄のものが多い。

イギリス生地はなんといっても重厚&堅牢な生地が多いのが一番の特徴です。
ハリコシがありシワに強く、仕立てた際に身体のラインを美しく見せてくれる仕立映えする生地が多いです。
また、華やかな色柄や光沢感等、色気のあるイタリア生地と比べると、光沢は控えめで色柄も落ち着いたものが多く男性らしい正統派なスーツスタイルがお好きな方に好まれる傾向があります。
イギリスの代表的な生地ブランド
・JOHN FOSTER(ジョンフォスター)
200年以上続く歴史あるジョンフォスターの生地はイギリス生地特有のハリコシがありながら、イタリア生地にも似たしなやかさを兼ね備えています。
価格も舶来ブランドの中ではリーズナブルでオーダースーツ入門としても非常にお勧めのブランドです。
・DORMEUIL(ドーメル)
ドーメルはもともとフランスの会社ですが、扱う毛織物はイギリスから輸入したものを使用しています。
ドーメルの生地の特徴は正統派な英国と華やかなフランスの良さを掛け合わせたような魅力的な生地が数多く存在します。
堅牢性と強い光沢を兼ね備えた定番の「AMADEUS」、モヘア混毛でシャリ感がありギラっとした光沢の「TONIK」「SUPER BRIO」等、数多くの人気コレクションが存在します。
・FOX BROTHERS(フォックス・ブラザーズ)
1772年創業の老舗ミルであるフォックスブラザーズは何といってもフランネルが有名です。
英国の元首相ウィンストン・チャーチルも愛用していたことでも知られ、フランネルに関しては世界一の評価をされています。
もちろん、フランネル等の紡毛素材だけでなく梳毛素材も最高品質です。

まとめ

ハリコシがあり耐久性やシワに強いイギリス生地は湿度の高い日本の気候にも適しています。
正統派でクラシックなスーツスタイルがお好みの方や立体的で仕立て映えするスーツをお求めの方は是非イギリス生地を選ばれてみてはいかがでしょうか。