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[アーカイブ] オーダースーツのボタン選び

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年12月6日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(923日)

こんにちは!オーダースーツSADA熊本店です。



スーツのデザイン決めの際にお客様が一番悩まれるポイントはボタンと裏地です。

その中で「実際にスーツに付くとどう見えるかがイメージしずらい」といったお声をいただくことも多々御座います。

そこでボタン・裏地が少しでも選びやすくなるようにSADAで取り扱いのあるオプションボタン・裏地をいくつか、スーツの画像とともにご紹介します。

今回はボタン編です。



                 目次





1.本水牛

    その名の通り水牛の角を原料としており、重厚感と存在感のある高級ボタンの代名詞とも言われるボタンです。

    高級ブランドのスーツやコートの多くに、この水牛ボタンが使われています。

    一つ一つ色味や模様が異なり、使い込むほどに味が出るのも天然素材ならでは。

    どんな色柄のスーツにも相性良く馴染んでくれるので、困ったら本水牛ボタンを選んでおくと間違いありません。


    2.ナット

    ヤシの木の実を原料として作られるナットボタンは渦のような模様が特徴的で、柔らかみがあり少しカジュアルな印象を与えます。

    こちらも水牛ボタンと同じく天然素材ならではの経年変化を楽しめるボタンです。

    スーツにはもちろんカジュアルなジャケットとも相性が非常に良いです。

    写真のようなかなり明るいナットボタンの場合、カジュアル度が高くなるので光沢の強いドレッシーな

    濃紺のスーツ等とは少し合わせにくいかもしれません。

                                              

    3.サンダー

    鏡面のような強い光沢が特徴のサンダーボタン。

    非常にドレッシーかつ高級感溢れる佇まいで当店でも人気の高いボタンです。

    主張のあるボタンがお好きな方はこちらのサンダーボタンがお勧めです。

    光沢のあるスーツとの相性は言うまでもなく、マットな生地のスーツに合わせてボタンの光沢をより引き立たせるような合わせ方も良いかと思います。

    光沢の強いボタンなので、リクルートスーツや喪服等の場合は避けて頂いた方がベターです。                                       


    4.貝

    貝をくりぬいて使用する貝ボタンは主にシャツに用いられますが、スーツや夏のジャケット用のボタンとしても人気があります。

    美しい光沢があり、見る角度や光の加減で輝き方が変化する大変美しいボタンです。

    その反面、耐久面で少し脆い部分がありますので取り扱いやクリーニングに出す際は注意が必要です。


    あとがき

    いかがでしたか?ボタン単体で見るのと実際にスーツに付いた状態では見え方や印象が異なってきます。

    スーツのボタン選びの際のご参考になれば幸いです。

    SADAでは今回ご紹介したもの以外にも様々なボタンをご用意しております。

    選ぶボタンによってスーツの印象は大きく変わってきますので、是非皆様も拘ってボタン選びを楽しまれて下さい。