![[アーカイブ] Ermenegildo Zegna 23S/Sのアイキャッチ画像](https://storage.googleapis.com/ordersuit/2023/03/IMG_2819-1-1.jpg)
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[アーカイブ] Ermenegildo Zegna 23S/S
2023年3月27日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(766日)
こんにちは!オーダースーツSADA熊本店です。
本日はイタリアのErmenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)の生地をご紹介します。
目次
2-3.T R A V E L L E R J A S P E
E r m e n e g i l d o Z e g n aとは
スーツがお好きな方であれば1度はゼニアというブランドの名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
1910年創業のイタリアを代表するラグジュアリーブランドであるゼニア。
世界中の著名人やエグゼクティブたちから高い支持を得ている最高級の服地メーカーです。
最高級の繊維を買い付け~仕上げまで自社工場にて一括管理。
一目で違いがわかる美しい光沢と、まるでカシミアのような柔らかくヌメリのある上質な生地は他のブランドの追随を許さない最高品質です。
「アルマーニ」「トムフォード」「キートン」「エルメス」「ヒューゴボス」「ラルフローレン」「ブリオーニ」などの世界的なビッグメゾンに生地を供給しており、現在では、高級紳士服のおよそ30%は ゼニア(の生地で作られているとも言われています。
Zegna生地紹介
ゼニアの生地には様々なコレクションがあります。
今期SADA取り扱いのコレクションとその中のお勧めの生地をご紹介します。
15 milmil 15
15milmil15(クインディッチ・ミルミル・クインディッチ)は、ゼニアのシリーズの中でも特に最高品質として知られるコレクションです。
15という数字は15ミクロンという繊維の細さを表現しており、シルクやカシミアに匹敵する極細繊維を使用しています。
ゼニアはSuper表記をしておりませんが、Superで表すと、Super170’sになります。
一般的にSuper100’sでも十分上質とされますので、いかに極上の繊維を使用しているかがお分かりいただけるかと思います。
美しい光沢と、とてもウールだとは思えないような柔らかさと滑らかさのある手触り。
まさに最高品質のコレクションです。


T R O F E O
TROFEOも15milmil15と並んでゼニアを代表するシリーズです。
TROFEO(トロフェオ)というネーミングは「トロフィー」を由来としており、ゼニア社が開催している「オーストラリア原料品評会」にて優勝した、その年の最優秀ブリーダーによって採取された原毛の中から、16ミクロンという超極細繊維のものだけを集め、それを原料として作られる生地がTROFEOです。
TROFEOにはウールとカシミアを混毛したTROFEO CASHMERE(トロフェオ カシミア)やモヘアを混毛したTROFEO MOHAIR(トロフェオ モヘア)等の様々なシリーズがありますが、こちらのTROFEOはウール・リネン・シルクの三斜混素材となります。
シルクの光沢とリネンのムラのある素材感が絶妙でスーツとしてもジャケット単品としてもお勧めです。


T R A V E L L E R J A S P E
シワに強いゼニアの人気コレクション「TRAVELLER」にシルクとポリウレタンを混毛したこちらの「TRAVELLER JASPE」は、ストレッチ性とムラのあるメランジの生地感がポイントです。
目の粗い素材なので、ジャケット向きのお素材になります。
春夏のジャケパンスタイルや普段使いのカジュアルジャケットにいかがでしょうか。


あとがき
いかがでしたか?
ゼニアの生地はスーツ上下¥151,800(税込)~と熊本店で取り扱いのある中では最も高額な生地になりますが、間違いなくそれだけの、いえ、それ以上の価値のある最高級のスーツに仕上がります。
特別な日や式典で着用するスーツとして、また自分へのご褒美としてゼニアの生地でスーツをお仕立てされてみてはいかでしょうか。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。