![[アーカイブ] 襟元で差をつけろ!!「ネクタイのディンプル」のアイキャッチ画像](https://storage.googleapis.com/ordersuit/2023/06/IMG_4337-800x600.jpg)
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[アーカイブ] 襟元で差をつけろ!!「ネクタイのディンプル」
2023年6月1日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(700日)
こんにちは!オーダースーツSADA熊本店です。
本日はネクタイのディンプルについてご説明いたします。
目次
「デ ィ ン プ ル」とは?
皆様はネクタイの「ディンプル」をご存知でしょうか?
ディンプルとは英語で「えくぼ」という意味の言葉で、ネクタイのノットの下に作る窪みのことを指します。
ネクタイを結ぶ際にディンプルを綺麗に作ることで襟元に立体感が生まれ、スーツスタイルをエレガントかつ洗練された印象に見せてくれます。
デ ィ ン プ ルの有無による見え方の違い
では、ここでディンプルがしっかり入っている写真とディンプルの無い写真を見比べてみましょう。


上の写真がディンプルが綺麗に入っているものです。
ディンプルが入ることで奥行きが生まれ、またノット部分にくびれが出来ることで華やかかつスタイリッシュな印象になりますね。
比べてディンプルのない下の写真は、平面的でメリハリのない野暮ったい印象に。
くびれもなくあまり格好良いとは言えないですね。
このようにディンプルの有り無しで見た目の印象が大きく異なります。
もちろん、ディンプルは必ずしも無いといけないというわけではありませんが、せっかくお気に入りのスーツを着るのなら、格好良く着こなしたいですよね。
簡単にスタイリッシュな印象を与えられるテクニックですから、是非とも挑戦してみましょう。
デ ィ ン プ ルを作る際のポイント
当店のお客様で、「ネクタイのディンプルを作りたいのだが、中々上手くいかない。」というお話をたまにお伺いすることがあります。
実際、ディンプルが上手く作れなくて困っているという方は結構いらっしゃるようです。
ディンプルを上手く作る際のポイントとしては、

ネクタイを締める際に、深くしっかりと窪みを付けてあげること。
その際、親指と中指で両サイドを支え、人差し指で窪みを付けるとやりやすいかと思います。

赤丸部分のように結び目の上の方まで窪みを入れてあげると綺麗にディンプルが出来やすいです。
また、ノットの締まりが緩いとディンプルを作っても途中で崩れてしまいます。
ノットをしっかりと締め、コンパクトな結び目を作るように意識しましょう。
着用シーンによるデ ィ ン プ ルの有無
ネクタイのディンプルはビジネスシーンでも全く問題なく活用していただけます。
しかし、基本的にディンプルは装飾の意味合いが強いので、葬儀の際はNGであるとされています。
ただ、明確にマナー違反と言うよりは暗黙の了解的なところがあり、日本の上皇陛下をはじめ、各国の首脳でも葬儀の際にネクタイにディンプルを付けている方も多くいらっしゃる為、喪に服す気持ちがあればディンプルの有無は気にする必要はない、という意見もあるようです。
あとがき
いかがでしたか?ネクタイのディンプル、今まで気にしたことがなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スーツスタイルを美しく見せる為に非常に有効なテクニックですので是非、皆様もお試しください。
中々上手く作れない、という方は店頭で直接スタッフがディンプルの作り方をお見せすることも出来ますので、お気軽にお申し付けください。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。