![[アーカイブ] 今更聞けない礼服の種類のアイキャッチ画像](https://storage.googleapis.com/ordersuit/2022/08/bb6e7580b0aab838b344496a6bd9cebd.jpg)
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[アーカイブ] 今更聞けない礼服の種類
2023年6月27日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(674日)
こんにちは!オーダースーツSADA熊本店です。
突然ですが、皆様は礼服はお持ちでしょうか?
親族の結婚式やお葬式などに黒のビジネススーツで行こうとしていませんか?
今回は「フォーマルスーツを持っていないけど、どういった選び方をすれば…」とお思いの方は必見です!
礼服の種類3選
礼服と一言にまとめてしまいましたが、その中にもいくつかの種類があるのでご紹介いたします。
使うシーンや格式の高さによって着用するものが変わってくるので、覚えておいて損はありませんよ!
では行きましょう!
モーニングコート・燕尾服(正礼服)
今回ご紹介する中で最も格式高い場面で着用するスタイルで、
モーニングコートは昼の正礼装、燕尾服は夜の正礼装です。
式典であれば主賓、結婚式であれば新郎新婦の父親が着用するものになっています。
ただしお葬式では亡くなられた方よりも目立ってしまうため、着用しない方が好ましいと言われています。
モーニングコートは前裾が大きく開いていることが特徴です。
ジャケットはピークラペルという襟が上に反った形の一つボタン
スラックスはシングル裾のグレーストライプ柄が一般的です。
礼服と同じ生地のものか、グレーやアイボリーのベストを必ず着用します。
また、ベルトはせずサスペンダーを使って固定することがマナーとされています。
燕尾服は後裾が長く、先がツバメの尾の様に2つに分かれていることが特徴です。
ジャケットは6つボタンが付いていますが留めずに着用し、
スラックスは横に2本の側章という飾りが付いているものが一般的です。
タキシード(準礼服)
タキシードは「夜間の正礼装で、燕尾服に準ずるもの」という扱いのため、用途としては燕尾服と特に大きな違いはありません。
ただしドレスコードに「ブラックタイ」という文言が含まれる場合にはタキシードを着用すると良いそうです。
ジャケットの襟は先の尖ったピークドラペルか、一枚衿のショールカラー。色はブラックか、限りなくそれに近いネイビーでボタンはひとつ、裾はノーベントのものが一般的です。
スラックスの裾はシングルで、燕尾服に2本入っていた側章はタキシードでは1本になります。
ブラックスーツ(略礼服)
今回紹介する中では一番着る機会の多いであろう略礼服は、
基本的な形は普通のスーツと大きな違いはありません。
しかし、普段使うスーツとはディテールが違いますのでご紹介いたします。
ジャケットの襟は一般的なノッチドラペルも、先ほどまでご紹介したピークドラペルも存在します。
ただしベントは入れず、ノーベントにすることが望ましいとされています。
さらに、飾りとしてのステッチやスラックスのダブル仕立ては入れない方が良いでしょう。
あとがき
いかがでしたか?
礼服は普段使わない分油断しがちですが、いざ必要になった時に急には用意できないものです。
オーダースーツSADAでは礼服用の生地でのブラックスーツはもちろん、
モーニングや燕尾服、タキシードなどの既製品にはないスーツもお仕立ていただけます。
着用するシーンに合わせて、一着仕立ててみてはいかがでしょうか?