![[アーカイブ] 雨で濡れてしまったスーツのケアのアイキャッチ画像](https://storage.googleapis.com/ordersuit/2023/07/27037168_s.jpg)
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[アーカイブ] 雨で濡れてしまったスーツのケア
2023年7月4日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(667日)
こんにちは!オーダースーツSADA熊本店です。
昨日は九州、特に熊本では非常に強い雨が降りましたね。
私も出勤するだけで傘をさしていても全身ずぶ濡れになってしまうほどでした。
そこで今回は雨に濡れてしまった際のスーツのケアについてご紹介します。

目次
スーツが雨で濡れるとどうなる?
スーツにとって雨は天敵です。
濡れてしまったスーツを放置しておくと様々なデメリットがありますので、いくつかご紹介します。

①臭いを発する
「雨に濡れたスーツが何だか臭いような気がする、、、」といった経験のある方も多いのではないでしょうか。
スーツに使われているウールは雨に濡れると、本来の動物臭が強くなる特徴があります。
また、湿気による雑菌の繁殖で悪臭やカビの原因にもなってしまいます。
②型崩れが起きる
雨に濡れたまま放置するとスーツの型崩れの原因になります。
また、スラックスのセンタークリースが消えてしまい、ヨレヨレでくたびれた印象のスーツとなってしまいます。。。
③汚れが取れなくなってしまう
雨の日に外を歩くと、どうしても泥が跳ねてしまったりしてスーツ(特にスラックス)が汚れやすくなります。
汚れを放置すると、染み込んでしまい簡単には取れなくなってしまいます。
濡れてしまったスーツのお手入れ方法
それでは雨に濡れてしまったスーツはどのようにお手入れすればよいのでしょうか。
適切なケア方法をご紹介します。

①乾いたタオルで水気を吸い取る
スーツが濡れた際に真っ先にやることは、乾いたタオルで水気を吸い取ることです。スーツの上から、ポンポンと軽く叩きましょう。30分もすれば水気はかなり減っているでしょう。
ただし、タオルでスーツをこするのはNGです。傷みやテカりの原因になります。
乾いたタオルでスーツの上から軽く叩きましょう。
②風通しの良い場所で乾かす
タオルである程度水気を吸い取ったあとは、通気性のいい場所でスーツをハンガーにかけて乾かしましょう。乾かす際のポイントは、まずハンガーにバスタオルを被せてから、スーツをかけることです。
先にバスタオルを被せることで、スーツの内側にある水気も吸い取ってくれます。
ただし、日光が当たるところで乾かすのはNGです。スーツが色あせてしまう原因になるからです。
部屋の中で通気性のいい場所で乾かすのがおすすめです。スーツが乾いたあとは、最後のケアとして軽くブラッシングするといいでしょう。
③クリーニングに出す
スーツが濡れすぎてしまってタオルで水気を吸い取れない場合は、クリーニングに出すのも一つの手です。スーツをクリーニングに出す際は、タオルである程度水気を吸い取っておきましょう。
スーツが濡れている時間が長ければ長いほど、カビやニオイの原因になるからです。
濡れたスーツをクリーニングに出す際は、事前にある程度水気を吸い取ってから持っていきましょう。
雨の日用のスーツを用意しよう
雨の日には水滴を弾く効果がある撥水機能付きのスーツがお勧めです。
水滴が生地に染み込みにくくなるので、ケアが楽になりますよ。

上記写真の左側が撥水機能付きの生地です。
比べてみると違いがハッキリおわかりいただけるかと思います。
ただし、撥水はあくまで補助的な機能であり、ゲリラ豪雨や台風のような激しい雨の場合は早めにクリーニングに持っていくことをお勧めします。
あとがき
いかがでしたか?雨に濡れたスーツは丁寧にケアをしてあげないとスーツの寿命が短くなる原因となってしまいます。
今までは特に何もケアを行っていなかったという方は、是非当ブログでご紹介した正しいお手入れ方法を取り入れてください。
また、オーダースーツSADAでは撥水機能付きの生地を豊富に取り揃えております。
ビジネス向きのモデルからストレッチ入り、舶来ブランドまで様々な色柄の撥水生地がありますので、雨の日用に1着ご用意されてみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。