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[アーカイブ] スーツのジャケットに付いているポケットには種類がある?ポケットに関するマナーについても紹介!

T・N様

投稿日
最終更新日
この記事の内容は、
2022年8月8日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(1000日)

https://www.ordersuit.info/stores/kumamoto/collection/151947/

こんにちは!オーダースーツSADA熊本店です。

本日は当店でお仕立て頂いたお客様のジャケットをご紹介します。

こちらはイタリア・REDAの生地を使用したジャケットです。

ジャケット専用生地の中ではドレスよりな生地感ですが腰のパッチポケットによって少しカジュアルダウンさせ、オンオフどちらでも活用していただけるジャケットに仕上がりました。

ダークブラウン・バーズアイのシックな色柄で、カットソー合わせだけでなくタイドアップでの着用も非常に相性が良いのではないでしょうか。

もう1着は先程のジャケットよりも更にカジュアルよりに着用できるチェック柄でお仕立ていただきました。

こちらのジャケットは腰だけでなく胸ポケットもアウトポケット仕様にすることで、よりカジュアルな印象になっています。

ちょうど撮影の際にお客様が着用されていたカットソーとデニムの相性が抜群に良く、非常にお似合いでした。

T・N様、日頃より当店をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

ジャケットに付いているポケットの位置

スーツのジャケットにはさまざまなポケットが付いており、位置によって「胸ポケット」「腰ポケット」「内ポケット」に分けられます。ジャケットの形は長い年月をかけて少しずつ変化してきましたが、ポケットも伝統を受け継いだ構成要素のひとつです。実際、ポケットはスーツの印象を決める見た目左右する重要な要素となっています。

胸ポケット

胸ポケットはジャケットの左胸に付いているポケットを表します。「なぜ右胸ではなく左胸に付いているのか?」については諸説ありますが、軍服の左胸に鉄板を入れて心臓を守ろうとしていたためという説が有力です。大別すると「ウェルトポケット」「バルカポケット」「パッチポケット」の3種類があり、着用シーンにより向き・不向きがあるため、それぞれの特徴を押さえておくと良いでしょう。

腰ポケット

腰の左右に付いているポケットで、基本的にはどのスーツにも付いています。腰ポケットはものを入れるのに便利な位置にありますが、スーツのマナーとしては何も入れないのが正しい着こなしです。腰ポケットに重い物を入れたり、手を入れたままにしたりすると型崩れの原因になるので注意しましょう。

内ポケット

内ポケットはジャケットの裏側に付いているポケットのことであり、「左内ポケット」「右内ポケット」「左下内ポケット」というように付いている位置によって呼び方が異なります。内ポケットは構造的に型崩れしにくいので、どうしてもスーツにものを入れる場合は内ポケットを利用するといいでしょう。

腰ポケットには種類がある

ジャケットに付いているポケットには「胸ポケット」「腰ポケット」「内ポケット」があることを紹介しました。ここでは特に「腰ポケット」を取り上げ、代表的な種類について解説します。

フラップポケット

フラップポケットとは、フタ(フラップ)が付いているポケットのことで、スーツのジャケットなどで一般的に用いられています。フラップが付いている理由は、ポケットに雨やゴミなどが入り込むのを防ぐためです。フラップの幅はジャケットのラペル幅と合わせるのが基本で、ジャケット全体のバランスも良くなります。

チェンジポケット

チェンジポケットとは、ジャケットの腰ポケットの右上に付く小さなポケットのことです。チェンジポケットはもともと小銭などを入れる目的で付けられたといわれています。ただし、現在の位置付けは装飾用と考えていいでしょう。チェンジポケットは一般的なスーツには付いていないので、個性を出したい人にはオススメのポケットです。

アウトポケット

アウトポケットは、スーツの生地と同じ生地を上から貼り付けたもので、パッチポケットと呼ばれることもあります。これは、胸ポケットの1つに同じ作り方をするパッチポケットがあるからです。カジュアルな印象となりますが、最近ではビジネスシーンでも見られるようになってきました。

スラントポケット

ここまでに紹介したポケットは、すべて水平に付いたものです。スラントポケットの特徴は水平ではなく斜めにつけられるという点です。スラントポケットは、乗馬の際にポケット内部に入れたものが落ちないように斜めにしたのが起源といわれています。スポーティでカジュアルな印象を生み出すポケットといえるでしょう。

スーツのポケットの蓋は中に入れたほうがいい?

腰ポケットのフラップのマナーについては意外に知られていません。一般的には外でスーツを着用する際にはフラップを外に出し、室内では内側に隠して着用するのがマナーとされています。

しかし、出入りの多い職場などで毎回フラップを出し入れするのは面倒な場合もあります。最低限のマナーとして、左右のフラップの位置を揃えるようにしておけばいいでしょう。片方のフラップが出ているのにもう片方のフラップは隠しているというのでは、それだけで「だらしない」といった印象を持たれても仕方ありません。

ポケットには何を入れているの?

ポケットのマナーについて説明しましたが、現実的には多くの人がスーツのポケットにものを入れています。軽いものであればスーツのシルエットに影響しませんが、重いものやかさばるものを入れるとシルエットが崩れるため注意が必要です。

胸ポケットに入れるもの

胸ポケットはポケットチーフ専用のポケットです。ペンや名刺などを入れている方がいますが、こうしたものは収納しないのがマナーです。

腰ポケットに入れるもの

腰ポケットも何も入れないのがマナーです。腰ポケットに重いものを入れると左右のバランスがくずれて不格好になってしまいます。スーツのシルエットが崩れる原因になり、耐久性にも悪影響を及ぼします。

内ポケットに入れるもの

ジャケットの胸ポケットや腰ポケットには基本的に何も入れませんが、内ポケットだけは実用的に使えます。とはいえ、内ポケットに入れるのはカード類や名刺入れのように軽くて薄いものにとどめましょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは、2023年に創業100年を迎える老舗オーダースーツ専門店です。仙台と中国・秦皇島に自社工場を構えており、年間14万着ものオーダースーツを製造しています。そんなオーダースーツSADAの魅力を2つご紹介します。

ひとつは、優れたコストパフォーマンスです。生地購入から縫製、販売までを自社完結していることに加え、CAD(自動設計システム)/CAM(自動裁断機)を活用した生産の効率化により、徹底したコスト削減を行っています。これによりオーダースーツでありながら初回お試し価格19,800円(税込21,780円)からという艇価格を実現しています。(価格は2022年11月現在のものになります。)

もうひとつは、フルオーダースーツのフィット感です。オーダースーツSADAでは全身20カ所もの部分を採寸して仕立てていくため、どんな体型の方でも自分の体にピッタリとフィットしたスーツを手に入れられます。ジャストフィットするスーツを探している方はぜひオーダースーツSADAにてスーツをオーダーしてみてください。

ジャケット

生地素材
  • REDA グレー
  • ダークブラウン バーズアイ
裏地
ボタン
オプションその他
  • パッチポケット
  • アウトポケット
担当スタイリスト