![[アーカイブ] スラックスのタックとは?スーツスタイルの印象を決めるタックの種類や特徴を紹介!のアイキャッチ画像](https://storage.googleapis.com/ordersuit/2022/08/7807fd635745271ace3c73a00b5976ac-532x800.jpg)
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[アーカイブ] スラックスのタックとは?スーツスタイルの印象を決めるタックの種類や特徴を紹介!
T.N様
2021年1月16日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1569日)
https://www.ordersuit.info/stores/kumamoto/collection/152215/
こんにちは!オーダースーツSADA熊本店です。
本日は当店でお仕立ていただいたお客様のスーツをご紹介します。

こちらの生地は無地のブラックスーツで、シーンを選ばず非常に使いやすい生地となっております。
全体的にゆとりを持たせたサイズ感になっており、パンツは今トレンドのツータックにされているので、とても動きやすく着心地の良いスーツになったかと思います。
T.N様、お忙しい中撮影のご協力ありがとうございます。
お気に召していただけたら幸いです。
タックって何?

スーツのスラックスを選ぶ際、「タックあり」「タックなし」といった表記を見かけたことがあるのではないでしょうか。「タック」とはウエスト部分より少し下にある生地を折り込んだ「ヒダ」の部分です。左右に1本または2本ずつのタックが入ったスラックスを「タックパンツ」と呼び、タックがないスラックスと区別しています。
スラックスタックの有無は、単なるデザインではなく、実用性にも関係しています。着用シーンや体型、トレンドなどから自分に合ったタックの種類を選ぶといいでしょう。
タックは大きく分けて3種類ある

タックにはいくつか種類があります。ここでは見かけることが多い「ノータック」「ワンタック」「ツータック」の3種類について簡潔に解説します。
ノータック
ノータックとはタックがないデザインのことです。ノータックはシルエットがすっきり見えるが特徴です。ただし、タックがないことでウエスト周りが締まるため、ワンタック、ツータックに比べて「動きやすさ」では劣ります。
ワンタック
ワンタックはシングルタックとも呼ばれており、左右に1本ずつタックが入ったデザインのことです。スラックスのタックでは最も広く使われているデザインで、デザイン性と機能性のバランスが良いのが特徴です。
ツータック
ツータックとは左右に2本ずつタックが入っているデザインのことです。ワンタックやノータックと比べて上品な印象になります。その一方で、腰回りのゆとりが大きくなるため、着こなしによってはやや野暮ったく見える可能性があるので注意が必要です。
タックがあるスラックスのメリット

スラックスのタックの有無には、それぞれにメリットがあります。タックが入ることでどのようなメリットがあるかを理解しておくと、スラックスを選ぶときに迷うことがなくなるので、この機会に覚えておきましょう。
動きやすい
機能面におけるタックパンツのメリットは「動きやすい」ということです。タックは生地を折り込んで作られるため、しゃがんだときなどの可動範囲が広くなります。立ったり座ったりの動作を繰り返していると、タックがメリットを感じられるでしょう。
見た目がエレガント
タックのもうひとつのメリットはお洒落さをアピールできる点です。スラックスの折り目がウエストから伸びているため、エレガントで洗練された雰囲気を作り出せます。タックの本数によっても見た目の印象が変わるので、TPOを考慮して選ぶといいでしょう。
タックがないスラックスのメリット

タックがないスラックスのメリットは、機能性ではなくデザイン性にあります。代表的なメリットを2点紹介しますので、スラックスを選ぶときの参考にしてください。
細く見える
ノータックパンツのメリットはなんといっても細く見える点です。タックがないことによって裾幅が細くなるため、シルエットがスッキリと細くなります。スタイリッシュな着こなしがしたい人にはおすすめのデザインといえるでしょう。
ジャケットとの組み合わせを楽しめる
ノータックパンツは体のラインに沿うデザインとなっており、カジュアルに着こなせるのが特徴です。普段着として持っているカジュアルなジャケットと組み合わせても、違和感なく着こなせるでしょう。
他にスラックスの印象を決めるポイントはある?

スラックスの印象を左右するポイントとして「タック」に注目して解説してきました。しかし、スラックスの印象を決めるポイントはほかにもあります。中でも重要なポイントは「センタープレス」と「裾仕上げ」の2点です。
センタープレス
センタープレスとは、スラックスの「前身頃」と「後身頃」の中心に入っているラインのことです。縦のラインが強調されることで足が長く見える効果があります。また、スラックスに立体感が出るのでシルエットが美しく見えるのもメリットです。
センタープレスは、長期間着用していると薄れてしまったり、消えてしまったりすることがあります。これは湿気が原因で、特に日本のように多湿な気候の地域では起こりやすいといえるでしょう。
センタープレスを保つには、湿度が高い梅雨から夏場にかけてのシーズンで連続して着用しないことが大事です。また、着用した後は陰干しをするなどして湿気を抜くオススメします。アイロン掛けをすることでもセンターラインを保ちやすくなりますが、頻度が高いと繊維が傷む原因になるので注意が必要です。
裾の仕上げ
スラックスの裾の仕上げ方法には「シングル」と「ダブル」があります。シングル仕上げは裾に折り返しがなく、ダブル仕上げには折り返しがあるのが違いです。
シングル仕上げは足下がすっきりとした印象となり、幅広いシーンで着用できます。ダブル仕上げはシングル仕上げよりもカジュアルな印象となるので、フォーマルなシーンにおいては着用を控えた方が無難です。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは、2023年に創業100年を迎える老舗オーダースーツ専門店です。仙台と中国・秦皇島に自社工場を構えており、年間14万着ものオーダースーツを製造しています。そんなオーダースーツSADAの魅力を2つご紹介します。
ひとつは、優れたコストパフォーマンスです。生地購入から縫製、販売までを自社完結していることに加え、CAD(自動設計システム)/CAM(自動裁断機)を活用した生産の効率化により、徹底したコスト削減を行っています。これによりオーダースーツでありながら初回お試し価格19,800円(税込21,780円)からという艇価格を実現しています。(価格は2022年11月現在のものになります。)
もうひとつは、フルオーダースーツのフィット感です。オーダースーツSADAでは全身20カ所もの部分を採寸して仕立てていくため、どんな体型の方でも自分の体にピッタリとフィットしたスーツを手に入れられます。ジャストフィットするスーツを探している方はぜひオーダースーツSADAにてスーツをオーダーしてみてください。
2ボタン シングルスーツ
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