![[アーカイブ] スーツの選び方でこだわるべきポイントは?気になる生地の種類や素材の特徴について徹底紹介!のアイキャッチ画像](https://storage.googleapis.com/ordersuit/2022/09/IMG_8188-rotated-600x800.jpg)
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[アーカイブ] スーツの選び方でこだわるべきポイントは?気になる生地の種類や素材の特徴について徹底紹介!
K・T様
2022年9月26日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(948日)
https://www.ordersuit.info/stores/kumamoto/collection/157443/
★お客様コレクション★
まずはオーダースーツSADA熊本店にお越しいただいたお客様の素敵なオーダーメイドスーツをご紹介します。
こだわっているポイント
こちらはストレッチ入りの光沢素材を使用した華やかさのあるネイビーのスリーピーススーツです。ベストも合わせたスリーピースで光沢のある素材なので普段使いだけでなく結婚式等でもご活用いただけます。光沢釦と馬車柄の裏地で高級感ある仕上がりに。ベーシックなネイビースーツだからこそ、釦や裏地でスーツの印象が大きく変わってきます。
オーダースーツの具体的な紹介のため、実際にオーダースーツを作っていただいたお客様に撮影協力をしていただきました。ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。
スーツの生地の素材は何を基準に選ぶ?

スーツを選ぶときには生地にこだわりたいもの。どんな素材にするか迷ってたときのため、選ぶ基準となるポイントを押さえておくといいでしょう。生地の特徴を表す以下の項目について優先順位を付けてみると、自分の好みが整理できるでしょう。
- 光沢
- シワのなりにくさ
- 生産産地
- 柔らかさ
- ハリコシ
- ストレッチ性
- 有名ブランド生地
- 季節にあった素材
- 織り方、密度
- 保温性
- 保湿性
- 通気性
- 静電気の起こりにくさ
- 手触り
スーツの生地の主な産地

スーツの主な産地として挙げられるのがイギリスとイタリア、そして日本です。イギリス産の生地の特徴は、しっかりとしたハリコシがあり、耐久性が高いことです。落ち着いた色合いも特徴と言えます。
イタリア産の生地の特徴は、しっかりとした光沢と生地のしなやかさです。生地の風合いとマッチした鮮やかな色合いも人気の理由です。
日本産の生地の特徴は、イギリス産の生地に似たハリコシや耐久性を持ちながら、外国産に比べて価格がリーズナブルな点です。
タグの見方

購入したスーツに付いているタグを見れば、使用している生地の素材や産地を確認できます。代表的なスーツ素材であるウールの場合、繊維の細さや品質を表す「Super表示」がタグに刻まれています。
代表的なスーツの繊維①【天然繊維】

スーツ生地によく使用される天然繊維の特徴を紹介します。
ウール
ウール(羊毛)は、代表的なスーツ素材です。その理由は、伸縮性や弾力に優れ、特有の自然な温かみや吸湿性も備えているからです。耐久性も兼ね備えているためシワにもなりにくく、スーツと素材には打ってつけです。
織り方によって生地の質感が異なるのも特徴で、通気性に優れた「平織」、斜めの光沢が特徴的な「綾織」など、着用シーンに合った織り方を探してみるとスーツ作りをより楽しむことができるでしょう。難点は水に濡れると縮みやすかったり、虫に弱く傷みやすかったりすることで、虫対策や日常的なケアを忘れないようにしましょう。
シルク
シルクは、蚕(かいこ)の繭からとれる絹糸を原料とした天然素材です。滑らかな触り心地と真珠のような美しい光沢が特徴で、吸湿性、保温性、放湿性などに機能性にも優れています。摩擦などの熱に弱く、水に濡れると縮んで型崩れしてしまうことがあるので、扱いには注意が必要です。
カシミヤ
カシミヤは、カシミヤヤギの毛を原料とする、ウールよりもきめ細かい素材です。品のある光沢と肌触りの柔らかさが特徴で、着心地も快適です。薄く軽い素材ですが、保温性が高いため、秋冬用のスーツに向いている素材といえます。ただし、スーツ素材のなかでは価格が高価なうえ、デリケートで耐久性が低く、着用頻度が高いと傷みが早くなるため、取り扱いには注意が必要です。
コットン
コットン(綿)は、幅広くあらゆる衣料に使われている素材です。耐久性と耐熱性に優れ、手触りがよく独特の柔らかさを持ち合わせているという特徴があります。カジュアルな雰囲気の生地に仕上がるため、プライベートでの着用やセットアップスーツなどに向いています。難点は、シワを作りやすく、水洗いをすると縮んだり色落ちしたりする場合があることです。
リネン
リネンは麻を使用したツヤのある素材です。通気性が高くさらっとしたドライな肌触りが心地よく、吸湿性や放湿性にも優れているため、暑い季節に着用するスーツに適しています。一方でコットン同様シワを作りやすい素材のため、ケアはこまめに行うといいでしょう。
代表的なスーツの繊維②【化学繊維】

天然素材の次に人気があるのが、機能性の高い化学繊維です。ここでは、代表的な生地の種類や特徴を解説します。
ポリエステル
ポリエステルは、石油を原料として作られる、化学繊維のなかで最もポピュラーな素材です。一番の特徴は弾力性が高いためシワになりにくく、実用性が高いことです。コストを抑えたい場合には、この素材を検討するのがおすすめです。難点は、静電気がおきやすく、吸湿性が低いことです。
ナイロン
ナイロンは、ポリエステルと同じく石油から作られる化学繊維素材です。やはり、軽く弾力性があり、シワになりにくくいため、手入れがしやすい生地に仕上がります。丈夫で伸縮性があるため、手入れに手間をかけたくない方におすすめです。しかし、静電気も起こりやすさや吸水性の低さといったデメリットもあります。
レーヨン
レーヨンは木材パルプなどを原料とする化学繊維素材です。植物繊維を加工処理することから再生繊維とも言われます。シルクの質感を目指して作られており、吸湿性が高く、上品な光沢と肌触りが特徴です。水濡れが原因でシワや縮みを作ってしまうため、雨などで濡らさないように注意しましょう。
代表的なスーツの繊維③【混紡】

混紡素材は、天然素材と化学繊維の良さを活かし、安価で機能的な生地を作る目的で開発されたものです。生地が頑丈でお手入れが簡単なため、気に入ったスーツを長く着用することができます。コストや耐久性を重視する人は、混紡の生地を試してみてはいかがでしょうか。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
「オーダースーツSADA」は、年間14万着のスーツを仕立てるオーダースーツ専門店です。スーツの生地に対するこだわりや求めるスーツスタイルのイメージをお話いただければ、さまざまな提案を行い、お気に入りの1着を作るお手伝いをいたします。
柄やカラーだけでなく機能性の高い生地も用意しているため、自分好みのオーダースーツを仕立てることができます。また、オーダースーツのため、コーディネートの相談やコンプレックスのカバーの方法など、どんなお悩みにも解決致します。スーツを長く大切に着たい方は、ぜひ「オーダースーツSADA」を利用してみてはいかがでしょうか。
シングルスリーピーススーツ
生地素材 |
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裏地 |
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ボタン |
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オプションその他 |
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担当スタイリスト | 甲斐田 |