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結婚式シーズンに入って久しい。

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最終更新日
この記事の内容は、
2024年8月21日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(420日)

9月10月は、秋の結婚式シーズンと言われています。

このところ、略礼服(ブラックスーツ)や御呼ばれ用のスーツの相談が散見されます。

ここで、注意いただきたい事が。

新郎新婦。いわゆる処の主催側は未だしも、列席する側がカーキやベージュ、ワインレッドなどの

アースカラーを着用するのは、何か服装の指定(例えば平服とか)が無い限りは辞めときましょう。

カジュアルすぎです。ストレートに失礼です。

本来はスリーピースで、

濃い目のネイビーの上下でベストは同色かグレーかブラックのオッドベストです。

成人式ならまだ良いでしょう。結婚式ではない何かのパーティーなら良いでしょう。

しかし、結婚式でアースカラーと言うのはギリギリで例えば、

ガーデンパーティーの形式かカフェウェディングなら100歩譲って良いにしても、ホテルウェディングと

なったら、ネイビーで纏めましょう。主役を引き立て祝福し、同時に華やかな装いの

女性の列席者を引き立てるのも男性列席者の役割です。だから「黒」か「ネイビー」なのです。

普段スーツは着ないから、他の人とは違ったのにしたいと良く相談されますが、逆にこういう席だから、

普通にまとめる様にした方が大人としての有り方です。

どうしてもと言うなら、ベストまでに留める事をお勧めします。

あと、指定が無い限りワインレッドは「血」を想起させる色です。

絶対に辞めましょう。ダメです。ネクタイもシャツもチーフも靴もです。

フォーマルの正しい認識が最早崩壊しているのは看過できませんので、敢えて投稿しました。

カッコよさももちろん必要ですが、先ずはその場に対して敬意を払う姿勢を装いで見せる事が

礼儀です。