スーツのディテール ~衿、ポケット編~
皆さまこんにちは!
オーダースーツSADA丸井錦糸町店でございます。
前回投稿いたしましたジャケットのディテール、もっと細かい所に踏み込んでお話しして行きます!
〈衿型〉
衿には大きく分けて2種類、90度近い角度で割れているノッチドラペルと上に向いてはねているピークドラペル。
それぞれ与える印象と適したシーンがあります。

ノッチドラペルが通常のスーツには付くことが多いです。
フォーマルなドレスからカジュアルなジャケットまで幅広く利用されているので、迷ったらこれにしておけば間違いありません。

ダブルのジャケットにはピークドラペルが付きますが、オーダーであればシングルのジャケットにピークドラペルを付けることもできます。
ノッチよりも華やかな印象になりますのでご結婚式用で用いたり、既製品とは違う形になりますので、オーダー感がでてきたりします。
大きく分けるとこちら2種類ですが、細かく分けるとセミノッチ、セミピークという形もあります。


それぞれノッチとピークの中間の形になります。
用途としてもセミノッチであればノッチと変わらず使えますし、セミピークであればピークと同じように華やかにすることができます。
〈腰ポケット〉
腰ポケットにも3種類、地面に対して水平についている標準タイプ、斜めについているスラントタイプ、カジュアルなアウトポケットがあります。

堅くフォーマルな印象になるのが標準(写真右)、目の錯覚でおなか周りがスタイリッシュにみえやすいスラントポケット(写真左)。
最近は昔ながらのデザイン、クラシック回帰が進み、既製品でもスラントポケットが増えてきました。

元々の起源としてはスラントポケットは乗馬服から来ていると言われています。
馬に跨って前傾姿勢になっても腰ポケットから物が落ちない様に斜めにしたそうです。
そのことから、比較的スポーティーな印象になりますので、標準の方がフォーマルと言われています。
起源はあれど、程よく絞ったウエストラインとスラントポケットがブリティッシュなスーツの特徴とされていますので、個人的なおすすめもスラントポケットです。

ジャケット単品のお仕立てにおすすめなのがアウトポケットです。
表地の内側にポケットを隠すのではなく外側にはり付けるのがこちらのデザインで、カジュアル感がぐっとでます。
細かいディテールまでこだわりだすときりがないのがオーダースーツ。
そこに楽しみと醍醐味があると考えています。
皆様もいかがでしょうか。
ご来店をお待ちしております。
それでは!
