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ベントのおはなし 前編

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皆さまこんにちは!

オーダースーツSADA丸井錦糸町店でございます。

ジャケットやコートの背中にある切れ目、何のためにあるかご存じですか?

こちら「ベント」と呼ばれる、いわゆる運動量確保のための仕様です。

腕を前にだす際や座る時にベントが開くことによって余計な締め付けをせず、

着やすくなりますし、生地に余計な負担を掛けないようにするものです。

ベントには一般的に大きく分けて2種類。

・センターベント

・サイドベンツ

今回はセンターベントに注目してお話しします。

真ん中で割れているセンターベントは既製スーツやカジュアルジャケットに多いデザインです。

起源としては乗馬服。

馬の背に跨る際、裾が変なふうに折れないように真ん中で切れ込みを入れたとされています。

乗馬=外出、アクティビティという印象があるように、堅いスーツよりかはカジュアルなジャケットに用いられることが多いです。

後姿がすっきり見える反面、デメリットとしては体型によっては立っているときにベントが開きやすいことが挙げられます。

お尻周りがしっかりしている方がタイトなサイズで着てしまうと常にベントが開いてしまいます。

こうなってしまうと逆にサイズの合っていないジャケットを着ているような印象になってしまうのです。

下半身をよく使う野球やサッカーなどのスポーツをしていた方やハードに鍛えられている方、ウエストとヒップに大きな差寸が生まれやすい女性の方なんかが開きやすい傾向にあり、もしかしたらご経験あるのではないでしょうか。

実際私も10年以上野球をやっており、タイトなスーツをセンターベントで作ってしまうとベントが割れてしまいます。

もちろんオーダーの特性で、ご体型に合わせた補正を入れ、割れなくさせることが出来るケースもありますが、全ての方がそうではありません。

センターベントのジャケットが欲しい、という方はベントまで気を配れると前後ろどこから見ても美しいスーツスタイルにできますよ。