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スーツの袖丈はどれくらいがベスト?基準の長さやシーン別のおすすめを紹介!

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年8月12日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(595日)

んにちは、オーダースーツSADA松本パルコ店です!

どうやら台風が近づいているようですね、そのせいでしょうか?今日はどんよりなお天気です。

では、本日もお客様の素敵なスーツをご紹介いたします!

またまた素敵なスーツが仕上がりました!ここ数年、ご購入する方がぐっと増えたチェック柄!ストライプ柄に続いて人気のデザインです。カジュアルさやファッション性が高くなるので、少し華やかな印象のスーツをお仕立てしたい方におすすめです!

裏地は赤色のペイズリー柄です。

派手な印象になりやすい赤色ですが、こちらの裏地は光の加減により黒っぽく見えるのであまり奇抜な印象になりません。

表地のネイビーと裏地の赤のコントラストが綺麗ですね。

さらに、袖は重ねボタン+本開き+色糸変更していただきました!

重ねボタン、本開きにすることでオーダー感がでます!

そこに釦ホールの色糸を変える事で遊び心も加えています。

既製品にはないこだわりの仕様なのでちらっと見えた時にこなれ感を演出できます!素敵!

この度は、撮影の依頼を快くお引き受けいただきありがとうございました。

またのご来店を心よりお待ちしております。

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※現在お渡しまでには1カ月~1ヶ月半程お時間をいただいております。ご着用日がある方は余裕を持ってご来店ください。

※採寸時は薄手になれる服装(実際にスーツを着用する時に近い厚さ)でご来店いただきますと、より採寸がしやすくなります。ご協力いただけると幸いです。

※スーツのお修理をお持ちいただく際はクリーニングしてからお願いいたします。(汚れがついた状態で修理をして仕上げのプレスをしますと汚れが落ちなくなったり、臭いの原因となります。)

さて今回、お客様には「重ねボタン」のスーツをオーダーしていただきました。

スーツの袖はオシャレに着こなすうえで重要なポイントです。

ここからは、スーツの袖の種類や丈の長さについて解説します!

ぜひ参考にして、袖がオシャレなスーツのオーダーにチャレンジしてみてくださいね!

では、スーツ袖の3つの種類から解説していきます!

スーツの袖の種類【開き見せ】

一つ目は、「開き見せ(あきみせ)」と呼ばれる袖です。

開き見せは、袖口に1列に並んだボタンとボタンを通す穴がデザインされたもの。

一見穴からボタンを外せそうですが…外せないようになっています。

開き見せは最もオーソドックスな袖の種類で、一般的なビジネススーツの多くはこれを採用しています。

スーツの袖の種類【重ねボタン】

二つ目は、「重ねボタン」と呼ばれる袖です。「キッシングボタン」と呼ばれることもあります。

重ねボタンは一列に並んだボタンがすべて重なったようにデザインされたものです。

手元に立体感を出し、華やかでオシャレな雰囲気を醸し出します。

開き見せと同様、ボタンを外すことはできません。

完全にデザインとしての役割を果たしているのです。

重ねボタンはカジュアルなデザインのため、フォーマルなシーンにはおすすめしません。

実際にモーニングなどには一切使われていないので注意しましょう。

余談・重ねボタンの起源

重ねボタンの起源はイタリアのスーツ職人と言われています。

重なったボタンを機械で縫製するのはほぼ不可能です。

そのため、スーツ職人が独自の高い技術をアピールするために始めたのです。

その技術が高く評価され、現在でもイタリアスーツにはよく重ねボタンが採用されています。

スーツの袖の種類【本切羽】

三つ目は、「本切羽(ほんせっぱ)」と呼ばれる袖です。「本開き(ほんあき)」と呼ばれることもあります。

本切羽は実際にボタンの開閉ができる機能性のあるデザインです。

ボタンを留めていると「開き見せ」とほとんど変わらない見た目になります。

そのため、ビジネスシーンでも着用できるのです。

カジュアルなシーンではボタンを開けてしまうことで、少し抜けたオシャレを楽しめます。

ただし、本切羽はボタンの穴がある関係上、袖口から丈の調整ができません。

丈をお直しする場合には肩から調整することになるので、大きな費用がかかる可能性があることは知っておきましょう。

袖丈の長さはどれくらいがいい?

では、実際にスーツを仕立てる際の袖丈の長さはどのくらいがいいのでしょうか?

具体的な基準を解説していきます!

親指から袖口までは11~13cm

基準の一つが、親指の先から袖までの長さです。

身長によって前後しますが、11~13cmが丁度いいと言われています。

これ以上長くなると、ワイシャツが全部隠れてしまいだらしなく見えることも。

この基準値を意識して調整しましょう!

シャツの袖口が1.5cm前後見えるように

もう一つの基準が、シャツの袖口の見え方です。

シャツの袖は、1.5cm前後ジャケットからはみ出ると丁度いいと言われています。

シャツのサイズは首周りで合わせるため、首が太くて腕が短いなど極端な場合は合うジャケットがないことも。

その場合は、オーダースーツ・オーダーシャツを活用して合わせることをおすすめします!

また、素材にもよりますがシャツは洗濯すると2,3cmほど縮むので注意が必要です。

袖のボタンで多少は調節できるので、最初は少し長めにしておきましょう!

左右の腕の長さに注意!

大半の人は、左右の腕の長さが均一では無いことが多いです。

左右で1cm前後の差が出ることは珍しくないでしょう。

片腕だけ測って均一に仕立ててしまうと、片腕だけシャツの袖が出てもう片腕は出ないということもありえます。

両方の腕の長さを正確に採寸して袖丈をピッタリ合わせてくださいね!

カジュアルに着こなしたいなら短めに

カジュアルに着こなしたい場合は、袖からもっとワイシャツがはみ出ていた方がいいです!

また、ワイシャツを着ないファッションの場合も、短めの丈の方がスッキリまとまります。

カジュアルでオシャレに着こなす前提であれば、最初から短めの本切羽で仕立ててしまうのも良いでしょう!

ワークスタイルやシーンに袖丈を合わせる

袖丈によって、見る人に与える印象は大きく変わります。

また、機能性の面にも影響するので注意が必要です。

そのため、ワークスタイルやシーンに合わせてジャケットの袖丈を変えましょう!

デスクワークが多い職種

デスクワークが多い職種の場合は、袖丈はなるべく短めに調整しましょう!

デスクワークをする際に袖丈が長いと、常に袖が机やパソコンと擦れてしまいます。

そのため、スーツの劣化が袖から進んでしまうのです。

なるべく短めの袖丈に調整して、劣化しないようにスーツを着こなしてくださいね!

商談などが多い営業

商談などが多い営業マンは、袖丈は長めがベストです!

商談の最中は資料を見せる際など、腕を机に置く機会が多いでしょう。

このとき、袖が持ち上がってシャツが丸見えになってしまいます。

シャツが丸見えになると、見る人によってはだらしない印象を受けてしまうものです。

印象と信用が大事な営業マンにとってこれは致命傷ですね。

長めの袖丈を採用して、好印象を与えられるようにしましょう!

ちなみに、営業マンがデスクワークをする場合は、袖を劣化させないようなるべくジャケットを脱ぐことをおすすめします!

カフスボタンを付けるときは?

結婚式などの際、ワイシャツの袖(=カフス)にカフスボタンをつける時の袖丈にも注意しましょう。

カフスボタンをつける際のジャケット袖丈の目安は、ジャケットにカフスボタンが全部隠れてから、プラス2、3ミリになる程度です。

カフスボタンは常に見えているとオシャレとして成立しません。

あくまでチラッと見える程度がポイントです。

この袖丈の長さを意識すればカフスボタンをオシャレにバッチリ決められますよ!

袖丈は後で変えられるのか

ちょっと体形が変わったり、思っていたのと違った場合の袖丈は調整できます!

袖丈の調整方法を3つご紹介します!

買ったお店に依頼する

一般的には、買ったお店に相談するのがベストです。

お店によっては無料で調整してくれる場合もあります。

有料でも、多くのスーツ専門店では1,000円かからないでしょう。

洋服のお直し専門店に依頼する

洋服のお直し専門店は、本切羽のジャケットの袖丈を調整する際におすすめです。

高度な技術がある専門店なら、肩口からの袖丈を調整してくれます。

ただし、それなりの料金と時間がかかることは覚えておきましょう。

1週間程度の余裕はみておいた方がいいですね!

クリーニング屋さんに依頼する

意外と知られていないですが、クリーニング屋さんによっては袖丈の調整が可能です。

クリーニングしながら、2,000円~3,000円の料金で袖丈を直してくれます。

最近では自宅で依頼からクリーニング済みのスーツを受け取るところまで完結する「宅配クリーニング」のサービスもありますよ。

覚えておくと便利ですので、活用してみましょう!

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは今までに5,000,000着以上のスーツを仕立ててきたオーダースーツブランドです。

オーダースーツSADAでは、初回19,800円(税込み21,780円:2022年10月現在)の圧倒的な低価格からオーダースーツをお仕立てできますよ!

初回の申込なら、何着作ってもこの価格です!

無料でお仕立て後1か月間は裾や着丈などのお直しにも対応します。

袖のボタンのデザインや丈もすべてオーダースーツSADAにお任せください!

お仕立て・調整が難しい本切羽もバッチリ完成させますよ!

ぜひ、オーダースーツSADAへ来店予約をお待ちしております!

2ボタン シングルスーツ

生地素材
  • ウール100%
  • ネイビー×チェック柄
  • 春夏生地
  • 7-3553
裏地
  • キュプラ100%
  • レッド×ペイズリー柄
ボタン
  • 本水牛×ブラウン
  • SB-123
オプションその他
  • 4個重ね釦
  • 本開き
  • 袖釦ホール色糸指定
担当スタイリスト