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シャツのネーム刺繍はどの位置に入れるのが正解か

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年6月13日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(686日)

こんにちは。川田です。

いつも名古屋駅前店のブログをご覧いただきありがとうございます。

今週から梅雨入りを感じる天気になってまいりましたがみなさんはいかがお過ごしでしょうか。

私はこの時期になると梅雨時期に咲くドクダミの香りで

草むらでチャンバラをして遊んでいた子供時代を思い出す季節でもあります。

 

さて今回はシャツのネームの刺繍についてお話させていただきます。

現在シャツのネーム刺繍といえば左カフスや左袖上腕、ポケットにあるものが多くございます。

そんな中でどこの位置に入れるのが正しいのかと迷われている方もいらっしゃるかと思います。

 

結論から申しますと正解はございません。

ですが歴史的に正統な位置は“左脇腹”とされております。

 

スーツの歴史を遡ると16世紀頃のイギリスを起源とし

19世紀頃に燕尾服やモーニングコートが開発され、そこから派生し様々なスーツスタイルが完成いたしました。

スーツスタイルの成熟に伴いシャツも多種多様なデザインが流行していきます。

19世紀初頭では装飾的なデザインでありましたが次第にノームコアなデザインへと移り変わっていきます。

 

その当時のシャツは下着としての意味合いが大きく、ベストの着用が一般的でありました。

ベスト着用時に人目に見えないところへということで左脇腹にネームを入れたという歴史があり、

当時ネームの刺繍は洗濯屋さんで間違われないようにするといった意味で使用されておりました。

 

しかし現代ではネームの刺繍はオーダーであることの証としての意味が大きく、

カフスやポケットなど人目に見える位置に入れることが多くなりました。

それは工場による大量生産が一般的になった現代の象徴でもございます。

 

歴史も大事ですが時代の変遷に伴って意味合いが変わったものにも価値はあると考えております。

 

ネームの位置を考える際、こういった歴史を知ってお選びいただくと

より一層ファッションを楽しんでいただけるかと存じます。

 

オーダースーツSADAではオーダーシャツが初回、一枚¥6,490(税込)からお仕立ていただけます。

もちろんネームの刺繍もお入れすることもできますのでお気軽にご相談くださいませ。


新型コロナウイルスの影響で店舗スタッフの人数を減らして営業しており

お待ちいただくお時間が出てしまう場合がございます。

お客様にはご不便をおかけしますが何卒ご理解ご協力を宜しくお願い致します。

定休日:毎週木曜日(祝日の場合は営業)

営業時間:11:00~19:00(時間短縮営業中)


オーダースーツSADAでは2021年3月13日(土)より、スーツの引き取りサービスを開始いたします。
海外でのリユース・リサイクルを通じて環境問題に貢献を目指します。

1着につき1枚の1,000円OFF券と交換いたします。(6ヶ月の有効期限がございます)
※1,000円OFF券はスーツ1着につき1枚のみ使用できます。1着に2枚はご利用いただけません。

詳しくは店頭にてお問い合わせください。

注意点
・パンツ単品・ベスト単品・ネクタイ・シャツ等のスーツ・ジャケット以外はお引き取り致しません。
・業者様や個人の大量持ち込みはお断りする場合がございます。
・引き渡し承諾書を記載いただく必要がございます。