スーツの袖よりシャツを長くするのはなぜ？

投稿日 2022年9月2日
最終更新日 2022年10月26日

この記事の内容は、
2022年9月2日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
（596日）

皆さま、こんにちは。

いつも名古屋駅前店のブログをご覧いただきありがとうございます。

よくスーツの袖からシャツが1～1.5㎝ほど出ているのが

理想とされていますよね。

本日は、スーツの袖からシャツを出す理由についてお話します。

ワイシャツはほとんどの製品が綿でできており、水洗いが可能です。

それに比べてスーツは基本ウールで構成されており、水洗いには向きません。

仮に水洗い出来たとしても、その後プレスをしっかりと仕上げなければ

綺麗な状態には戻りませんのでとても手間がかかるのです。

またウールは水に通すと縮みやすいという特徴も…。

袖口や襟元はもともと汚れやすい箇所ですので、

洗えないスーツを汚さないために、洗えるシャツを出すことで

守るという役割があったのです（諸説ありますが…）。

起源を辿るとおしゃれの為ではなく、実用性を考えてのことだったのですね。

現在もビジネスシーンの多くではシャツを出すことが主流となっています。

レディーススーツの場合、中のブラウスがスーツの袖口から見えないほうが

良いというのが主流です。しかしレディーススーツは歴史が浅いため、特に

明確な決まりはなく、メンズライクなスタイルを求めて袖を短くなど、

お好みに合わせて変えていただいても良いと思います。

オーダースーツの場合、袖口の長さもご調整可能でございますので、

ぜひお気軽にご相談くださいませ(^○^)

＜お渡し予定日について＞

フルオーダーにてお客様のスーツ、シャツをお作りさせて頂きますので、

お仕上がりまで約40日前後頂戴しております。

※お選びいただく生地/アイテムによって変動があります。

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