前ボタンってどこまで留めるの?~プロ目線から語ります~
こんにちは、大阪江坂店田村です。
毎日お客様をお見立てしている中で、もったいない着こなしをされている方がいらっしゃいます。
それは、ボタンは一番下まで全部留めることです!
真面目な方ほど「一番下まで留めたほうが丁寧だ」と思われがちなのですが、男性のスーツには「アンボタンマナー」という鉄則があります。

今回は、なぜ一番下のボタンを開けないといけないのか、スーツ屋の視点から分かりやすく解説していきます!
・一番下のボタンを開ける「2つの理由」
1. シルエットが崩れてシワが入るから
スーツのジャケットは、一番下のボタンを外した状態で最も美しく見えるように設計されています。一番下まで留めてしまうと、お腹回りがきつくなり、お腹周りや前に引っ張られるような不自然なシワが入ってしまいます。
2. 生地やボタンホールが痛むから
一番下のボタンまで留めたまま体を動かしたり座ったりすると、生地やボタンホールに大きな負担がかかります。スーツを長持ちさせるためにも、一番下は開けておくのが正解です。
【種類別】ボタンの留め方おさらい
- 2つボタン
- 上のボタン:留める
- 下のボタン:開ける
- 3つボタン(段返り)
- 一番上(衿の折返しに隠れている):開ける
- 真ん中:留める
- 一番下:開ける
- レディーススーツ
- すべてのボタンを留める(※女性のスーツは全部留めて綺麗なラインが出る設計になっています)
- すべてのボタンを留める(※女性のスーツは全部留めて綺麗なラインが出る設計になっています)
スーツをかっこよく着るためには守るべきルールが沢山あり、めんどくさいと思うことも多いと思います。
しかしルールさえ守ればかっこよくなれるということなので一緒に頑張っていきましょう。
明日からスーツを着るときは、ぜひ一番下のボタンを1つ外して、本来の仕立ての美しさを楽しんでみてください!
