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スーツのポケットには種類がある!各種ポケットの用途やマナーについてご紹介します。

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年7月8日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(664日)

こんにちは、プレナ幕張店です。

本日はお客様にお作り頂いたスーツをご紹介いたします。

色柄はネイビーのチェック柄になります。

リネン特有のかすれた色合いが春夏らしさを演出しています。

ご来店、撮影のご協力、誠にありがとうございました。

スーツのポケットの種類①【胸ポケット】

スーツのポケットにも種類があります。スーツを着こなす上では細部の知識も重要になるため、知っておくと良いでしょう。ここでは「胸ポケット」「腰ポケット」「内ポケット」にわけて説明します。まずは胸ポケットですが、胸ポケットは大別すると「ウェルトポケット」「バルカポケット」「パッチポケット」の3種類があります。

・ウェルトポケット

・バルカポケット

・パッチポケット

それぞれについて簡潔に解説します。

ウェルトポケット

ベーシックな胸ポケットといえるのがウェルトポケットです。ポケットの口を口布で縁取りしたスリット状のポケットのことで、ビジネススーツだけではなく礼服にも用いられます。

バルカポケット

バルカポケットの「バルカ」とはイタリア語で船を意味します。バルカポケットは船のように湾曲していることから名づけられました。イタリアの伝統技法であり胸板の厚みを美しく見せるといわれています。

パッチポケット

パッチポケットの「パッチ」は英語の「patch」であり「継ぎを当てる」という意味です。パッチポケットはこの言葉通り布を貼り付けて作られるポケットになります。フォーマルな場ではなく、カジュアルなシーンで着用するスーツに用いられます。

スーツのポケットの種類②【腰ポケット】

腰ポケットの代表的なものは以下の4種類になります。

・フラップポケット

・チェンジポケット

・スラントポケット

・アウトポケット

それぞれについてご紹介します。

フラップポケット

フラップポケットとはフタが付いているポケットであり、このフタのことを「フラップ」と呼びます。フラップが付いている理由はポケットに雨やゴミなどが入り込むのを防ぐためです。フラップポケットはビジネスシーンにおいて最も一般的なポケットといえるでしょう。

チェンジポケット

チェンジポケットとはジャケットの脇ポケットの右上につける小さなポケットのことです。今回「お客様スーツコレクション」にて紹介させて頂いているスーツがまさにチェンジポケット付きのスーツです。チェンジポケットの目的はもともとは小銭などを入れておくためであったといわれています。

アウトポケット

アウトポケットはスーツの生地と同じ生地を上から貼り付けたポケットです。胸ポケットでご紹介したパッチポケットと同じつくり方であり、パッチポケットとよばれることもあります。カジュアルな印象を創り出しますが、最近ではビジネスシーンでも見られるようになりました。

スラントポケット

ここまでに紹介したポケットは全てポケットが水平に付けられています。スラントポケットの特徴は水平ではなく斜めにつけられるという点です。スラントポケットの起源は乗馬であり、乗馬時にポケット内部に入れたモノが落ちないように斜めになったといわれています。スポーティでカジュアルな印象です。

スーツのポケットの種類③【内ポケット】

最後に内ポケットについてご紹介します。内ポケットはジャケットの裏側についているポケットを指します。

左内ポケット

左内ポケットは左側の胸付近にあるポケットのことで、チケットや軽い名刺入れなどを収納するのに適しています。重さのあるものを入れるとスーツのシルエットがくずれる要因になるので注意しましょう。左内ポケットに収納したものは「取り出しやすい」という特徴があります。

右内ポケット

左内ポケットとは異なり、収納したものを取り出しにくい特徴があります。左内ポケットにはまずボタンが付きませんが、右打ちポケットにはボタン付きのものが多く見られ、盗難防止のために各種カードやIDカードなどの貴重品を収納するのに適しています。

左下内ポケット

左下内ポケットは左腰ポケットの裏側付近に位置するポケットです。胸部分にある内ポケットよりも重さのあるものを入れてもシルエットがくずれにくいです。スマートフォンなど比較的重たいものも収納できます。

腰ポケットの蓋、どうしている?

腰ポケットのフラップについてのマナーは意外に知られていませんのでここでご紹介します。一般的には外でスーツを着用する際はフラップを外に出し、室内では内側に隠して着用するのがマナーとされています。

しかし、出入りの多い職場であった場合は毎回フラップを出したり入れたりを繰り返すのは面倒な場合もあります。最低限のマナーとして左右のフラップが統一されていることは確認すると良いでしょう。左フラップが出ているのに右フラップが入っていると、それだけで「だらしない」といった印象に繋がってしまうので注意が必要です。

スーツのポケットには何を入れる?

ビジネスシーンや冠婚葬祭の行事においてポケットに様々なものを入れている方が多くいらっしゃいます。軽いものであればスーツのシルエットに影響しませんが、車の鍵、スマートフォン、財布などを入れるとシルエットがくずれるため注意が必要です。内ポケットについては内ポケットの紹介にて記載済みですので、ここでは「胸ポケット」「腰ポケット」について解説します。

胸ポケット

胸ポケットはポケットチーフ専用のポケットです。ビジネスシーンにおいてペンや名刺などを入れる方がいますが、こうしたものは収納しないのがマナーとなっています。

腰ポケット

腰ポケットもモノを入れるべきではありません。腰ポケットに重いものを入れると左右のバランスがくずれて不格好になってしまいます。また、スーツのシルエットがくずれる原因になり、スーツの耐久面でも悪影響があります。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは1923年創業の老舗オーダースーツ専門店です。仙台と北京に自社工場を構えており、年間12万着ものオーダースーツを製造しています。多くの著名人にも愛用されているオーダースーツSADAの魅力を2つご紹介します。

優れたコストパフォーマンス

オーダースーツSADAの魅力はなんといってもそのリーズナブルな価格です。オーダースーツと聞くと「高いのでは?」と直感的に思う方も多いのではないでしょうか。しかし、オーダースーツSADAは主に2つの画期的な手法で、オーダースーツでありながらリーズナブルな価格を実現しています。

生地購入から縫製、販売までを自社完結

一般的なスーツ製造会社ではまず生地を商社が買い、生地卸業者などを経て縫製工場で製造します。多くの会社が関わるため、最終的なスーツの価格はどうしても高くなってしまうのです。オーダースーツSADAは生地仕入れから縫製、販売まで佐田グループで完結する体制を整えている為、こうした不要なコストを徹底的に排除できます。

先端技術導入による製造コスト削減

オーダースーツSADAではCAD(自動設計システム)、CAM(自動裁断機)を活用しています。これによりスーツの製造工程は究極にまで自動化されています。通常であれば職人が行う様な繊細な作業も自動化されている為、1点もののオーダースーツであってもほぼ職人が関与することなく完成させられます。これが抜群のコスパを発揮できる第2の仕組みです。

フルオーダースーツのフィット感

既製のスーツの場合、体の最も大きい部分に合わせてサイズを選んでいるため、体のすべての部分にフィットするスーツを探し当てることは難しいといえるでしょう。オーダースーツSADAでは体の20カ所もの部分を採寸して仕立てていくため、どんな体型の方でも自分の体にピッタリとフィットしたスーツを手に入れられます。

段返り3つボタン シングルスーツ

生地素材
  • ◯生地《 LINENWOOL 7-3585 春夏生地 》
  • ネイビー チェック
  • ウール88% リネン12%
裏地
ボタン
オプションその他
担当スタイリスト