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春夏に着るスーツはどんなもの?お手入れや保管の方法まで紹介!

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最終更新日
この記事の内容は、
2022年9月18日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(558日)

どんなシーンにも着用いただけるネイビーの無地のスーツを

お仕立ていただきました。

より一層スタイルをよく見せてくれる細身のスタイルがとてもよくお似合いです。

ペイズリー柄の裏地やバイカラーの釦で、遊び心とお洒落感が加わって

とても素敵です。

撮影にご協力いただきましてありがとうございました。

またのご来店を心よりお待ちしております。

さて今回、お客様には春夏向けのスーツをお仕立ていただきました。

季節によって、スーツは様々な点で異なります。

ここからは、春夏用スーツと秋冬用スーツの違いや、春夏用スーツのお手入れや保管についてご紹介します。

ぜひ、この記事を読んで春夏用のスーツに詳しくなり、オーダースーツのお仕立てに挑戦してみてくださいね。

春夏用スーツってどんなスーツ?

そもそも春夏用のスーツとはどんなスーツなのでしょうか?

まずは、スーツの基本となる生地や裏地について解説していきます。

春夏用スーツの生地:「平織り」で粗く織った軽めの生地

春夏用スーツには、主に通気性がよく涼しい「平織り」で織った生地が使われています。

平織りとは、糸を縦横で交互に組んでいく織り方のことです。

近くで見ると若干粗めの織り方に見えます。

糸の密度が小さめに織られているので、比較的重量もありません。

素材についても、サマーウールやコットン、リネンなどといった通気性の良く軽い繊維が主に採用されています。

春夏用スーツの裏地:「背抜き」が主流!

春夏用スーツは、「背抜き」と呼ばれるタイプの裏地が主流です。

背抜きとは、背中の裏地をまるごと取り除いたもの。

単純に裏地がない分、涼しく感じられるのが特徴です。

ただし、裏地がないことによりスーツの背中が摩擦や汗で劣化しやすいというデメリットもあります。

秋冬用スーツとの違い

春夏用スーツの基本について解説しました。

では、実際には秋冬用スーツとはなにが違うのでしょうか?

それぞれを比較していきます。

使われる生地が違う

春夏用スーツに採用される生地は、先ほど解説した「平織り」が主流です。

これに対し、秋冬用のスーツは主に「綾織り」という厚みの出る織り方を取り入れています。

綾織りは密度が高く、綾織りで織られたスーツは比較的重量があります。

素材についても、保温性が高いウールなどで仕立てられることが多いです。

春夏用スーツと真逆の生地で作られていますね。

裏地のつけ方が違う

春夏用のスーツは、背中の部分の裏地がない「背抜き」が基本です。

対して秋冬用のスーツは「総裏」が採用されています。

総裏は背中も含め全体にしっかり裏地が付けられたもの。

暖かいだけでなく、頑丈で摩擦にも強い作りになっています。

ちなみに、秋冬用スーツの中でも涼しめのものの多くは「厚い裏地の背抜き」の仕様をを採用しています。

実は色も少し違う

実は春夏用のスーツと秋冬用のスーツは少し色が違います。

例えば同じネイビーでも、春夏用のスーツの方がほんの少し色が明るめであることが多いです。

このように、春夏の爽やかな雰囲気に合わせた色が採用されています。

ちなみに、季節ごとにリリースされるスーツのデザインを見ても差が感じられるでしょう。

春夏には、ベージュ系やブルー系の明るめな色のスーツが多くリリースされます。

対して秋冬には、ダークグレーやブラウン系のスーツが店頭に並んできます。

季節をイメージした色合いが採用されていることがわかりますね。

春夏スーツはいつから着るのか

春夏用のスーツを用意したのはいいものの、「どのタイミングで切り替えればいいのか分からない…」というのはよくあるパターンです。

明確な基準はないですが、おおよその世間的な基準について解説していきます。

「4月から9月」が一般的

一般的には4月から9月に切り替える人が多いようですね。

気候も年々変わるので、一概に「何月から何月!」と決まっているわけではないです。

昨今のクールビズスタイルのように、環境に合わせて変えていけばOKでしょう。

気温が18度を超えたら春夏用にしよう!

多くの方が「18度」を一つの基準としているようですね。

体形や体質にもよりますが、スーツで動くと汗をかきやすいのはだいたい18度から。

絶対に18度というわけでは全くないですが、自分の中で基準となる気温を決めておくと良いかもしれませんね。

汗をかきやすい季節の毎日お手入れ

汗をかきやすい夏、スーツにも汗が染みついてしまいます。

そんなスーツの毎日の「汗対策」。

おすすめのお手入れ方法をご紹介します。

汗対策①汗を拭き取ってからスチームアイロン

いつでもできる、手軽な汗対策の方法です。やり方を解説していきます。

まず、ハンガーにかけた状態でスーツの汗が染みついた箇所を濡れたタオルで拭き取ります。

この時、スーツを傷つけないようにこすらず、叩くように拭いてくださいね。

拭き取ったら乾くまで陰干しし、乾き次第スチームアイロンで仕上げをします。

この方法でカビの原因になる汗ジミを回避できますよ。

汗対策②ウォッシャブルスーツの使用

春夏用スーツには「ウォッシャブルスーツ」を採用すると便利です。

ウォッシャブルスーツとは、洗濯機で洗っても形崩れしにくいスーツのこと。

夏、汗をかいたら洗濯機で洗ってしまえばOKです。

乾燥はかけられませんが、乾くのも早いのでたいてい翌日にはまた着られて便利ですよ。

夏用に一着持っておくと良いですね。

衣替えしたスーツの保管方法

衣替えしたスーツは、だいたい次の出番まで半年くらいありますね。

そんなスーツを保管する方法は、3通りに分けられるでしょう。

ポイントを押さえてスーツを劣化しないように保管してくださいね!

自宅でハンガーに掛ける

一番手間のかからないのが、ハンガーにかけておく方法です。

スーツをハンガーにかけて保管する際は、形が崩れてそこから劣化しないように気を付けるのが大事です。

そこで、保管の際はスーツ専用ハンガーを使いましょう。

型崩れがしないように、肩の部分が大きく曲線状に作られています。

これを使えば型崩れはほぼ抑えられるはずです。

また、スーツは長期保管の前にクリーニングに出すかと思いますが、クリーニングの際に付いていたビニールは外してくださいね。

このビニールは、あくまでクリーニングが終わったことを証明するもの。

通気性が悪く、湿気や虫食いによる劣化の原因になります。

ビニールを外して、代わりに「不織布製の防虫カバー」をかけましょう。

風通しがよく、虫食いを防げる優れものです。

ぜひスーツの数だけ用意しておいてくださいね。

圧縮袋に入れてクローゼットに保管

風通しのいいところにスーツをかけておくスペースがない場合は、クローゼットに保管しましょう。

とはいえ、クローゼットではどんな畳み方をしてもある程度は折れ目やシワが避けられません。

そこで活躍するのが圧縮袋です。

圧縮袋は通常空気を抜いて使いますが、スーツの保管の際はあえて空気を抜きません。

空気がクッションになって無駄な折り目やシワがつかないのです。

ぜひ圧縮袋を用意して試してみてくださいね。

クリーニングの保管サービスを使う

クリーニングした後そのままスーツを保管してくれるサービスがあります。

邪魔にもならず、クリーニングと一緒に申し込めて一石二鳥です。

自宅で完結する宅配クリーニング+保管サービスもありますよ。

保管が面倒・スペースがない人はぜひ利用してみてくださいね。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは初回19,800円(税込21,780円:2022年10月現在)からオーダースーツをお仕立てできるオーダースーツブランドです。

お仕立てから1か月間は、無料で裾や着丈などのお直しにも対応いたします。

春夏スーツも、秋冬スーツも、オールシーズン対応のスーツどれでもお任せください!

ぜひ、オーダースーツSADAへ来店予約をお待ちしております!

2釦シングルスーツ

生地素材
  • ・素材:ウール70%、ポリエステル30%
  • ・色:ネイビー無地
  • ・シーズン:春夏
  • ・生地番号:7-1502
裏地
  • 裏地:ペイズリー柄、茶
ボタン
  • ボタン:バイカラー・青
オプションその他
担当スタイリスト 佐竹