

ネイビーのジャケットに始まり、ネイビーのジャケットに終わる
皆さまこんにちは!
オーダースーツSADA新宿南口店 成田です。
今回は春夏ジャケットの紹介となります。

今期春夏生地で紺ブレを仕立てました。
ジャケットらしい凹凸のある生地に存在感のあるメタルボタン、特徴的なアウトポケットを組み合わせてビジネスでもカジュアルでも使えるようにしました。
ゴージ位置(衿の高さ)を少し下げてより学生らしく、制服っぽく作ってみました。
思いっきり制服風に作るのであれば、胸ポケットに校章のようなワッペンを付けるのもよいと思います!
”紺ブレ”、皆さまも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
1960年代のアイビーブーム、1990年代のキレカジブームを経て、2020年代、最近のブーム再来で日の目を浴びています。
アイビーは簡単に言うとアメリカ(アイビーリーグ)の学生たちが好んで着ていたファッションスタイル、
キレカジはきれいめカジュアルの略でジャケットなどのきれいめスタイルと、Tシャツ・スニーカーなどのカジュアルスタイルの掛け合わせですね。
(めちゃくちゃ簡略化してます!!!すみません、、、)
最近の流行りだと紺ブレにベースボールキャップをかぶるスタイルが多く見られる気がします!
ネイビーのジャケットに始まり、ネイビーのジャケットに終わる、と、ファッション赤ちゃんながら感じておりますが、本当に便利なんです!
実際に何パターンかコーデを組んでみたので、写真付きで紹介していきます。
~紺ブレ×グレースラックス~

ビジネス使いするのであればこのスタイルでしょう!
落ち着いたトーンのスラックスと合わせることによって落ち着いた大人な印象を出しながら、ジャケットにアクセントとしてついているメタルボタンが柔らかいイメージを演出しています。
写真ではチャコールグレーグレンチェックのパンツを着用していますが、もちろん黒無地でも。
よりビジネスシーンで使いやすくするのであれば、靴をローファーから黒の内羽ストレートチップにするとよいと思います。
~紺ブレ×ライトグレースラックス~

これも定番な組み合わせですね。
パンツのトーンを上げることによって全体的なコーディネートの暗さを和らげ、爽やかさを増すスタイルになっています。
これからの季節、暗い服を着ていると熱を吸収しやすく、より暑く感じてしまいます。
爽やかさ、夏感を出すにはぴったりです!
明度が上がる分カジュアル味も増すため、ネクタイや靴で個性も出しやすいですよ!
(これこそローファー履くべきでした、、、)
~紺ブレ×ポロシャツ・Tシャツ~

トップスを変えるパターンもいくつか紹介します。
クールビズになるとジャケットを着ない方も多いのではないでしょうか!
ビジネスシーンではよくスーツスタイルからネクタイを外しただけのスタイルが多くみられますが、スーツスタイルはシャツにネクタイを締めて、全体的にかっちりと仕上げるのが、ポイントです。
もちろんネクタイを外すだけだったり、シャツ一枚なら手軽で挑戦しやすいと思いますが、
せっかくなら周りとは違う、こなれ感のあるカジュアルクールビズスタイルをしてみましょうよ!
その中でもあまりカジュアル感を全面に出したくない、という方はポロシャツがおすすめです。
反対に、セットアップのインナーとして選ぶのであればTシャツがおすすめです。
ポロシャツは衿が付いていることでシャツに近いかっちり感を演出できるので、よりビジネスシーン向きだと思います。
これまでのスタイルはビジネス向きでしたが、ここからはグッとカジュアルになります。
お仕事で着用する場合は職種・職場によって判断が必要になりますので、私服だと思ってご覧ください!
~紺ブレ×チノパン~

これこそアメトラ!なコーディネートを組みました。
ベージュのチノパンにボタンダウンシャツ、レジメンタルタイを締めてコインローファーと合わせています。
紺ブレブームを経験した方はすごく見慣れていたり、懐かしく感じるスタイルではないでしょうか!
トップスをシャツで合わせるかTシャツで合わせるかによってカジュアル度に差が出ますので、
TPOによってカスタマイズもしやすいですよ!
~紺ブレ×カーゴパンツ~


トップスはデニムシャツ、パンツはミリタリー感のあるカーキのカーゴパンツで合わせています。
ネッカチーフをアクセントとして巻くことで全体に華やかさをもたらしています。
中にしまうと首元に白が入り、紺と緑のかたい雰囲気を柔らかく、爽やかにしてくれます。
シャツと合わせることできれいめ要素を残しながらカジュアルにできます。
これこそキレカジではないでしょうか!
この投稿を書くにあたって紺ブレとカーゴパンツの組み合わせをして何度か出かけたのですが、
紺と緑って意外とまとまるんですね!
同系色なだけありますね。
~紺ブレ×ジーンズ~

同系色でまとめたスタイルです。
ジャケットとジーンズの色の差をつけることで平らな印象になるのを防ぎ、
トップスに明るい色を入れることで重すぎないスタイルに仕上げています。
私服として着るのであればこれが一番挑戦しやすいと思います。
履くジーンズによって全体の印象も変わってくると思います。
写真のような暗めなジーンズであれば全体的にシックな印象、
ライトブルーの明るめのものであれば爽やか若々しい印象になります。
私はこの組み合わせがカジュアル合わせだったら一番好きです!
思いっきりカジュアルで着るときは裾の広いワイドジーンズと合わせています。
数パターンではありますが、スタイリング例を挙げてみました。
見て分かる通り、同じジャケットを使ってもその他のアイテムの印象によってコーデ全体の印象ががらっと変わります。
1着だけでも便利なのが伝わりましたでしょうか!
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(これが一番伝えたかった!!!)
ビジネスでも使うことを考えるのであればサイズ感はタイトめにすっきり、
完全私服用にするのであればお好みのサイズで構いませんが、最近流行りのオーバーサイズで作る事もできます!

最近一目ぼれして購入したピンバッジを付けています。
カメラ好きの私にぴったりで!
オーダースーツSADAではジャケット単品、パンツ単品のご注文も承っております。
残念ながら、ジャケット生地のバリエーションはスーツ生地よりも少ないので、お探しの色柄がある場合はお早めにお越しください!
お渡しまでに平均して40日程いただくので、今の時期がジャケットを作るベストタイミングだと思いますよ!
ここを逃すと真夏は暑くてジャケットなんて着ていられなくなりますからね、
そのあとは冬物に切り替わったタイミングになってしまいます、、、
皆様のご来店お待ちしております。
それでは!