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スーツの素材・価格について

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皆さまこんにちは、オーダースーツSADA新宿南口店でございます。

オーダースーツSADA初めての方からよくいただく質問、価格帯についてご案内いたします。

価格帯は素材の違い産地の違いによって変わってきます。

素材は大きく分けて2種類、ウール100%か、ポリエステル混紡かになります。

~ウールの特徴~

〈メリット〉

・天然繊維のため、柔らかく自然な伸縮性がある
・夏は涼しく、冬は暖かい
 (サマーウールは薄く通気性が良い、冬のウールは肉厚で保温性に長けている)
・シワの回復力が高い
・自然な艶感が高級感を醸し出す

〈デメリット〉

・天然繊維ゆえに採取に手間と時間がかかるため、採取量も羊の数に大きく左右されるため高価な場合がある
・柔らかいためシワになりやすい
・摩擦に弱い(ヘビーユーズすると破れやすい)
・雑に保管すると虫食いのリスク有


近年羊の量が減少傾向にあり、それに伴ってウールの高騰が続いていますが、着心地の抜群に良い素材になります。

シワの回復力を兼ね備えていることで、保管方法や着用頻度によっては10年近く着用できるので、素材で迷ったらまずはウールにするのがおすすめです。

~ポリエステル(混紡)の特徴~

(ポリエステル含む化学繊維には非常に多くの種類がありますが、主に扱われているポリエステル中心にお話しします。)

〈メリット〉

・化学繊維(人工的に生産される繊維)のため、比較的に入手が簡単なため安価な場合が多い
・シワになりにくい
・摩擦に強い

〈デメリット〉

・硬さゆえのシワのつきにくさのため、伸縮性が失われる
・ポリエステル独特の光沢(ポリエステル100%だと物によっては安っぽく見える)
・経年劣化でテカりやすい


ウールと反対に耐久性や大量生産のしやすさを追求しているため、着心地は劣りますが、
安価なこともあり、ガシガシ着たり着潰すのに向いていると言える素材になります。

出張が多かったり、座り仕事よりも外回りが多く一日中歩き回るという方には大変おすすめとなっています。

その他、季節や生地メーカーによってリネンやカシミヤ、シルクなどの繊維もありますが、長くなりそうなので一旦ここまでにします。

オーダースーツSADAで取り扱っている生地価格についても次のブログでお伝えします。

次の更新をお待ちください。

それでは!