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[アーカイブ] 裄丈よりも・・・
この記事の内容は、
2023年6月17日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(684日)
2023年6月17日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(684日)
閲覧、ありがとうございます。
オーダースーツSADA・新所沢パルコ店です。
裄丈(ゆきたけ)。
世間一般では余り耳にしない言葉ですが、
洋服の世界では第7頸椎を起点にして、
そこから手首までの距離のことを指します。
シャツの場合、袖の長さを裄丈で設定するの
ですが・・・実は、
裄丈よりも重要だと思われる箇所があります。
それは何処かと言うと、カフス廻りの寸法です。
裄丈が短いのは論外ですが、裄丈というのは
本来的には少しくらい長めでも何の支障もなく、
肝心要なのは、カフスのボタンを留めた際、
手首にしっかりとフィットして、手のひらに
落ちていかないことです。
つまり、手のひらに落ちないサイズであれば、
多少の長さは「問題にもならない」のです。
オーダーシャツを作ったのに、
裄丈が少し長く感じた場合は、長さよりも
カフスが手首にしっかりとフィットしているか
どうかを先ずは確認してみてください。
裄丈はゆとりを考慮して、手首の骨である
尺骨茎状突起から3~4㎝下を終点として
設定している為、ボタンを留めなければ
当然のように「長い」ので、長く感じる時は
基本的にはカフス廻りの寸法に問題がある
と考えて差し支えないと思います。
それに関連して、見落とされがちなのは、
アジャストボタンの存在です。
アジャストボタン付きのデザインを選んだ
場合、カフスに2個付いたボタンの内、
手前ではなく、奥のボタンで留めて下さい。
ゆるめたい時には手前のボタンで。
以上、参考にしていただけますと幸いです。