

スーツのベントって?
こんにちは!オーダースーツSADA新横浜プリンスペペ店です。
今回はスーツの部位に関しての豆知識です!
ぜひ最後までご覧くださいませ。
スーツのベントって何?
スーツの後ろ側を見ると、裾の真ん中や左右に切れ込みが入っている事が分かるかと思います。
これが「ベント」と呼ばれる部分で、動いたときの余裕や見た目を整えるために付けられています。
実は、このベントにもいくつか種類があり、それぞれに異なる歴史的背景と機能性があるんです。
そもそもベントの起源はというと、乗馬が日常的にあった時代の紳士服にさかのぼります。
足を広げて座った際に、スーツの裾が動きを阻害したり、乗馬の動きそのものの邪魔にならないように切れ込みを入れたことが始まりとされています。
現代ではこの実用的な工夫がスタイルの一部として定着し、スーツの雰囲気や着心地を左右するものになっています。
センターベント
センターベントは、ジャケット背面中央に一本の切れ込みが入ったスタイルです。
これはアメリカントラディショナルのスタイルで定番なデザインで知られています。
元々は乗馬の際に裾が左右に開きやすいように設計されたもので、実用性を重視したデザインです。背面がすっきりと見え、誰にでも似合いやすいため、就活やビジネスシーンではこちが多く使われています。

サイドベンツ
サイドベンツは、ジャケットの左右の腰のあたりに切れ込みが入ったスタイルです。
英国風のデザインの代表的なディティールと言えます。
これもまた乗馬の名残で、左右に切れ込みを入れる事でベントがたなびき、後姿がきれいに見える設計となっています。
動きやすさに加えて、腰回りのフィット感が高いためクラシカルで貫禄のある印象を作ることができます。

いかがでしたか?
今回はスーツのベントについて書いてまいりました。
お作り頂く際にはぜひご参考にしていただければ幸いです。
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