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クラシカルなスーツにするオプション

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こんにちは!オーダースーツSADA新横浜プリンスペペ店です。

今回はオーダーをより楽しんでいただく為のオプションについてご案内していきます。

ぜひ最後までご覧くださいませ。

本切羽のはじまり

本切羽はスーツの袖のボタンをフェイクのものではなく本当に開くことができるようにするお仕立てです。通常、スーツは袖まくりで着ることはありませんし、開くからと言って機能的になるという事もございません。

ではなぜ、今日までこういった仕様が残っているのでしょうか。

本切羽が生まれたのは19世紀ヨーロッパで、軍医が負傷兵を診察する際に袖をまくり上げられるように機能的にしたことがその起源と言われています。

それが騎兵や貴族の礼装にも採用されていき「良い仕立てには本切羽がつきもの」という認識が徐々に広がっていきました。

ボタンをはずして実際に袖が開くようにする構造は長らくミシンでの再現が難しく、手作業での高度な縫製の証としてビスポークのスーツに採用されてきたのです。

現代における本切羽

もちろん、先述したように現代では袖をまくるといった実用性はありません。

それよりも「仕立ての良さを示すディティール」としての意味が大きく、上質なスーツの証明として本切羽が現代にも息づいています。

そこからさらにボタンを一つだけ外して着るスタイルは洒落感の演出として定着し、同じようになりがちなビジネススーツに控えめな個性を与えてくれるポイントにもなります。

ミシンの性能も向上しているため、既製品にも採用されることが増えてきたものの、職人の調整が必要になるため安易に丈の直しができません。

袖丈の詰めが難しくなることやコストがかかるなど、現代でもやはり高級なスーツにしか採用されない物となっています。

せっかくのオーダーですので、些細な洒落感と高級感で演出してみてはいかがでしょうか?

現在オーダースーツSADAではご注文頂いてからお客様のお手元に届くまで1ヶ月と2週間ほどお日にちを頂いております。
着用のご予定がある場合は余裕をもってご来店くださいませ。
ご予約はWEBだけでなくお電話でも承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

オーダースーツSADA 新横浜プリンスペペ店
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