ベントの種類と印象
こんにちは!オーダースーツSADA新横浜プリンスペペ店です。
今回はスーツの後ろ側の切れ込みである「ベント」の種類に関してのご案内です。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
ベントの役割と発祥
ベントは先程の紹介でも触れた、スーツの背面に入る切れ込みの事です。
もともとは乗馬服でもあったスーツの動きやすさを出す為に生まれたディティールで、馬にまたがったときにも裾が広がって腰を保護してくれる実用的な構造でした。
現代でもその名残としてスーツの背面に切れ込みを入れる文化が残っているという訳です。
今は馬に乗ることもありませんので、動きやすさというよりも立ったり座ったりする際のシワを軽減し、ジャケットのラインを美しく見せる目的の方が主流となっています。

センターベントとサイドベンツ
センターベントは、アメリカで普及した実用性重視の仕様で、動作に柔軟性がありビジネススーツの主流となっています。(上記画像)
一方、サイドベンツは英国騎士の乗馬服が起源とされ、腰から裾までのラインがきれいに見えてドレッシーな印象になります。
サイドベンツの方が歴史が深いこともあり、クラシカルなスーツには欠かせないディティールとして支持されているものでもあります。

現代となってはこの二つに大きな機能的な違いはありませんので、ご自身の着たいスタイルやシルエットに合わせて、お好きな方を選んで頂くのが最適です。
現在オーダースーツSADAではご注文頂いてからお客様のお手元に届くまで1ヶ月と2週間ほどお日にちを頂いております。
着用のご予定がある場合は余裕をもってご来店くださいませ。
ご予約はWEBだけでなくお電話でも承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
オーダースーツSADA 新横浜プリンスペペ店
【営業時間】10:00~21:00
【電話番号】045-534-6290
