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[アーカイブ] 春夏、秋冬スーツの違い

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年1月10日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(842日)

こんにちは!オーダースーツSADA津田沼パルコ店の秋葉と申します!

 

本日お仕立てした時のお渡し日は

3月上旬のお渡しとなります。

ご着用日が決まっているお客様については1度ご相談ください。

 

いつもご覧頂きありがとうございます!

オーダースーツSADAも秋冬生地から春夏生地の入替が段々と近づいてきました!

新型コロナウイルスの影響などもあり、確実なお日にちはお伝えすることは出来ませんが、オーダースーツSADAでは2月から3月にかけて秋冬生地から春夏生地に入れ替わることが多いです。

本題の秋冬生地と春夏生地で何が違うのかをご説明させていただきます!

 

春夏生地の特徴

春夏生地は生地自体が平織りと呼ばれる折り方で織られることがほとんどです。

こちらが平織りの生地(春夏の生地)になります。

平織りにも様々種類がございますので一概にとは言えませんが、イメージとしては網戸のように生地が織られている物が平織りのお品物です。

平織りで織られた生地は通気性が良い生地になります。主観になりますが綾織(秋冬生地)よりパリッとした生地感になり、カサカサした手触りになることが多く感じます。また織り方の性質上綾織(秋冬生地)より光沢感は少ないです。

また生地の厚さなども変化してきます。スーツ生地は150㎝×100㎝の長さの生地で生地が何グラムあるかで生地の厚みや質感を判断することが多いです。この重さが目付と呼ばれる物です。春夏生地で210~240g程度のお品物が多くみられます。ブランド様や生産を行っている国の気候によって変わってきます。

中外国島2022SS

上記は中外国島様の2022春夏ベストセレクションの生地になり目付は230gとなっています。

 

秋冬生地の特徴

秋冬生地は生地自体が綾織りと呼ばれる織り方の生地が多く生地自体に起毛加工を施したり、紡毛糸と呼ばれる糸を使用たり、保温性を高めたお品物などが見られるのが秋冬スーツの特徴です。

 

こちらが秋冬の織り方(綾織)の生地になります。

綾織はデニムのような織り方で有名物などでいうとツイルやギャバジンがこちらに当たります。

実際スーツ生地としてツイルで作られたものも多くみられます。

綾織の生地は風を通しにくくなります。主観になりますが平織り(春夏生地)より滑らかな生地感になり、光沢感も出やすくなります。

秋冬生地の目付の基準は260~370g程度のお品物が多くみられます。

中外国島2022AW

上記は中外国島様2022秋冬ベストセレクションになり、目付は左から240g、290g、360gとなっています。

秋冬生地として販売されている物でも生地の厚みは生地ブランドによっても変わってきます。

オールシーズン生地

オールシーズン生地は織り方を秋冬の織り方で、目付を秋冬と春夏の中間で作るようなお品物です。

ただ日本の場合は四季があり実際オールシーズンの生地でお仕立てでも夏は少々暑く感じたり、冬は少々寒く感じる事もあるのがオールシーズンの生地になります。

こちらが弊社で展開しているオールシーズンの生地になります。

 

商品として、上のSOLIDが真冬を避けたスリーシーズンご着用できるもの、下のBAY BRIDGEが真夏を避けた3シーズンご着用できるものになっております。

日本は夏と冬で寒暖差が20度もある為、すべてのシーズン着用出来るお品物を作るのは大変難しい物です。

 

ぜひお手に取って生地の違いをお客様ご自身で感じて頂き自分にあった生地でお仕立て頂ければ幸いです。

スタッフ一同全力でサポートさせて頂きます!

オーダースーツSADA津田沼パルコ店でお待ちしております!